春がそこまで

iPad/iPhoneのサロンで、自分の担当の時間に、
「どうしますか?あなたのデジタル遺品」というテーマを取り上げました。
なにしろ、講師も受講生もみな世に言う高齢者です。
(世に言う高齢者の範疇に無い人がほとんどだけど)

ある意味で、若者よりももっとデジタルの世界に浸ってきたかもしれない。
何しろ、若者たちが生まれたばかりの頃から、
ずっとコンピューターに触れていた我々の歴史とその資産はとても大きいはず。

いろいろなアカウント、あれもこれもと数え始めたらぞっとします。
いつの間にか増えてしまった自分のアカウントを整理する。
出来るうちにやれることはやり、
やれないことは、後を引き受けてくれる人に分かりやすく整理しておこう。

そんなことを、いろいろなサービスの特徴を例にしながら説明しました。

で!
自分は何もやってない・・・(汗)
ネット上に浮遊する自分のSNSやブログ、Webサイト・・・
天国に、削除ボタンはありませんから・・・

ということで、このさんぽ道ではない、もうひとつのブログ、
「さらさらsarasa」は近々のうちに閉鎖しようかな、と思いました。
何しろ、まったく更新していないし。

そんなこともあって今日は、2005年の2月スタートから、
いったいどんなことを書き綴っていたのだろう? 
削除する前に、一度全部読み直そう・・・とページをクリックしていました。

まずは2005年の1年間をずらーっと読み直しました。
もう、ビックリ! よくまあ、こんな・・・
特に、コメント欄での他の方たちとのやりとりには、
ネットのsarasaになりきって、ちょっとすましたぶりっ子(?)状態で、
読み直すほどに、背中がこそばゆくなりました。
でも、一生懸命だったことは間違いなく、皆さんの話をちゃんと聞いて、
ちゃんと答えていたけれど、だけど・・・ひたすら赤面しかない。

でも、懐かしかった。

それとは別に、今よりもなんと言葉が豊富だったのだろう。
ひとつひとつの事がらや風景、出来事に対して、
感じる思いを表現する言葉が、今よりずーっと豊かだった。
では、今の私はなんなのだろう? 単なる老化で言葉を忘れた?
それとも、年を重ねて物事への感動が激減した・・・? 涙・・・

盛んだったコメントのやりとりに、やがて疲れて、
コメント欄を閉じたのはいつだったのか?
コメントで誰かに褒められることが、一番苦手だったしね~

と・・・1年間を読み直して、まだまだ先は長い。
全部読み直してから、削除・・・・?
うむ、ちょっと、もったいなくなってきた。
これは、赤面ブログだとしても、誰に迷惑かけるわけではなく、
誰のことも何のことも、特に危害を加えていない、はず・・・
たとえ、私がこの世から消えても、こんなブログがネットの海を泳いでいても、
いいかな~(^^ゞ

え! 講習した内容に反してる? いいのかな?

庭の梅が咲き、春を告げています。
半身不随のようになって1年間、でも、春はいつものように来るのです。

映画と講座と

10年をはるかに超えて、とっても久しぶりに出かけた場所。

ご近所さんならみんな知ってる線路際のあのTSUTAYAです(^^ゞ
あの頃(いつだった?)は、レンタルショップでDVDを借りていました。
けっこう頻繁に出かけては、見たい映画を借りてきて、
返却するときには、また、つい別の映画を借りてしまう。
あ~期限が切れる~ と慌てて返却ボックスに返しに行くことも何回あったかな。

いつのころからか、映画はAmazonなどになってしまい、
この場所は、すっかり遠くなりました、が
どうしても、レンタルしてこなくてはならない用事があって、
あらたに入会して、ずらっと並ぶ映画の棚から必死で探してきました。

シニアのNPOの活動の中で、楽しみだけを追究する同好会。
その中のシネマ好きの集まる同好会に、
つい(^^ゞ 推薦してしまったのでした。
たまには、ハラハラドキドキだけのアクションも、見なくちゃね。

こちらは、昨日のiPhone・iPadの講座。現在はオンライン講座ですが。
本講座では担当の講師は6名。オンラインでは5名が手分けして講習。
私は、参加者と一緒にZoomを見るだけで、楽していました。
オンラインの講座なんて難しすぎて、逃げいたのですが・・・
とうとう逃げ切れずに、初級の基礎講座を担当することに。
対面で指導するのとは大違い。
特に基礎的なテクニックの説明は難しい。
参加者は50名を超えて、しかも、その方たちの反応が分からない。
冷や汗いっぱい、ドキドキがとまらない、状態でした。
それでも、終わった後に、
とても参考になったという声が届いてほっと一安心でした。

コロナ感染症のおかげで、いろいろなことを学ばせてもらっています。

受講された方が、ご自身のiPadで撮ったスクリーンショットを送ってくれました。
自分じゃ分からない、みなさんの見ていた画面です。

本日もお手伝い

IT講座のサポートのためセンターへ着いた途端、
リーダーから「ちょっとZoomに入ってみて」との指示が飛んできて、
あたふたとiPhoneからZoomに接続したところです。
PC(Surface)の上にiPhoneを置いて、そこから参加です。

会議室のスクリーンに室内を写したZoom画面が投影されていて、
そこに、何?何?とわけもわからず参加した私が大写し(^^ゞ
カメラの位置が違うとこんなに違うアングルになる、不思議な光景・・・
と思ったので、自分のiPhoneのZoom画面をスクリーンショット!
「ハウリングするかな? ちょっとしゃべってみて」とリーダーの指示。
でも急にしゃべろっていったって・・・ 「こんにちは、聞こえますか?」
なんてことしか話せない(^^ゞ

今月はエクセル講座ですが、来月はZoom講座をやるらしい。
リーダーはその準備にあくせくしていました。

コロナ自粛の日々になって、Zoomはその株価を大きく上げたらしい。
多くの人たちが、コロナ以前には触ったこともなかったツールです。
そして、Zoomだけではなくその他も含めたオンラインアプリの普及は、
仕事の形態を変え、世の中の流れさえも変化させています。
コロナが落ち着いても、この流れは続き、
それが東京などの都市集中を崩していくことになれば、
コロナもちょっとは罪滅ぼし?

エクセル講座は、
90歳代で初めてExcelを触るという男性が参加していて、
ほとんどつきっきりでお世話しました。
そして、とても感謝していただいて、お礼をいっぱい言われて帰られました。
来週も続きがあります。
団体のお仕事をされている方だと思うので、
少しは役立っていただけたらいいなと思いながら、またヘルプにがんばります。

非日常的一瞬

2月21日を最後に、ずーっと訪れていなかった場所。
それまでは、週に2~4回ほどは通っていたのに、突然のシャットダウン。
通路の奥の右側に、私が参加しているNPO事務所のドアがあります。

約6か月と20日ぶりにそのドアを開けました。
そして、会議室にはいつものメンバーが、オンラインではなくその場に座っていました。
なぜだろう。ものすごく不思議な違和感。
iPadやPCの中ではそれらの顔を見て、ずっと話をしていたのに、
目の前にいて、「こんにちは、ひさしぶりです」と挨拶を交わすことが、
ものすごく奇妙に感じられて、一瞬、鳥肌がたちそうだった。

すぐに慣れたけれど、奇妙な一瞬だった・・・

オンラインと違って、リアルの会議は細かいことまで提案でき、
それぞれの表情がくっきりと「Yes」「No」を表していて分かりやすい。

半年前にはなかったアクリルの飛沫防止版が会議室のテーブルに設置され、
全員はマスクを通しての会話になる。
それでも、長い間のうちに生まれていた気持ちの隔たりも、意見の溝も、
多少は埋められた気がする。

人と人は、まず、相手の熱を身近に感じながら会話をすることがとても大切なのだと、あらためて思う会議室でのリアルミーティングでした。

もうすぐアップデートされるiOS14
また、いろいろ新しくなり、楽しみだけど戸惑わないようにしなくては。

ビデオ会議

今日は、センターでのIT講座。
とはいえ、参加者はみなオンラインのビデオ会議から。
そのビデオ会議の参加や設定、使い方を講習する講座でした。

私は、サポートチームとしてセンターで参加。
分からなくて困る人に対応する役目だけど、
ほとんどお役に立たず、おしゃべりに参加してるだけでした。
まあ、そこに居ればいいのだと勝手に思ってる(^^ゞ

下の写真はセンターの入口、まずはここを通らないと。
体温を測って消毒して・・・
※この写真、友人が撮ってFacebookに載せたものをいただいた(^^ゞ

着いたばかりで、SurfaceGoをセットして、マウスを探してるところ。
知らないうちに撮られて、Facebookにアップされてましたが、
しっかりそれもいただきました。

私は何もせず、座って画面を眺めてるだけ・・・

仲間のパソコンで、会議室風景を紹介していました。
サポートチームはみんなマスク。

使ったビデオ会議システムは、GoogleのMeetです。
Zoomはセキュリティが・・・と、サポートチームの人は敬遠します。
でも私は、Zoomを使ったミーティングが一番多く、
比較すると、Zoomが使いやすいなあと思うのだけど・・・

ちなみに、シニアのNPOでは、MicrosoftのTeamsを使います。
セキュリティは一番信頼できるそうです。
これはまた、参加の段階から、使い勝手も含めて、なかなか慣れが必要、
あまり好きではないのだけど・・・
私の好き嫌いを言ってる場合じゃないですが。

雨上がり

深夜からかなり降り続いた雨もあがり、
庭に降りて、紫陽花の花房の刈り取りをしました。
来年もまたたくさん咲いてね、と声かけながら・・・

毎週1回の、楽しい仲間とのZoomミーティング。
この日は、Googleの3D動物で遊びました。
去年にはできるようになっていたらしいけれど、知らなくて。
今更ですが、みんなで遊びました。
イヌ、ネコ、パンダ、ペンギン~~~~ ヘビ、タコ、、、etc

以前から、3Dで動物を表示させることはできていたけれど、
その精度が抜群に上がっていて、驚きでした。
みな、子供のようになって、あれこれやっています。
我が家に出現した動物を写真に撮ったり、動く姿を動画に撮ったり。
飽きずに遊んでおりました。

iPadでみんなとあれこれZoomしながら、
手元のiPhoneでネコを目の前に出現させて、iPhoneで写真を撮ったとこ。

瞑想入門

今日のオンライン講座は「瞑想入門講座」でした。

もう、iPhone・iPadサロンとは相当離れているイメージですが、
オンライン講座という場がなかったら、触れるチャンスもない世界。
山本直さんという講師をお迎えして1時間ほどの瞑想入門です。

瞑想がどういうもので、そして瞑想を行うことでどのような変化が起き、
どのように道が開けていくのかをお話しされ、
参加者も講師のリードに合わせて、10分の瞑想を行いました。

「私たちは心ではない。心は私たちの道具である」

ともすれば、心にとらわれて、ああでもないこうでもないと悶々とする日々。
でも、「私は心ではなく、心が私の道具であるのだ」と思うことは、
ものすごく、新しい感覚かもしれない。

「ソー」と言いつつ息を吸い、「ハム」と言いつつ息を吐く。(声は出さないで)
心にとらわれないで、静かに、普通に、呼吸するだけ。
やがて、自分が何ものにもとらわれない世界へと昇れるのだそうだ、けど・・・

瞑想を初めて数分は、静かに静かに呼吸していて、いい感じだったけど、
木曜日の燃えるごみの回収が家の前を元気よくやってきて、
夫が隣でなにやらゴソゴソ音をたてて、
極め付き、ピンポーンと宅配便がやってきました。
宅配便は夫が玄関で受け取っていたけど、さすがにもう瞑想どころじゃなく。
これはまさに「迷走」だわ、と自分で思って可笑しくなったり。

Zoomでのオンライン瞑想。参加者は38人くらいだったか。
みなさん、iPadなどの前で、静かに瞑想されていたと思います。
とても良い経験でした。

講師の方のPowerPointですが(右下が講師の方です)
「発表者ツール」をONにされていたので、画面が正しく表示されていませんでした。
残念・・・

そして今日から、iPadにマウスを接続して使っています。
オンライン会議の時に、手元にあるマウスでiPadを操作できるので、
すごく便利になります。
ボタンをタップしようとして、自分の顔が、突如ドアップになることも無いし(^^ゞ

少しずつ再スタート

昨日、ITサポートチームの一員として、
一応のお手伝いをしているセンターで、登録団体向けのIT講座が開かれました。

講座は「WEB会議体験会」というテーマで、
体験会に参加する人は、自宅などの機器類から接続します。
WEB会議のツールはGoogle Meetです。

というわけで、新型コロナウイルスの感染拡大で、
自粛生活が始まって以来、まったく現場での仕事はしていなかった私も、
おそるおそる、センターの仲間が集まる場所へ出かけました。

センターはいつもかなり混雑しています。
いろいろな団体が会議をするために、2つの会議室やフリースペースに集まります。
今はどんな状況か分からなくて、とても心配でした。

でも、そんな心配も思い切り小さくなってしまうほど、
センターの感染防止対策はしっかりとられていたし、
それに、とても空いていました。
時々オンラインで話をしていたとはいえ、
久しぶりのメンバーの顔を直に見て、話して、笑って。
やっぱり、人と接することっていいな~

受講する人はオンラインで。私たちは会議室でサポート(?)

ほとんどサポートの必要もなく、
一緒に勉強していました。初めてちゃんと使ったGoogle Meet
いろいろなオンライン会議のツールがあり、どれも使い勝手はそれぞれです。

今日は時間も短く、終わって帰宅するところです。
こんな感じで閑散と・・・

また、少しずつあれこれ仕事が戻ってくる?
いえ、もうひとつかふたつでお願いしたい。
気力・体力、もう復活できないほど落ち込んでいます(^^ゞ

※講座の写真はどれも、仲間たちがFacebookにアップしたもので、
それをいただいてきました。みんな怒らないし。

欲しいものは時間

先日、自分たちが開催しているオンライン講座で、
(私は何も仕事していないけれど・・・)
若宮正子さんの講演会がありました。

「欲しいものは時間、有り余っているものは好奇心」若宮さんの言葉より

2016年にスマートフォン用ゲームアプリを開発。
アップルCEOのティム・クックから「世界最高齢のアプリ開発者」と紹介されて一躍有名になった方。
とはいえ、私は、Facebookやホームページなども見ることなく、どんな方なのかぜんぜん知りませんでした。

私たちのチームのリーダーか親しくされているということでオンライン講座にお迎えし、
初めてじっくりとお話を伺ったのでした。

そのお話は、とても魅力あふれるものでした。
開発されたゲームに至る知識や技術の話、注目された経緯などの話かと思っていたら大違い!
そんなものは、若宮さんにとっては楽しい遊びのひとつで、大したことはなかったのです。

話は「エストニア」の電子政府のことが中心でした。
領土がなくても、国家は作れる・・・
バルト三国で一番小さい国「エストニア」は世界で最もITの進んでいる国でした。

その興味深い話もさることながら、
若宮さんのこういわれたことが、ものすごく印象に残りました。
「私は有名人になったでしょ。(少しも偉そうに言うのではなく)
どこかの組織の中を見学したくても、
普通の人なら外側からちょっとしか見せてもらえないけれど、
その時私は有名人だったから、エストニアの政府組織の奥深くまで見せてもらえたのです。
だから、有名人でちやほやされるのは、せいぜい1年くらいなので、その間にできる限りいろいろなところに行って、いろいろなものを見てきたいと思ってるんですよ」

そうして、好奇心の塊になって世界中を飛び回る1935年生まれの若宮さんに、
ただただ感心するばかりで聞き入って(見入って)しまいました。

でも、だからって、自分の生活がすぐに変わるわけじゃないのだけど・・・(^^ゞ

若宮さんとは遠く及ばないけれど、私たちだってこんなふうに(^^)v
「おばあちゃんたちのオンラインミーティング」です。
大笑いしながら、あっというまに2時間が・・・
電車の車内を背景に使って、電車に乗ってる気分でおしゃべり。
早くみんなでどこかへ出かけられるようになりたいね・・・と同感しあいました。

今年は桜のころから何度も通るこの道も、すっかり緑が深くなりました。

とっても久しぶりに、庭に子供の声が響きます。
2か月半ぶりに会った孫たち。
もうきびしい自粛生活にもどりませんように・・・

新年会2

雨で、とじこもり中。
どんな天候でも、仕事や学校に行かなくてはならない人たちには、
こんな甘い環境にいて、申し訳ない気持ちです。
一応、これからPC作業はする予定です。
(ほんとうはKindle読みたいけれど)

「新型コロナウィルス、感染広がる」のニュースが続きます。
いたずらに騒がない・・・と言われても、脅威は消せません。
都心や人の集まるところで過ごすことの多い人たちは、
(我が家の家族のことだって同じ)
マスクに手洗い、とそんなことしか防衛できないのでしょうか。
防護服で患者に接しているシーンをニュースで見るたびに、
背筋がゾクゾクとしてしまいます。


夕べはもうひとつの新年会でした。
友達少なくお付き合いの狭い私。これで新年会も最後です。

iPad・iPhoneのサロンの講師たちです。
(写真は一応ぼかしました)
おひとりだけ、病気入院中で欠席。その他は全員集合。
現在講師を休んでいる方も出席されました。
最強メンバーかな。

ずっと継続しているサロン。
満員なので新たな募集はできず、受講生は固定しています。
新しい方が入らないということは、
講師はいつも、常に新しい講習を用意しなくてはいけなくて、
みんなほんとうに大変です(私も!)
でも、元来が好きなことなので、楽しくやってはいますが。

横にいるリーダーは私たちより10歳くらい上。
この方との接点が無かったら、このサロンは生まれませんでした。
もっともっと元気で、もっともっと頑張っていただかないと。

というか、私の方が先にダウンしそうだけれど・・・

iPhone、iPad、楽しい世界をこれからも!