さくら・・・

半年目の月命日でした。

6か月、長かった?短かった?と尋ねられて、
答えに窮しました。
どうなのだろう、分からない・・・

時々、突然、淋しさに襲われます。
さくらの姿が私の目の前に現れて、
それを目で追っている私がいます。
可愛かった笑顔や、お尻をふりふり歩く姿、
じっと見つめる視線、おもちゃで遊ぶ姿、
猛ダッシュで走る姿、嬉しくて私に飛びつく姿・・・

胸が痛み、ため息が止まらなくなります・・・

でも、
さくらが居ない生活が、当たり前の毎日となって、
そんな日々にはなんとか慣れました。
6か月はそんな時間の積み重ねです。

「また犬を飼わないの?」とよく聞かれます。
年を考えれば、答えは簡単です。
15年ほどの犬の寿命に、私が世話をしてあげられる自信はないし、
体力も衰えるばかりです。

でも、そういうことの以前に、
どんな犬を飼ったとしても、
さくらほど素晴らしい犬に出会えるわけない。
そう思うと、他の犬は飼えません。

さくらは今、お空の上で何をしているだろう?
モコモコのクッションの上でクークーと眠っているかな・・・

20151112sakura

「野の花」の花束をいただいたり、
庭のバラやラベンダーやセージなどを切りとって飾ったり・・・
草やお花に囲まれて、いい匂いだね。