寂しい1年が過ぎて

今日は命日です。
寂しい寂しい1年が過ぎました。
足元につまらなそうに寝転んでいる姿。
名前を呼ぶと大急ぎで飛んでくるときのあの笑顔。
どんな瞬間もすべて忘ることができません。
そしてどうかもう一度、
サラサラとした気持ちの良い毛に覆われたあの身体を、
この両手で抱きしめたい・・・と、何度思ったことだったか・・・

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さくらの周りは、今が盛りの庭の花たちで囲んであげました。
良い香りがいっぱい。

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そして、息子たちにプレゼントしてもらった本を、
今日初めて読みました。
この日まで開かずに飾っておいた本です。

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今読み終わって、ウルウル・・・
まるでさくらと私みたい。
写真のすべてにさくらが重なります。
本のコーギーも、12歳の短い命を終えて、
おかあさんの作家はこの本を1年が過ぎたころに書いたようです。
暖かくて、ちょっと寂しくて、そしてなにより、なんと愛らしい。

この本が言っています。
おかあさんが天国に行ったとき、さくらが迎えに来てくれるのだって。
そしてそれからは、ずっと一緒に過ごせるのだって。
また会えるのね。良かった・・・