あの時代(1970代)は、写真が世の中に大きなエネルギーを与えた時代でした。
時代を切り開いていったカメラマンが多く世に出て、
映像は、まさに新時代へ突入していきました。
ちょうど私が大学のころ。一応カメラなどを触っていた青春時代。
特に、資生堂のポスターのセンセーショナルな構図と色。
そして、見るものを強く惹きつけるモデルたち。
その一人に山口小夜子がいました。
彼女の資生堂のポスターを撮り続けたのは横須賀功光。
あの、まわりをすべて拒否するような強いまなざしは、
新しい時代そのものでした。
世界の一流モデルたちの中で、
ひときわ異彩をはなっていた山口小夜子。
日本人が、世界的な一流モデルになるなんて考えられない世の中だったのに。
その後、多くの写真家が彼女をモデルにし、
また自らも映像作家や音楽活動、舞踊、舞台、創作と、
溢れるような才能でいろいろな活動をしていき、
多くの芸術家たちと創作活動を続けていきました。
その山口小夜子展が東京都現代美術館で開催されている、
というので友人と誘い合って行ってきました。
会場は、ファッション関係? デザイナ~? と思えるような若い人たちが多かったです。
見応えのある展覧会。
そして、あらためて山口小夜子の才能に感嘆。
行って良かった!
地下鉄半蔵門線「清澄白河」の駅の階段で、お相撲さんにすれ違いました。
そっか、そういう地域なんだ! なんだかそれだけでワクワク。
半蔵門線をもうちょっと乗れば「スカイツリー駅」だわ!
今度は、そこまで行ってこなくちゃ、と思ったり・・・