思い出の山手へ

少し書かないと、世の中がどんどん変わっていく。
そして、気象もますます予測不可能。今朝はほんとに寒かった!

時の流れに置いてきてしまいそうだから、
写真がたくさんになってしまったけど、先日の散策日記を。

横浜山手のあたりへ行くのは、何十年ぶりになります。
若いころからよく出かけたけれど、大昔のその頃は車でした。
子育てが少し一段落したころに、友人たちと出かけたのが最後?
その頃は、根岸線の「石川町」で降りていました。
今は、横浜駅からみなとみらい線に乗り、終着駅「元町・中華街」で降りた方が近い、
ということが分かったので、初めてのルートで出かけます。
駅で降りて、「港の見える丘公園」の表示版を目当てにエレベーターへ。
はて? エレベーターのボタンには何も書いてない!
私たちは何階で降りたらいいの?
モタモタしていると、男性の方が外へ出るなら屋上へ、と教えてくれました。
え? 屋上? なんで?
友達と3人で、顔を見合わせてキョトン!

しかし、ビックリ! エスカレーターの屋上で外に出てみれば、
そこは、緑いっぱいの庭園でした。その名も「アメリカ山公園」とか。

ここはどこ? どうなってるの? と思いながら、
とにかく歩き出します。

◆アメリカ山公園:みなとみらい線「元町・中華街」駅の駅舎上部を増築し、建物上部を隣接する丘陵地と一体的に整備した、全国初の立体都市公園◆(Webより抜粋)

公園を出ると、道路の右側はあの外人墓地(横浜外国人墓地)の一角でした。
そしてその先へ歩いていくと、道路を掃除している男性がいて、
その方のお誘いに乗って見学したのは、横浜地方気象台の建物。
関東大震災後の1927年に竣工し、現存する日本の気象台建築として3番目に古い歴史を持つそうだ。あちこちに、そんな歴史が見られました。

その先に、港の見える丘公園の入り口があったけれど、
まずは右へ折れて、山手のエキゾチックな雰囲気あふれる街角を歩きます。

以前はここから眺める外人墓地は、もっと広く見渡せていたと記憶が。
今は、緑がうっそうとし、木々も大きくなって、手前の墓碑しか見えませんでした。

そして、港の見える丘公園へ。

この日は曇っていて、灰色の空の下。
色合いは寂しかったけれど、公園は整備されていてきれいでした。

港の見える丘・・・の見晴らし、真っ先に飛び込んでくるのはベイブリッジ!
そう、横浜ベイブリッジは1989年(平成元年)9月に開通したのです(Webで調べた)
だから、私が以前この公園から見た港には、ベイブリッジはありませんでした。
もう少し海が広々していたかもしれない。忘れたけれど。
夜だったらきれいだろうな~ 恋人同士にはピッタリだ!と思う私・・・

ちょうど秋バラのシーズンで、思ったよりもずっと広いバラ園の、
あちこちで秋を彩っていました。

お昼になったので、キョロキョロして見つけたレストラン。
「ローズ・ド・カフェ」でお昼をいただきました。


このカフェレストランは向こうの白い建物です。

ゆっくりお喋りして、コーヒーもいただいて、
名残惜しみながら公園をあとに、
長~い坂道を下りながら元町へと向かいます。

うむ、元町も超ひさしぶり~(ウキウキ!)

あの頃よりずっときれいになってるけど、
元町の雰囲気は変わりません。

ブラブラ歩いて、お店をのぞいて・・・
あの頃のままのお店もあるし、ポンパドウルはやっぱり元町。
(地元駅界隈からつい最近消えました・・・涙)

通りが終わったところが、根岸線の石川町駅。
大船方面に向かう電車に乗りました。
懐かしくて楽しい山手散策の一日。
まあ、いつものように、駅前のカフェ(この日はドトール)でお喋りの仕上げを(^^ゞ

というわけで、だらだらの長い日記になりました・・・