ずっとしていなかったKindle読書の話です。
とにかく夜が眠いです。いつの頃からか?
なので、ベッドに入ると読書の時間が極端に少なくなって、
Kindleを手にして、ページを繰った記憶がない間にダウン・・・
なんてこともあり、
よく眠れるということは幸せな事ではあるけれど、
読書が遅々として進みません。
そんな中、ちょっと久しぶりに夢中になって、
最後には涙してしまった本を読み終えました。
本で涙するのも久しぶりのことでした。
中山七里著 「護られなかった者たちへ」
犯罪・刑事もの、ではあるのだけど、
生活保護という制度を基に、
そこからくる護られる者と護られなかった者との隔たり、
いえ、そもそも社会の中で護られない者たちとは?
塀の内にいる人々の生きるありよう等が綴られて、
生まれついた時から護られない者たちの、
重ねられる犯罪を追っていく。
最後まで、どういうエンディングになるのか分からなくて、
つい、昼間の時間もKindleを手にして読んでいました。
読み終わってネットで気が付いた。
映画になっている・・・そっか~ では観なくちゃ!
と思ったら、Amazonでは今は観れない・・・だそうです。
無料・有料の差ではなく、観れないタイトルがあるので、
ときどき悔しい思いをします。
どこかで探してみよう。
写真のKindleにあるのがつい最近の読書になります。
「神座す山の物語」は奥多摩の御嶽山にある神社での話。
(って簡単に書いたら身もふたもないですが)
佐藤愛子さんの「何がめでたい」「戦いやまず日は暮れず」
2冊もありますが、これはとても可笑しくて、私には癖になるエッセイ。
病院の待ち時間、どこかでちょっと時間つぶし、
そんなときに、ちょっと開いて読むのにとても具合が良いです。
長いストーリーだと、思わず夢中になってしまったり、
不意に涙が流れたり、、なんていうことがあるけれど、
こちらのエッセイなら安心して短い時間に読めるので。
本はずっと傍らにあるのに、
読みたい本はいっぱいあるのに、
これからいったい何冊の、心を打つ本が読めるのだろう?
スローな読書、それでもいいかな。
※追記
映画はAmazonプライムにちゃんとありました。何を検索したんだろう(^^ゞ
2021年の作品で話題になっていたらしいけれど知りませんでした。
皆さんの書いたレビューを読んでショック!
やはり小説と映画は別物と思った方が良さそうです。
なんで女優の名前があるのだろう?
高齢の女性以外、女性はまったく出てこなかったのに、と思ったら、
性を取り替えて配役していました。
それを知って、見る気が失せてしまった・・・