ある音楽系の随筆家(音楽評論家??)のブログを見て、
そうなんだ・・・と思いました。
ブログの最後にいつも
「今夜の曲はこれを」と何かの曲名を書いて終わるのですが・・・
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ラジオでは放送禁止です。「網走番外地」。じゃ、お休みなさい。
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なんで? やはり「やくざ映画」の曲だから?
確かに、「やくざ」は反社会系。
今は「やくざ」とは言わず「暴力団」あるいは「まるぼう」などなど?
高倉健さんが主演していたそれらの映画。
1965年くらいから1975年くらいまで。
ちょうど1970年の大阪万博を挟んだころの10年。
私は青春真っ只中。ごく当たり前の女子学生を過ごしていました。
そして、「やくざ映画」を見ることは、選択肢としてあり得なかった。
だから、そのころの高倉健には全く縁がありませんでした。
しかし・・・
今、そのころの写真があちこちで掲載されて、
あらためて見てみると、やはりとってもかっこよいではないですか!
全身から刹那がただよい、自身を否定しながら生きている男。
まさに、それこそが男の色気そのもので、
その色気は女性だけではなくて、男性も取り込まれていった。
やくざ映画に続き、どのような作品を遺していかれたかは、
知らない人がいないのではと思います。
残念ながら、私がちゃんと観たのは、
「幸せの黄色いハンカチ」「南極物語」「八甲田山」「鉄道員」くらい。
時間をみつけたら、もう少しいろいろな作品を観てみよう・・・