紫陽花の季節

紫陽花はその昔から、どこにでもたくましく育ち、
季節になると、あちこちを紫陽花色に染めてくれる植物でした。

だけど最近は、そんなものじゃないです。
紫陽花の種類がものすごく多くなりました。
西洋紫陽花のいろいろな花姿、いろいろな色をかけあわせて、
新種が作られているので、見たことのないような紫陽花があちこちに。
そして、どこの街角でも、どこの道でも、どこの庭でも玄関先でも、
ほんとうによく育てられています。

そんな紫陽花が、今年は例年より少し早く、色づき始めて、
道を歩くと次々に目に飛び込みます。

今日は午前のうちに買い出しに行こうと・・・
(午後はAmazon「S&Hの事件簿」を観たいし)
川沿いを歩いたら、ここはガクアジサイがほとんどでした。
それも、昔懐かしいガクアジサイです。

どれもちょうど盛りになっているのに、ガクアジサイは地味。
普通の紫陽花だったら、いかにも満開の花盛りになるけれど。

たった1株だけあったカシワバアジサイです。満開。


梅雨前のちょっとどろんとした日差しでした。
人影はまばら・・・

iPhone+FOCOS 背景を少しぼかして・・・(^^ゞ

はまってます

定期的にはまるものが(エンタメ系)あるようで(^^ゞ
目下は、BBCのTVドラマ「シェイクスピア&ハサウェイの事件簿」です。
ほんとに気楽で楽しい探偵ドラマ。
どのくらい楽しいかと言うと、私には「秀逸レベル!」です。

舞台はイギリス、ストラトフォード・アポン・エイボン
現代なのに(スマートフォンは重要な役割です)どこか時代を感じるのは、
アポン・エイボンの緑あふれる風景、田舎風な家や庭、
人々のおおらかな雰囲気のせいか?

メインキャラクターは、探偵事務所の3人。
フランク・ハサウェイ、エラ・シェイクスピア、セバスチャン・ブルードネル
この3人のバランス具合、会話や役割のやりとりなど、絶妙です。
太めでダサいキャラのフランクも、回を追って見ていると、
なんだか可愛く見えてくるから不思議。
ぽっちゃり系のエラは、どんな時もいつも笑顔で、もちろん可愛い。
そしてなにより、セバスチャンが!
毎回いろいろな扮装をして事件の核心に入り込んでいくのだけど、
それが楽しくて、これまた可愛い。

ということで、鬱々としたコロナ生活の中、
重たい映画はあまり選ぶ気持ちにならないAmazonプライムで、
すっかりはまってしまいました。
毎日、2~4本くらい観てしまう(^^ゞ

センターが水族館

梅雨のような空模様かと思えば、
晴れ間には太陽がまぶしくて、気温も急に上昇。
なんとなく、身体がだるいと思うのは、
サボろうとする怠惰な身体の思惑なのか?

仕事はほとんどオンラインばかりの中、
唯一のリアルな講座のサポートへ。

この写真は両方ともFacebookにYさんがアップしたものです。
お借りしてしまった(^^ゞ
自分では撮ることさえ気づかないほど、ぼ~っとしてて・・・

センターは水族館になっていました(^^)
チームのリーダーは、手先の器用な人です。
その手先で、壊れたパソコンを解体して再生させるエキスパート。
そのリーダーが作った紙製の海の生き物たち・・・

受付のところに上から垂れ下がっている飛沫シールドのビニールに、
イワシ? タイ? マスクしたマンボウ? が貼りついていました。
ほんとに水族館みたい。
そして・・・

ズワイガニ! もう完全にほんもの。
製作は相当に大変だったそうです。
これらの型紙はこちらからダウンロードできます。
「国立研究開発法人 水産研究・教育機構」
お魚ペーパークラフト
http://www.fra.affrc.go.jp/forkids/kids_pr_fun_paper-craft.html

そして、別の話です・・・


近所に新装した(その前までカーテン屋さんでした)のは、
シェアオフィス「NEKTON」という場所でした。
区切られたスペースで、個人のオフィスのように仕事ができる。
移動中にちょっと立ち寄って、パソコンで作業や連絡をしたいから。
在宅ワークになって自宅で作業しているけれど、今日は人が集まるから外へ出て。
そんな要望に応えらえるシェアオフィス。

オープン直後で、まだあまり使われている様子ではなかったけれど、
これからはどうなるだろう?
駅の近くには、このような場所がいくつかあり、それぞれが個性的。
時代は、仕事の場を固定的から動的なスペースへと変えています。
感染症はそれらの流れを後押しし、
今までのような都市型集中ビジネスが、地方へ大きく広がれば、
社会にとってとても良いことだと思います・・・

新しい感覚をもつ若い人たち、がんばってください。

晴れた!

梅雨に入ってしまったような天気が続く中、
今日は久しぶりの青空と太陽に恵まれて、
天気の良い日って、人の心に一番よく効く活力剤だな~
ということで、今日は大物の洗濯をしたり、
キッチンの床を吹き上げしてサッパリさせました。

庭にも降りて、咲き終わったバラなどの花柄摘み。
そしてハッとしました。
ラベンダーがすっかり膨らんで、もうすぐいっせい開花状態。
花穂が開いてしまうと、ドライフラワーが作れません。
早速、全体の1/3ほどを刈り取りました。

そんな作業をしていたら、庭の向こう側の道路から、
私を呼ぶ声が(^^)
通りがかった友達が声をかけてくれたのでした。

久しぶりだったので、垣根を通して、上側の私と道路側の友達と。
お互いに「元気そう!」と言い合って、それが何より大事なこと。
あれこれと少し話をした最後は、やっぱりコロナワクチンの話になりました。
同世代の友達との会話はどうしてもそんな話です。

私はまだ少し先になりそうですが、周りは接種済みの人が増えてきました。
大規模接種も始まります。
接種が進めば、少しは感染が落ち着くのでは?
ただただ、それを期待したい。

おまけ・・・
Instagramに載せたお花を、少しトリミングを変えて、
ドアップ写真に (#^-^#)

まあ、手抜きとも言うのですが(^^ゞ

「クララとお日さま」

ますます遅くなった読書のスピード(眠りに落ちるスピードは反比例)
それに輪をかけたように、この本は
読み始めて終わるまでどれだけの日数が必要だっただろう。

本の内容や感想がネットにはものすごい勢いで綴られています。
さすがにカズオ・イシグロ著作だし、
しかも、内容の深さに誰もが思いを書きたくなる作品だから。
興味があれば、ネタバレ覚悟でそんなブログをご覧になってください。

私は超簡単にどういう本なのかだけ。
カズオ・イシグロ著「クララとお日さま」


太陽光をエネルギーとするAF(AIフレンド)のクララは、病弱なジョジーの元へ買われていく。
ジョジーを暖かく守り友情をはぐくむクララと、その周りの家族や友達の不穏で不安定な生活。真摯に自分のすべきことを考え全うしていくAIロボットは科学技術の進歩に(自分の存在に)哀しみを感じないのか。
それでも、最後には切ない感動を用意して、小説は終わりを迎える。


遅々として読み進まなかった訳は、
それぞれのシーンを描こうとすると難しくて眠くなり・・・
謎のようなワードがいくつかあって、考えていると眠くなり・・・
前に出てきたシーンとつながっているシーンがあると、どんなだったかと考えて眠くなり・・・

私には読み進むのが手ごわい本だったけれど、
(登場人物は少ないし、言葉はやさしいし、読みやすいはずなのに)
5分の4あたりからは、昼間も読みたくなって一気に読み終わりました。
そして、切なくて暖かい、寒い寒い夜に飲むホットワインのようなラストでした。

もう一度読み直します。
情景がちゃんと描けなかったところがいっぱいあったので、
読み直すときはそれらがくっきりすることでしょう。

カズオ・イシグロ著の「私を離さないで」にものすごく心を打たれたけれど、
また少し違う形で、とても好きな本になりました。

きっとそのうち映像化されると思う。
映画・・・ 出来たらぜひ観たい。

やっぱり残念

お昼ご飯を食べ終わったころ。
夫が見ていたテレビはトライアスロンの競技を映していました。
女子の選手たちが自転車で走っていた風景に、思わずくぎ付けに。

競技はワールドトライアスロンシリーズ(2021/横浜)
くぎ付けになるはず、走り抜ける風景は大好きな場所だもの。
みなとみらいから山下公園を回って周回するコース。
赤レンガ倉庫! 大桟橋への交差点!
わ~!県民ホール! 山下公園! すべて知ってる!
選手と一緒に走っている気分でした。

でも、もう長いこと出かけてない・・・

テレビの解説は、日本選手のことを
〇位以内だったら東京オリンピックの代表選手に選ばれる、と言っていました。
オリンピック・・・???

もし、新型コロナウィルスが猛威を振るわなかったら・・・
「もし」の話は言っても仕方のないことだけど、
オリンピックを思い切り楽しめたと思う。
残念です。

ザラザラしたこと

今日の午後、ファンデーションが無くなりそうだったので、
いつも化粧品を買うMujiへ行きました。
化粧品の棚を探していると、背中の方から大きな声が響き渡りました。
男性の声で「これから買い物するんだから! 買い物させてくれ!」と。

若いお父さんが駄々をこねている自分の子供に怒っているのだと思いました。
え~ 子供は買い物に付き合うのはつまらないのよ、
そんなに怒らないで! 子供が可哀そうじゃない!
と思う私は、どんなお父さんでどんな子どもだろうと興味を感じて、
声のする方に、少し足を運んで見てみました。

でも、まったく違いました。

男性の前には、Mujiの若い女性店員が二人。
うつむいたまま立ち尽くしています。
男性はその店員に声を荒げて怒っていたのです。

何があったのか分からないけど、
「ちゃんと謝ってない!」と怒り、「買い物をしにきたんだ!」と怒り、
「その態度はなんだ!」と叱責していました。

でも突然、その若い男性よりももっと大きな声で、
女性の怒声が響いたのでびっくりしました。意味は分かりませんでしたが。
男性の横には、小柄な中年の女性がいました。
女性は両手で松葉杖を使って立っていました。

二人の怒りの原因は、店員とこの女性との間に何かあったみたいでした。
お店の来客はみな、なんとなくソワソワ。
私もいたたまれない気持ちで、少し離れたところで必要なものを選びます。

女性店員は小さな声で説明していますが、
「聞こえない! もっと大きな声で話せ!」「まったく謝っていない!謝れ!」
などと言われて縮み上がっているようでした。

いったい何があったのか分かりません。
でも、そこまで怒声をあげて叱責する必要があるのだろうか?
店員の彼女たちが失礼なことをしたのかもしれないけれど、
何が悪くて、何をすべきなのかを、彼女たちに説明すればいいことでは。

なんだか心がザラザラして、必要なものも選べないまま、
セルフレジでそそくさと精算して、お店を後にしました。
私がお店に入った時から、出るまでずっと続いていた怒声。
それにしても、この店舗では、もっと責任ある立場の年かさの人はいないの?
対応すべきは、責任のある立場の人ではないの?
そばのレジでは、他の女性店員が2人いて、普通に接客をしていたけれど。
ずっと立ち尽くして、ぼそぼそと返事をしている彼女たちが気の毒でした。

気分転換に・・・ 今日通ってきたいつもの遊歩道。
緑がすっかり濃くなって、そろそろ梅雨の2文字も目にする頃・・・

気が付けば・・・

どうしよう。
すっかり、ほったらかしている。
書きたいことはいつも次々にあるのに、
この編集画面が遠くてたどり着けない。
あとでまた、とにかく、向かってみよう。

Instagramからこぼれた写真・・・