ON THE ROAD 2022  パシフィコ横浜国立大ホールへ

12月はプレッシャーのかかるスケジュールがいっぱいで、
少し憂鬱になりそうな中、唯一最大の楽しみがもう終わってしまった。
もう一度巻き戻ししたい気分です。

3日の土曜日、コロナ過以来3年ぶりに訪れたみなとみらい。
何かにつけてよく出かけていたみなとみらいへ、行くと言うだけでもちょっとワクワク。
散策もしようと、家を早めに出ました。

この広がりがなんともいえず懐かしい。
でも、ロープウェイは初めて見ました。

搭乗ゲートには若い人たちが並んでいました。またいつか乗れるかな。

あちこちにクリスマスツリーが飾られていました。季節だものね。

散策は後回し。とにかく目的の大ホールを確認しないと。
そして、ツアートラックを探さなくちゃと。

ありました。
まだ時間が早かったので、人もまばら。
写真もしっかり撮って(^^ゞ

そのうち人々が集まってくると、こんなだから撮れないし。

そして・・・

開場時間を待つ人々。
列に並ぶ人、まわりでゆっくり座って待つ人。
待ち合わせをしているらしき人、スマホで連絡している人。
なりきり省吾さんも来ていて、ギターをかきならす音と歌声も。

ホールの中は、特別な雰囲気です。
多くの人が、何年振りかのライブだし。
(今年の1月に武道館2Daysがあったけど、幸運な人は少ない)
それぞれが、膨らむ期待を胸に、その時を待っているから。

ホールに入ると撮影は禁止です。
だから、ライブ専用のWebサイトに、毎回その日の会場写真が掲載されます。
この写真はSNSでもどこでも、貼り付けてOK

チケットレスで、ゲートを通って初めて自分の席が分かります。
ドキドキの座席番号!
1階席の真ん中あたりの中央でした。
2階や3階まであるので、1階で良かった!

拍手と大歓声(ほんとうは声を上げるのは最小限度にと)に包まれて、
1曲目のイントロが流れます。
もちろん、いっせいに総立ち。
そして、それから2時間45分、充実した時が一気に過ぎて、
2度のアンコールの後に、会場のライトが点灯されるまで、
日常を完全に忘れてライブに酔い続けます。

会場を見回すと、40代、50代の夫婦カップルが多かったです。
私の両隣、その前の列、みんなご夫婦でした。
でも、20代、30代の男性や女性。
そして10代や小学生まで、どうみても彼らも大声上げてるな~と。
まあ、私と同じくらいの人も居るには居た(^^ゞ

バンドのメンバーはもう20年近く変わっていないはず。
その安定した音の中で、なんと伸びやかな声で歌うのだろう。
この年で、こんな声が出せるのは、日ごろどれほど鍛錬していることか。

そして、いつもに変わらず誠実な語り口。
この日は、お姉さんが会場に来ているということで、
子供時代の(広島で)貧しかった日々の話や、
時には贅沢をして過ごした家族のことを紹介していました。
会場のお姉さんはきっと涙していたことだろう。

時間は残酷で、終わりは来ます。
終わった途端に、またライブに来たいと思うのはいつものこと。
でも、来年はアリーナツアーをするとみんなを沸かせていました。
また来れる。

と、長々と書いてしまったけど、
熱いライブが終わって外に出ると、海風が冷たく心地よく、
ぷかり桟橋の灯りがとてもきれいでした。
しばし眺めてから帰路につきました。

ところで、
パシフィコ横浜国立大ホールとその周りや臨港パークはこんな風になっています。
この辺りはあまり来たことが無かったです。
広々として良い所でした。