市との協働で開催し続けてきたイベントが、
またコロナ感染症拡大の影響で中止になりました。
そのイベントは、地域で活動している種々の団体がブースを出し、
それぞれの活動を紹介しながら、
現役をリタイアした人や、自分の居場所を探しているシニアに、
一緒に活動しませんか、と呼びかけるイベントです。
つまり、地域のシニアを集めるイベントです。
今、シニアの多くが、持病を持っていることでしょう。
血管系、内分泌系、呼吸器系、腎臓や肝臓、消化器系、整形外科、等々
薬を飲まずに生活されている人の割合の方が少ないと思われます。
健康な若い人たちの行動制限をするべきか?
毎回ターゲットになる飲食店の入り口をまた閉じさせるべきか?
そんな論議はともかくとして、
オミクロン株拡大の中で、これらのシニアを一か所に集めるイベントを、
「中止」とするのは当然の措置。
決定するのが遅すぎない? 役所ってほんとうに・・・
しかし、私たちのリーダーはすごい!
中止と発令されたと同時に、もう次のことを考えている。
そして、時間差も無いほど迅速に、メンバーにそれを発信し、
早速、会議で方法やスケジュールなどが検討されました。次へとゴー!です。
リーダーは同じ年齢、同性、もちろん家庭も孫も、私と同じようなものです。
なのに、足元にも及ばないそのエネルギー
そして、この事業を成功させていこうとする意識の高さ。
市の若い職員をさえ、引っ張り続け、お尻をたたく。
この活動(このイベント)がすでに15回を迎え、8年目を迎えたその力は、
彼女の腕によってだと言っても、誰も反論はしない。
私はと言えば・・・
今年初めに、彼女に言いました。
私の作業(チラシ作り他すべての作業と通信等の発行物作成)を誰かに変わってほしい、
負担が大きする、
事情があって今すぐ活動が出来なくなる可能性もある、
今まで続けていたのは、〇〇さん(リーダー)を困らせたくない、という気持ちだけ。
(つまり、事業に意義を見出してはいないということ)
う~ん、爆弾宣言! 引退宣言! 責任のがれ! 戦線離脱宣言!
でも、彼女はサラっと、「すぐにはメンバーを増やせないし、がんばってやりましょう!」
まるで、子供を諭すように・・・
でもね~
NPOに参加するって、楽しいことだけやるんだと思ってたし。
こんなに負担になることを、どうして続けなくちゃならないのか、
と思うと、暗澹としてくるのね~
リーダーと自分と、なんでこんなにも、天と地ほども違うのだろう?
人生は、いくつになっても、理解できないことがゴロゴロと転がっているのです・・・