異物混入

「異物混入」が連日のようにニュースで報じられています。

なんでこんなに次々に・・・
というより、そんなに珍しいことではなく、
掘り出したら、いくらでもあったけど、
わざわざ公になることもなかった・・ということなのかな。

買った食材に不備があった、ということは、
長い人生では何度か経験していたような気がする。
過ぎ去ると、みんな忘れちゃうのだけれど。

もちろん、衛生的なことからも、
また金属片などは、怪我や、間が悪ければ大きな傷害にもなるし、
絶対にあってはいけないことだけれど。

何かひとつ問題が表面化すると、
マスコミが記事ネタを競うように、あちこち引っ張り出してくる。
「消費期限切れの食品」のときもそうだったし。
「食品偽装」のときもそうだったし。

私たちは、それに踊らされてはいけない、と思う。

そういえば、昔昔・・・
初めての子供(長女)がお腹にいるとき、
お隣にいた幼馴染には生後3か月くらいの赤ちゃんがいて、
「粉ミルクの缶から小さな虫の死骸が出てきた」
と大騒ぎになっていたことを思い出しました。

私ももうすぐ出産だったし、
赤ちゃんのミルクのことだから、他人事ではなかった。
でも、幼馴染のあまりにヒステリックな騒ぎ方に驚いたことや、
ダークスーツのミルク会社の人が何人かで、
謝罪に来たことも鮮烈に覚えている。

もう三十年以上も前のこと、
今だったら、写真に撮ってFBやTwitterに掲載したりして、
マスコミも大騒ぎになっていたのかも。
そんなことも思い出していました。

安全なものを食べたい。
でも、そもそも現代の我々の「食」って、
それ(異物混入)以前に、とっくに危険な状況になっているのではないかと、
思ったりもするのですが・・・