帰り道

火照った心を抱えながら、
ライブの終わった県民ホールを後にして駅へ向かっていると、
横を歩いていた女性から声がかかりました。
「みなとみらい線の駅はどこか分かりますか?」

私は「はっきりは分からないけれど、たぶんこっちでいいと思います。
私もその駅へ行くところなんですよ」
「すみません、一緒に行っていいですか?」

今日は初めて、みなとみらい線の「日本大通」駅から来たので、
道順に自信はなく、だいたいの方向しか分からなかったけれど、
コンサート帰りの人波が続いているし、
「いいですよ、一緒に行きましょう」と答えて並んで歩きました。

きっと同じ気持ちのはず、と思って、
「素晴らしかったですね~」とその女性に話しかけました。

そして、その一言がきっかけになって、一気に気持ちが近づき、
横浜駅で別れるまで、女性とのおしゃべりがずっと続きました。

女性は私よりひと世代下で、ファン歴は30年くらいと言っていました。
そして、「私、今、ずっと介護してるんです」
「だから、チケットが取れたときから、根回しが大変で。
今日は、離れたところにいる妹に出てきてもらって、面倒を・・・」
「ふだん、ほとんど家から出かけないので、今日は久しぶりの横浜で、
人の多さにびっくりしてしまって・・・」
「ほんとうに素晴らしい方ですよね。
ずっといつもブレないで、人間性というか魂というか、
そういうところに惹かれます。
そして、今日もそうだったけれど、すごく大人なのにかわいいんですよね」

私も、もちろん「うん、うん、そう、そう」と相槌を打ちながら、
横浜までそんな話をずっとしていました。

横浜でホームを降りて、彼女は相鉄線、私はJRへと別れる時、
彼女へ「またどこかのツアーでお会いできるかもね。
次のコンサートまで、介護をがんばってね」
と言って手を振りました。

私など、チケットさえ取れたら、だれに気兼ねせず、
自由に飛んでいけるのに、そんな風にできない人がいる。
あらためて、自分の身に感謝した帰り道でした。

この道の左側は山下ふ頭です。
県民ホールは人が集まっているのに、
雨の降り続く中、こっち側まで来て、濡れながらiPhone構えて、
写真撮ってる人なんて、だ~れも居なかった(^^ゞ

Welcome back to The 80’s

明日なき世代

凱旋門

浜田省吾 Official YouTube Channelより

今回のツアーの動画が、officialからすでに公開されています。
少し前から公開されていたのだけど、そ~んな~と思って、
コンサートを見終わってから、見ました。
普通、行く前に見ないよな~

雨の山下公園と県ホール

山下公園の銀杏並木はきっと紅葉がきれいだろうな~
新しくできた港の施設「横浜ハンマーヘッド」にもちょっと寄ってみたいし、
そういえば赤レンガ倉庫も長く行ってなかったし・・・
などなど・・・
お昼前からあのあたりに出掛けて散策しよう、と思っていたのに、
朝からの雨は時折雨脚が強くなり、朝起きた途端に諦め宣言。
県民ホールの開場時間に合わせて出かけていきました。

山下公園界隈は、降り続く雨に銀杏の葉が舗道を覆っていました。
すっかり日も落ちて、人工的な照明があたりを照らして、
いつもの県民ホールの周りとはすっかり違う景色でした。

輝くような景色をiPhoneで撮ろうとがんばったけれど、
なにしろ、身体もバッグもiPhoneも、容赦なく濡らす雨足。
さしている傘が邪魔をして、iPhoneを構えるのが難しい。
それでも、こんな景色はもう出会えないかも、とシャッターを押しました。

明るい時間にここに立てば、銀杏並木が黄色く染まってきれいだったことでしょう。
でも、雨に濡れる銀杏並木も素敵でした。

神奈川県民ホールです。
もう入場が始まっているので、建物の入口へ、吸い込まれるような観客の列。
だれもが、胸をわくわくさせている時間です。
しかも、自分の席がわかるのは、ゲートを通った時にもらうチケットを見てから。
今はいろいろと難しくなって(ネットで高値で売る人たちがいるから)
座席の書かれたチケットを購入することは無くなりました。
(1階中央列、横の方ではありますが、良い席でした。ありがとう)

ところで、上の写真は実はGoogleフォトがレタッチしたものです。
勝手に修正してくれたものだけど、へ~きれいじゃないの!ってことで、
採用(?)させていただきました。下が元の写真・・・(^^ゞ

誰のコンサートか?って、さんぽ道では書かずとも・・・

FCオンリーのホールツアーです。
去年の1回目に続き2回目。
会場はFCに入っている人ばかりなので、盛り上がり方がものすごい。

「コンサートで一度も演奏してなかった曲を」・・・と・・・
そうだったんだ。私は確かにステージで聴いていなかったけれど、
どこかで1度や2度は演奏していたのだと思っていた。
初めての演奏ときいて驚き、なおさら胸に沁みました。
たくさんの楽曲の中、好きな曲は数えられないほどあるけれど、
それでも、この曲は私の最も好きなベストスリーの1曲でした。
だから、もちろんうるうる・・・

なぜ、今まで演っていなかったのかな?と思うと、
確かに暗い曲が多いのだけど、その中でもとびきり「暗い」曲だからかも?

「防波堤の上」

防波堤の上に立って、暗い波を見つめている自分へ、曲はこうしめくくります。
 風よ 不意に俺の背中
 押すがいい ためらわないで

そ、それって・・・・ と初めてこの曲を聴いたときは(大昔)、
あまりに寂しすぎました。

って! もう、大好きな曲満載で、
ホール中でもりあがって、歌って、手をたたいて、
しっとりと聴いて・・・ 終わったコンサートでした。
声がもうとんでもなく素晴らしかった(言わせてください、こんなときは)

県民ホールには、いつも花束を贈呈してくれている神奈川大学学長さん。
音楽生活に入ってしまって、中退だったそうですが。

いろいろ…

さんぽ道は、①Facebook ②Instagram その次になるので、
あっちこっちでアップした二番煎じ、三番煎じ、、、
それでも、きちんと残り、きちんと整理した出来事を載せるので、
自分には貴重な場所です。
そんな場所にお付き合いくださる方たちに感謝しかないです。

と言いつつ、またまとめて「いろいろ」を書くのです。

半年に1度の事務所当番。そしていつものお弁当(^^ゞ

素晴らしい天気に誘われて、海の見える場所へと足を運びました。
こんなに澄み渡った青空と海と遠くの島々。滅多にお目にかかれません。

iPhoneの超広角(上)と望遠(下) 左が初島、遠くは大島。
望遠といっても、肉眼だったらもっとよく見えます。
初島に往復する船は、撮り逃がした!

熱海のラスカでこんなものを見つけてしまいました。
玉子屋さんのお店のウィンドウに並んでいたのです。

中身はプリンでした。
思わず「これください」と買ってしまった(^^ゞ
プリンの味はとても美味しかったです。
だけど、ちょびっと・・・ あっという間に食べちゃう。
それでも、惹かれたのはこの容器でしたから、
家に持って帰って、さっそくこんな風に。

爪楊枝入れや、小さな花を入れて・・・
こんなところに飾ってみました。

この小花の隣にある赤いもの・・・写真ではわかりにくいけど。
この間、長女のところに行ったとき、2年生の孫が
折り紙で折ってくれたバラの花です。
大事に持って帰って、さくらの写真の前に飾ってあげました。

上の写真の場所はいつも行く活動センターです。
知り合ってから、もう20年に近くなる仲間たちが久しぶりに集まりました。
(まあ、毎週木曜日には、誰かしらが集まっているのだけれど)
ちょうど祝賀パレードの日。
時間になると同時にSurfaceで・・・
でも、繋げていたサイトが動かなくなってしまったので、
友達のiPadで別のサイトにアクセスして、
結局パレードが終わるまで見てしまった。
素敵なパレードでした。
令和が幸せに包まれる時代になりますように・・・

終わってその帰り道。
新しい食パン屋さんのお店を撮りました。

昼間はいつも行列ができています。
なんだろう?と思ったら、食パン屋さんでした。
この日は夕方だったから、完売・・・
最近、巷では、食パンが流行りのようです。
この小さなお店も、売っているのは食パン2種だけ。
いったいどんな味なのだろう?
今度、時間のある時に、並んで買ってみようかな。
お店の名前が謎だけど・・・「君は食パンなんて食べない」