摂政

「摂政」という役職名が、現代も生きているなんて、思ってもみなかった。
歴史の教科書に出てくる「摂政」「関白」という文字の並びでしか、
頭に浮かんでこないもの。

★Wikipediaより
『摂政(せっしょう、英:Regent)とは、君主制を採る国家において、君主が幼少、女性、病弱、不在などの理由でその任務(政務や儀式)を行うことができない時、君主に代わってそれを行う(政を摂る)こと、またはその役職のことである。』

聖徳太子のときから規定されていた役職で、
現代も、皇室典範にはちゃんと記述されているのだそうです。

★Wikipediaより
『1947年(昭和22年)施行の日本国憲法、新皇室典範でも摂政の制度が定められた。日本国憲法の定めるところでは、摂政は、天皇の名でその国事行為を行う職であり、国事行為に関する権限は天皇と全く同等である。』

今、にわかにこの「摂政」がニュースを賑わしているのは、
もちろん、天皇陛下のご意思が表明されたことによります。
天皇陛下のお気持ちに少しでも添うようになるといいけれど、と
さんぽ道にも書いたけれど、
事はそう簡単にいかないみたいです・・・

社会科、特に歴史の点数はいつも良くなくて(^^ゞ
大の苦手だったから、「摂政」なんて文字を見るとゾッとします。
だけど、なぜか歴史小説・歴史ドラマは大好き!
エンターテイメントになると、楽しいのよね!

※「摂政」でまっさきに思い浮かんだことがあります・・・
中国の清朝では、西太后が光緒帝在位時に
垂簾の後ろから、帝を抑えて、
政を行っていた垂簾聴政と呼ばれる「摂政政治」を行っていた
・・・ということを。
「蒼穹の昴(浅田次郎原作)」を読んで知ったことでしたが(^^ゞ