去年の今日は30度を軽く超す猛暑だったはず・・・
今年はどうしちゃったんでしょう?
この冷たい雨。ひんやりした月曜日で9月がスタート。
まったく、どうなっちゃうのかなあ、この天候。
せっかくなので(?)9月の素敵なカレンダーを!
良く聞き、良く知っている作家の本なら手にも取るけれど、
まったく知らない作家の本など、
以前だったら手に取るなんてあり得なかった。
でもKindelで本を買うようになって、
★の数とみんなが書くレビューが選択の基準になったので、
知らない作家でも読む機会が出てきました。
そんな本のひとつ。
原田マハ 著 「楽園のカンヴァス」 2012年
そういえば「カフーを待ちわびて」というタイトルは耳に覚えがありました。
映画にもなったからかな。
その小説を書いた作家だそうだけれど、知らなかった。
「楽園のカンヴァス」の主人公は・・・
アンリ・ルソー、そしてその作品の「夢」・・・
小説の中には、ルソーやピカソ、そして絵。熱い息吹が溢れるように。
こんな視点の小説は初めてでした。
ドキドキしながら、一気に読みました。
私自身は、ピカソが一番好きで、ルソーも好きです。
いろいろな絵画展で、その作家たちの作品も見てきました。
多少だけれど、作家たちの人生も聞きかじって(読みかじって)います。
でも、そんなことは少しも興味無かった人でも、とても面白く読める本です。
ミステリーのような展開も追いかけているので、
先が気になって止められません。
恋愛小説が読みたい人にも、満足できるかも。
ということで、体調ダウン中に浸っていた本でした。
どうも、一旦落としてしまった体調不良が、
あちこちに影響して、なかなか元気が出ません。
息をするのも疲れるような・・・
でも、PCの作業が溜まっているので、
お昼前からずっとPCの前に座ってゴソゴソしていました。
ちょっと一段落。
FaceBookを開いてずらずらっと見ていました。
そんな中で投稿されたYouTubeの動画。
浜田省吾ファングループのFBでは、
いろいろな動画がファンから投稿されます。
久しぶりに見ました。
ミスチル桜井さんがプロデュースした ap bank fes05 の時。
浜田省吾をゲストに迎えて、一緒に「家路」を歌ったときの動画。
憧れの人を自分のステージに迎えて、一緒に歌った桜井さん。
歌が終わって、ステージを去る浜田省吾に感動の桜井さん。
「何も言うことないわ」の一言が、なんとも言えなくて・・・
(曲はパスしても、最後のシーンだけ見てみてもらえたら嬉しいかも)
ファンはみなこのシーンが大好きで、
FaceBookにもこうして、何度となくアップされちゃうのです。
桜井さんは、次の曲で感極まって泣いてしまったのでした・・・
実はこの話、さんぽ道では以前にも書きました(^^ゞ
でも、きっとほとんどの人が読んでないと思うから、
またアップしてしまった。
さんぽ道も過去記事は空っぽになっちゃってるから、いいかな。 ね!
体調不良のときには、良い薬になるし!(多分・・・?)
昭和天皇の生涯を記録した「昭和天皇実録」が、
8月21日に完成したのだそうです。
宮内庁が24年余りの歳月をかけて編修した、という。
24年・・・ 気が遠くなりそう。
昭和天皇実録は、明治天皇紀の1.5倍という。
その1万ページ以上からなる実録では、
開戦、終戦など歴史的な事実が昭和天皇の生涯とともに、
初めて私たちの前に公開されるのだ。
昭和の3分の1が過ぎたころに生まれた私たちの世代。
戦後の日本で生まれ育った私たちは、
やはり平成よりも昭和を色濃く生きてきたから、
この「昭和天皇実録」はぜひ読んでみたいと思う。
でも・・・
※昭和天皇実録は近く入札で出版社が決まり、5カ年計画で公刊される。公刊本は計19冊の予定(1冊は索引)で、来年3月に2冊(1901~20年)が刊行される見通し・・・
ということなので、5年もかけて読み通さなくちゃいけない。
そんなエネルギーがあるかなあ?
しかも、電子図書にはならないわね、やっぱり・・・
さすがに、この暑さで、
体調を維持するのが辛くなってきました。
食べるものも美味しくないし、ちょっと歩くのも体が重たい。
元気も落ち込みがちですが、
そんなことも言っていられないので、むりやり頑張っています。
やがて、暑さにも終わりが来るんだものね。
それまでの辛抱です・・・
お盆休みなので、
広島県、竹原市や江田島、呉市などを訪ねる人も多いみたいです。
もう故人ならば分かるけれど、
現役で音楽活動をしているアーチストなのに、
生家や少年時代を過ごした地などを訪ねる人たちが後を絶たないことに、
とってもビックリでした。
そしてもちろん、それらの人々の気持ちはすごくよく分かります。
そんな旅人たちの思いは、
FaceBookのグループページへの投稿に綴られています。
今朝も、長く熱いメッセージが投稿されていました。
—-
車を止めてから、
河を渡り、路地を縫い、踏切を超え、丘を上る。
20分ほど歩いて、遥かなる我家に辿りつきました・・・
その瞬間、THEME OF FATHER’S SONが流れました。
思い出すよ あの砂浜
歩いた日々の 父と母の姿
聞こえてくる あのあばら家
暮らした日々の 家族の笑い声
立ち尽くして口を開けたまま落涙してしまいました。
—- 一部引用 —
未だに壊されることなく、そこに存在している生家。
そして、見ず知らずの訪問者に「浜田省吾かい?」と、
気軽に声をかけてくれるという近隣の方たち。
生家まで訪ねるんだ・・・と、最初は驚いたファン心理。
そして、私がそこに立ち尽くすことは現実にはないことだけれど、
私の思いも、この投稿された方に深く重なりました・・・
さて! 今日も早朝から暑いな~
いろいろ準備があって今日も忙しいけど、
いろいろ、憂鬱で気の重いことも多いけど、
一番身近な人が一番離れている人だと感じることも多いけど、
(暑さのせい?)、
なんとかがんばろう!
「風が強く吹いている」は、
読みながらときどきうるうる・・・・でした。
反則技(難病もの、子供や動物が死ぬストーリーなど)
を使って泣かせる本(映画も)は好きではないですが、
こういう風に、うるうるっと感動をもらえるのは好きです。
うるうるっと涙を流すと、不思議に脳がスッキリします。
涙って、ストレスを解消するみたい。
あるいは、身体中の細胞を潤すのだろうか。
現実の生活の中で、
「感動に震えて涙する」ことってありますか?
私は、もうほとんど無い・・・
一番最近ならば、息子の結婚式の日。
そう、孫が生まれた時もうるうるだった。
他には・・・ 無かったみたい。
若いころはいろいろありました・・・と思う。
結婚して子供を育てているときも、いろいろあったっけ。
でも、もうほんとうに無いわね~
心が図太くなった・・・のかもしれない。
ちょっとやそっとのことで、揺さぶられない厚みのある心?
絹のような繊細な心ではなくなってしまった?
うむ・・・ 哀しいかも。
他の人はどうなのだろう?
70歳になっても、80、90、100歳になっても、
繊細な感性を持った心でいたいです、ね!
さて、ぼちぼち、
のんびりできる時間が少なくなってきました。
明日は久しぶりの講座。
その後、いろいろバタバタしそうで(楽しいことも含めて)
のんびりとはいきません。
でも、忙しくても、
うるうると、ゆらゆらと、心が揺さぶられるような本や、
映画などで、心を磨いておかなくちゃ。
人並みにお盆休み・・・のようなゆっくりした時間の中で、
ひたすら貪っていたのはKindel読書でした。
このところ、
池井戸潤、横山秀夫など、
銀行内部をえぐりつつ、読む人に拍手喝采させる本や、
警察の組織や犯罪の手口にからむミステリーなど、
同じ作家の本をずっと続けて読んでいました。
—-
そういえば、昨日は日航ジャンボ機墜落事故の起きた日。
テレビで放映された特別番組を緊張しながら見ましたが、
半年ほど前に読んだ、横山秀夫の「クライマーズハイ」を、
ついイメージにダブらせてしまいました。
あらためて、事故の悲惨さに胸が痛みます。
—-
同じ作家はちょっと飽きて、
気分を変えて読んだのがこれです!
Kindelではどうしても、
最新刊は電子図書になっていなかったり、値段が高かったりで、
少し古めを選んでしまいます。
この本も2006年刊行、そして2009年に映画化されています。
その頃、話題になったことは記憶していたけれど、
どんな内容だかは忘れていました。
Kindelでは★の数とレビューとで、面白そうだとワンクリック。
その「風が強く吹いている」を読み始めたら、
ほとんどノンストップで読み続けてしまいました。
(まあ、仕事しなくて良かったし・・・)
私自身は箱根駅伝のヘビーなファンではありません。
でも我が家では、ヘビーなファンが居るので、
お正月の2日3日はずっとテレビがつきっぱなしです。
そんなですから、私も毎年見てしまいます。
ヘビーなファンではなくても、この本は面白かった!
青春群像と言ってしまえばお終いだけど、
10人のメンバーそれぞれのあふれる個性と、
「走る」ことを通じて、彼らが何を求めていったのか。
そして、駅伝はどんな展開になるのか。
フィクションだけど、
毎年見る箱根駅伝の映像がイメージの底にあるから、
不思議なリアリティが読んでいる脳裏に広がります。
ということで、何を今さら・・・ではあるけれど、
「風が強く吹いている」 三浦しをん著
面白かった!
仕事がありません・・・
今週、金曜日だけはiPad講座があるけれど、
それ以外は、ずっとありません・・・
家でしなくてはいけないPC作業もほんの少しだけです。
(少しなのに、なかなかやる気が起きない・・・)
お休みとはいえ、
このムシムシ暑さのため、
家の大掃除、片付けなどの家事仕事は手を付けたくありません。
もちろん、庭仕事もパスです。
観たいなと思う映画のビデオがいくつかあるのだけれど、
ビデオが見れるテレビの前に、
私のモノじゃないモロモロが広がっていて、
私のモノじゃないので片づけてしまうことも出来ず、
従って、ビデオも観れません。
天気がすっきりしないので、
電車などを使って、離れた街まで行くほどの気力も出ません。
で・・・ していたことは、
ソファでゴロリとしながら、
ずっ~とKindelを読んでいました。
(今読んでいる本が私を夢中にさせる、ということもあるけど)
それから、
パソコンのiTunesでCDの音源を取り込んでいました。
iTunes Matchを使っているので、パソコンに取り込めば
Cloudに保存されたそれらの曲を、
すぐにiPhoneで聴くことができます。
これは有料とはいえ、ほんとうに便利です。

iTunesの私のライブラリーです。もっと下までズラズラっとあります。
お昼を過ぎて、食料品などの買い物に出かけました。
ちょうど時間はおやつタイム。
足が自然に向いたのは、スーパーの1階にあるサンマルク。
ちょっとコーヒーが飲みたくなったし、
甘いものも食べたくなったな~ というタイミング。
そうか! 仕事が無いって、太るんだ!
やっぱり、ほどほどに仕事があった方がいいみたい。
あらためて、そんなことを感じた日でした。
(ほんとかな???)