愛しい時間

10月末の週末に、何か月ぶり(数えるのも哀しい)で過ごした時間。
それぞれの夫が車を運転して、
都内からきた長女と孫たち、
550キロの道を走ってきた次女と孫、
久しぶりにみんなが集まって、大騒ぎで楽しい週末でした。

束の間の幸せな時間はあっという間に過ぎ去って、
それぞれがまた自分たちの生活に戻っていきました。

私の作業机には、かわいい人形がちょこんと座っていたけれど、
それも、今は事務用品が乱雑に並ぶ殺風景な机に戻っています。

あたりまえの日常が、突然書き換わって、
会いたい人にも気楽に会えず、
行きたいところにも、以前のように無防備では出かけられない。
徐々に落ち着いてくるのかと思っていたけれど、
どうやらそうはいかないらしい。
世界を見渡せば、自分たちだけ大丈夫、なんてなんの保証もない。

今まで知る感染症とは、やはり大きく違うウィルスなのだと、
あらためて認識するしかない。

そんなだから、束の間でも会えたことに感謝です。
娘たちと孫たち家族に。
次にみんなで会えるのはいつだろう・・・

来るときは車で送ってもらった都内の長女と孫たちは、
仕事に忙殺された父親が迎えに来られないので、
ロマンスカーで帰りました。
江の島から北千住まで乗り換えなしのロマンスカーです。
日曜日の夕方、たった1本走るだけ。
でも、空いていて、終点までこんな感じだったとか。
これなら、安心、良かった・・・