灰色気分と外のランチ

用事があって隣の駅へJRで出かけ、
用事を終えてから、隣駅の界隈は素通りし、
(けっこう賑やかな街なのに)
いつもの最寄り駅へ戻ってきたのがお昼前。

人の気分は、時折、
自分の意に逆らうように、ズンと落ち込むときがある。
原因は心当たりがなく、仕事で嫌なことがあったわけでもなく、
疲れがたまるほど動いていたわけでもなく・・・

ただ、なんだかとっても心が灰色。
気付くと、ため息なんかをしてたりして。

歳を重ねると、欲しいものがほんとうに少なくなる。
特に、洋服やバッグなど、オシャレで高価なものは目にもとまらない。
実用を満たせばそれで十分。
だから、ショッピングには少しも気持ちが弾まない。
ショッピングに心が浮き立ったのは、いつの年頃までだっただろう。

そんなわけで、買い物にも寄らず、
歩く足取りも軽やかにならないまま、最寄り駅でふと考えて。
このまま自宅へ帰って、いつものようなお昼を食べるより、
どこかでランチを食べて帰ろう、と思い立ちました。

って、外のランチがそんなに珍しいわけじゃないのに、
そういえば、ひとりでランチも久しぶりだな~と。
コロナが行動を制限していた、ということだったのか?

で、なんのことはない、駅に続くビルの鎌倉パスタへと。
それでも、自分で作るお昼ご飯のパスタよりはずっと豪華。
美味しかったです。

しかし、思うに・・・
これはコロナ制限のせいではなく、「心の老化」のせいだったとしたら、
ゾッとする!