新しい日常って

新しいものが好きなわけではないので、
日常が新しくなってほしいと思わなかったのに。
新しい日常=New Normal
そういう意識を持たなくてはいけないそうだ。
知識が高く、世論を引っ張っていける力のある人たちは、
これを機に、今までとは違う社会を作っていこう、
今までとは違う意識を育てていこう、、、なんて言うけど。
もう、将来がわずかしか残っていない自分にとって、
そんな新しい日常を生きていく元気は、ぜんぜんありません・・・

心の重たさが日に日に増大していくのです。
どうしよう・・・

買い物に行くのに、ものすごく大回りしています。
歩きながら気が付くのは、マスクをしないで歩く人が目立つようになったこと。
今まで、あまり人がいなかったようなところで人とすれ違うようになったこと。
それは、きっと良いことなのだろう、と思うようにしています。

ほんとうに良い季節!
まあ、ちょっと駆け足で夏がきちゃったみたいなのは困るけれど。

先日(5/12)さくらがお空へ行って5年目を迎えました。
大きな喪失感は、いつの間にか5人の孫が癒してくれるようになり、
さくらのいない我が家が当たり前の風景になってしまったけれど、
今はその、孫たちにずっと会えていない。
心を癒してくれるものが、み~んな手の届かないところに・・・

さくらが大好きだった新林公園のこの小道。
今は、手入れがたいへんなのか、ここで通行止めになっていて、先には入れません。
すごく良い道だったのにな~

横っちょの方から少しだけ入って(勝手に・・・)森林浴。
気持ちよかったです。

なんとか、心を持ち上げられるものを見つけなくちゃね~

仮設医療施設の建築中

ちょっと歩いてこよう。と思っても、結局いつもと同じような場所。
自宅から、「ちょっと」だと方角が決まってしまいます。
そんな場所の一つです。昨日の散策写真から・・・

少し前、ここに重要な施設ができるというニュースがありました。


黒岩神奈川県知事は、武田薬品工業が管理する「湘南ヘルスイノベーションパーク」(湘南アイパーク)=村岡東=の敷地内に仮設医療施設を設置する方針を明らかにした。県によると180床規模を想定したプレハブ平屋の建物で、5月上旬の運用開始を目指すとしている。


もう形はできているのかな? どのへんだろう?
興味まるだしで美しく整備された舗道をあるいていきました。

舗道はところどころ、小さなベンチと藤棚があります。
藤の花はこぶりだったけれど、でも何とも言えない紫色。
この先の大船フラワーセンターも、きっと美しいだろうな~
もちろん、今は閉鎖中。
どこの花たちも、誰にも見てもらえずに終わりを迎えてしまう・・・

フェンスの向こうでクレーン車が働いていました。
ああ、きっとあそこに出来上がるのだな。
好奇心がふくらんで、もうちょっと扉の近くに行きたかったけれど、
守衛さんがしっかり扉の横に立っていて、私のことを見ていたので、
道路からiPhoneを望遠にして撮りました。
ほんとに、おばさんはこれだから・・・(^^ゞ

軽症の患者を受け入れできる、という話です。
隣に大きな総合病院があって、そこが治療を担当するとか。
感染症拡大を少しでもストップさせ、
多くの人々の命を守る施設となりますように。

用事を思い出して、ここで自宅へUターン。
1時間ほどの散策で、大した距離ではなかったけれど、やはり歩くとスッキリします。

日本中・・・

緊急事態宣言が全国に拡大されました。

人々は外出を控え、店舗は休業し、仕事は減らし、子供たちは学校へ行けず、
ひたすら、感染症の勢いが収まるのを待つだけの日々です。

これでは経済が破綻してしまうのでは、と誰もが不安になります。
これからどうなるのだろうと、先が少しも見えません。

ところで、感染が広まってきたころから、今もずっと、
ある一定の声が聞こえてきます。

「死ぬのは高齢者だ。その高齢者を守るため、経済を破綻させるような対策は間違っている。
生活を脅かされ、働き盛りの人々が貧困で死ぬ数の方が圧倒的に多くなる。
感染が広まり、ほとんどの人間が抗体をもつことで新型コロナ感染症は鎮静化する。
そのためには、高齢者を守るだけのような対策はいますぐやめるべきだ。」

言葉は違うけれど、このような主旨の考え方が、少なからず届いてきます。
確かに、筋が通って一理あるように聞こえます。
だけど、これは最も肝心なところが違っていると思います。
「論点のすり替え」に聞こえるのです。

そう言うと、私が高齢者だからと言われてしまうのかもしれないけれど。

ま、いっかな。
人々が初めて体験する世界的な事件には、だれしもが戸惑い、だれしもが道を失う。
今は、高齢者として、感染しないために、感染を広げないために、
ひっそり静かに暮らしていよう。

銀行やスーパーに行く必要があって、でも大回りしていきました。
ここは、奥田公園。広い原っぱのある公園です。
保育園の子供たちや、ママと遊びに来たちびっ子たちがいました。
のどかで、ちょっとホッとしました。

その後の東急ビル、今はこんな。やがて高層のマンションです。
このあたり、高層マンションばっかりになりそう。
ほんとうだったら、もっと車も人も多いのに。

・・・

テレビから「新型コロナウィルス感染が急激に広がっています」と。
ああ、もう聞きたくない・・・

何かに夢中になっていても、頭のどこかがキーンと絞められているような、
そんな毎日がずっと続いています。
あ、静まらない耳鳴りのせいかもしれないけれど。

言葉も文字もつながりません。
ため息ばかりだもの。
いつになれば、少しはトンネルの先の明かりが見えるようになるのだろうか。
みんな、それまで倒れないようにがんばってください。
コロナに感染しなくたって、日々生きていくだけで倒れそうな人々ばかりです。


時間がたくさんあるので、食材を買いに出る時も、
大回りして、あちこち歩きながら出かけています。
人を避けて、すれ違う時も、接近しないようによけて歩きます。
写真は、先日、横を通った公園。
子供たちが小さいころ行ったことがあったけど、それ以来です。
懐かしい公園、桜はすっかり葉桜に。
次は新緑。美しい季節です。
こんな季節は、爽やかな緑にに包まれに行きたいのに・・・

こちらは、緊急事態宣言の出る直前。
とある大学(地元の)の学部長のメッセージ。
SNSにたくさん拡散されているので、ここで載せてもいいかな。
誰かが書いてました。「ロックだなあ」って。
ほんと、ロックな学部長。かっこいいー

桜の季節

明日には、緊急事態宣言が総理大臣から発令される。

私たちは、未だかつてないことを体験しているのです。
気持ちの緊張がとけない日々が続き、明日からはもっとその緊張が強くなる。
こんな体験、したくないのに・・・

この新型コロナ感染のために、家庭の経済がひっ迫したり、
商売や会社が経営困難になったり、
内定が取り消されてまた就活をしなくてはならなくなったり、
感染して入院して、生死をわけるほどの苦しい戦いをしたり、
小さな子供の肺炎は一生に響くほどの後遺症を残すかもしれないし、
そして、もう帰らぬ人の無念の涙は乾くこともなく・・・

しかし、
やがて鎮静化し、時が過ぎ、同じこの桜の季節になったとき、
「ああ、2020年の桜の季節は、とんでもなく大変だった」
と、それぞれが思う日が、きっと来る。
今をがんばれば・・・


一昨日はお墓参りにいきました。
心が落ち着かなかったけれど、墓前で両親に手を合わせると、
不思議にす~っと落ち着きました。

霊園は桜の並木があり、見事に桃色に染まっていました。
お花見もできるし・・・と、ちょっと欲張ったお墓参り。
いつもよりもずっと静かな霊園の中で立ち止まり、
風に舞う花びらに見とれていました。

今日も満開の桜へ

今年は、新型コロナのために、いろいろといつもと違う春になりました。
鳥肌がたつような不安に縛られる日々の中でも、季節はいつもの春を運んでくれます。
どこもここも、桜がまっさかり。
そして、皮肉なことに、時間がたっぷりある私は、
いつもの年より桜を眺める機会が多くなっています。

今日も、友達の「桜がきれいよ」のメールに誘われて、
家から2キロもないところへと、散歩を兼ねて出かけてきました。

ちょうど満開!

青空の下、広々として、空気が澄んで気持ちよかった!
実はこの場所・・・

我が家のお墓(今はお留守です)のあるお寺と、その上に広がる墓地です。
久しぶりに訪ねてきたので、あちこち新しく、きれいになっていてびっくりでした。

墓地の向こうに広がる建物は、

湘南ヘルスイノベーションパーク (湘南アイパーク) です。
以前は武田薬品工業株式会社の湘南研究所でした。
ライフサイエンスエコシステムを構築し・・・・という研究所らしい。

今日の桜は、このお寺でお仕事をしている友人が誘ってくれたのでした。
もう長い友達。ほとんど会うチャンスが無くなってしまったけれど、
彼女の言葉は「心の友」
そう、長く合わなくても、いつだって気持ちの通じる友達です。

笑顔の彼女が手を振っていました。
一応、適度の距離を保って、「元気だった?」からスタートする会話。
う~ん、生の会話っていいな~
ここのところ、夫以外、誰とも目を合わせて話をしていなかった・・・
会話と言えばオンラインだけだったものね。

お寺には小高い場所があって、ちょっと上がってみました。
こんな道を上るのも、すごく久しぶり。

ちょっと浮き浮きしてくる。たったこれだけの道なのに。

ここは御霊のまつられる場所で、その向こうには遠く、湘南の海が見えました。
ほんとうに、空気が爽やかで、胸の奥の奥まで深呼吸をしてきました。

友達ともおしゃべりしたし、身体も心もフレッシュになって、
また自宅へと戻りました。

こんなに、だーれも居ない道。コロナも無縁。
帰宅するまで、まったく何も触らなかったけれど、
一応、石鹸で手をしっかり洗いました・・・ 哀しい現実に戻る瞬間・・・

桜満開

満開の桜を見るために、今日も境川の遊歩道へ行きました。
お花を眺める人がほんの少し増えていました。

ところで、そのうちに、
郵便ポストにマスクが2枚届くそうです。
マスクは確かにありがたいことです。
だけど・・・ それってなんだか変じゃないですか?

新型コロナの感染がどんどんと拡大しています。
もう、高齢者だけを世の中から隔離しておけば済む状況ではありません。
0歳児も重体になり、子供たちも罹れば命が危険にさらされます。

都内で報告される感染者の年代は、今は、30代、40代が一番多いです。
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/hodo/saishin/corona144.html
(ページの情報はすぐに変わりますが)

20代~40代は行動範囲が広いです。仕事でも、プライベートでも。
そして、医療従事者や医療施設での感染が増えています。
この状況はもう抑えられないのだと、ひしひしと感じます。

怖いことばかり・・・

心が重くて、せっかくの満開の桜も、沈んだ心で見上げていました。

こんな時は、マンダロリアン・・・じゃなくて
(それもあるし、もう4回も見ちゃったけど、そしてまだ見たいけど)
泣ける映画が見たい・・・と思って、Amazonプライムを探しました。
そして選んだのが、「しゃぼん玉」(2017年作品)という映画です。

とても良かったです。泣けたし・・・
結局、私はいつも、現実逃避してしまうのだなあ~

4月1日

4月ごろになったら少しは終息の方向へ・・・
なんて思ったのはいつ頃だったか?
そんな予想など吹き飛んでしまいました。

日に日に厳しい状況になり、誰もが感染を避けられない現実。
明日は我が身の感染を知るかもしれない。
そして明日は、わが身が感染源となるかもしれない。
自分の住む場所が封鎖され、何もできない日がくるかもしれない。
大切な誰かが、突然、陽性の宣告を受けるかもしれない。

とても受け入れきれません。イヤだ・・・

毎日、鬱々とした気持ちが晴れず、
ほとんど出かけずに、家でPC作業をしながら悶々としています。

でも、気持ちが沈むと免疫力が落ちます。
感染しやすくなるかもしれないので、
無理やり気分を向上するように努めています。

そのために、
誰にも会わず、誰にも接近せず、どこにも立ち寄らず、
ただ歩いて、桜を見たりしていました。満開ちょっと前の桜です。

3月28日 境川の遊歩道
3月30日 おんべ公園

この時からもう数日が過ぎているので、今は満開ね。
でも、今日の強い雨にあたって、散り急いでしまったかも。
晴れたら、また、歩くだけのお花見をしてこようか。

そして、もうひとつ。気持ちをプラスにするのはこちらです。
Instagramがあることに気が付きました。
無いはずないものね。早く気が付けばよかった。

かっこいい!

ちょっとした動画もあって、楽しんでいます。
ほんと、こんな同年の人っていないだろうな~
やっぱり、ちょっとおバカだなあ~って思いながら。

でも、誰とも話題を共有できないのが寂しい・・・
ああ、やっぱりおバカ(^^ゞ

工事の訳

先日から、このビル全体に
足場とシートをかけてメンテナンス工事をやっていました。
塗り替え?かな、と思っていたのだけど、
昨日、その前を歩いたときに気が付きました。

その頃の写真を撮っておいたらよかった。
このビルのこの窓の、ガラスの外にある枠は、
ものすごくたくさんの鳩たちの止まり場所だったのです。

だから、窓ガラスはもちろん、その下の通路、
(主にそこは階段になっていますが)一面が、
その鳩たちの落としたフンで汚れていました。

階段を通りたいことがあっても、上からフンが落ちてきそうだし、
フンを踏まないように歩くのは至難でした。
近道をしたくても、だからそこは通らなかった。

昨日、そこが、窓ガラスがきれいになっていて、
鳩が一匹もいないことにビックリして、
目を凝らして必死で窓ガラスの枠を見つめました。
どうしてだろう?

よくよくビルを見上げて納得です。
あのメンテナンス工事は、鳩対策だったのだ。

鳩が止まっていた場所は、金属の線が張られ、
だから鳩たちは止まるに止まれず、どこかへ。
メンテナンスと同時に、清掃作業も行ったのでしょうか。
いつも大量のフンで汚れていた階段もきれいになっていました。

これで安心して通れるけれど・・・
あのたくさんの鳩たちはどこへ行ったの?
近くに鳩の姿は見えませんでした。
人と動物。都会では人の生活が優先されるから、
疎まれ排除される動物があとを絶ちません。
彼らは、当たり前に自分の営みを行って生きているだけだけど。

せめて、どこか人に邪険にされずに生きられる場所を見つけて欲しい。
そんなことを思いながら、iPhoneのシャッターを切りました。

不安ばかりの1月ですが

新型のコロナウィルス・・・
どうか、早く鎮静化してほしい。
これ以上広がらないで、と願うばかりです。

春節でたくさんの観光客がやってくる。
なんだかいつも、こういう時の日本の危機意識は甘く感じます。
後手に回らないように、しっかりと防疫対策をしてください。

そんな中、
ほんとうは2月に入ってすぐに、友人たちと都内へ出かける予定でした。
場所は明治神宮ミュージアムと国立競技場。
隈研吾さんの建築物めぐりです(#^^#)
でも、ちょっと延期することにに決めました。
外国からの観光客の集まる場所は避けましょう・・・と。
用心深いお年ごろの仲間ですから。

天気は相変わらずの不順な冬。
今日は雨が降りましたが、1月のこの時期、例年なら雪か霙でしょう。
自分の持っているコートの中の、一番暖かなダウンのコートは一度も出番がありません。
あまりに立派に育ちすぎたため、大根を出荷できない農家のニュース。
安い野菜はありがたいけど、あとが怖いです。

なんだかほんとに、新年早々、不安なことばかり・・・

気分を一掃・・・ まあ自分の気分だけだけど(^^ゞ

コンサートのリハーサルでの、アコースティックバージョンの弾き語り。
すごく珍しくて、とても素敵なので・・・ 自分のために貼り付けます。