流星・・・

作家 重松清 は、先日観た映画「アゲイン」の作者です。
そういうこともあって、早々に(まだ映画が出来上がる前に)
本を読んでみたい、とKindleにダウンロードしていました。

タイトルが気に入って何気なく購入した「流星ワゴン」
テレビのドラマに予定されていたのも知る由もなく。

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先日、テレビドラマがスタートしました。
観てみようかな?
でもまだ本を読んでいないし・・・と考えているうちに、
観るのも録画するのも忘れていました。

ま、いいか。本を読むときは頭が空白がいいものね。

と思っていたのに、
iPadでダウンロードしていたGYAOを眺めていたら・・・

あら、オンデマンドで観れるのだわ・・・と。
空いてる時間を見つけては、少しずつ観て、第1回を全部観てしまった。

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これがオンデマンドなのね。体験するのは初めてです。

iPadでも、けっこうきれいに観れるし、
どんな場所でも、ひょいっと開いて続きを観れる。
番組を録画したら、そのテレビの前でしか観れないけど、
それはとっても便利です。

ということで、第2回も観てしまった!
あ、これはテレビで・・・

でもきっと、テレビよりも本の方がずっと良さそうです。
本を読むのが楽しみになりました。

Kindle本

本日、3本目のエントリー!

Kindle本です。久しぶりに・・・

最近読み終えた2冊。
私立探偵フィリップ・マーロウです。

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レイモンド・チャンドラーのマーロウシリーズは、
読みたかったけれど、読んだことなかった。
「長いお別れ」の本を持っていたけれど、紙の本はもう辛くて・・・

で、Kindle本を購入しました。
相変わらずのスローな読書で、何日もかかってしまったけれど、
面白かった!

独特のストーリー運び、表現、情景描写・・・ なるほどでした。
「長いお別れ」も読みたいけれど、そのうちKindle版を購入して読むことにして、
マーロウはしばらくお休みします。

まだまだ、まだまだ、もう読みたい本がいっぱい!
このスローペースで、自分の残された人生に、どれだけの本を読めるだろう?
出来る限りいっぱい読みたいです。

あ、Kindleにはこんな本も!

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写真と文の、若いころに出版された本です。
で、これは小さなKindleで見るためじゃなくて、
iPadで見ています。しかし若い!
私は、どちらかというと、今の方がより好きです。
(って、何を書いてるんだか・・・)

 

楽園のカンヴァス

良く聞き、良く知っている作家の本なら手にも取るけれど、
まったく知らない作家の本など、
以前だったら手に取るなんてあり得なかった。

でもKindelで本を買うようになって、
★の数とみんなが書くレビューが選択の基準になったので、
知らない作家でも読む機会が出てきました。

そんな本のひとつ。

原田マハ 著 「楽園のカンヴァス」 2012年

そういえば「カフーを待ちわびて」というタイトルは耳に覚えがありました。
映画にもなったからかな。
その小説を書いた作家だそうだけれど、知らなかった。

「楽園のカンヴァス」の主人公は・・・
アンリ・ルソー、そしてその作品の「夢」・・・

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小説の中には、ルソーやピカソ、そして絵。熱い息吹が溢れるように。
こんな視点の小説は初めてでした。
ドキドキしながら、一気に読みました。

私自身は、ピカソが一番好きで、ルソーも好きです。
いろいろな絵画展で、その作家たちの作品も見てきました。
多少だけれど、作家たちの人生も聞きかじって(読みかじって)います。
でも、そんなことは少しも興味無かった人でも、とても面白く読める本です。
ミステリーのような展開も追いかけているので、
先が気になって止められません。
恋愛小説が読みたい人にも、満足できるかも。

ということで、体調ダウン中に浸っていた本でした。

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昭和の記録

昭和天皇の生涯を記録した「昭和天皇実録」が、
8月21日に完成したのだそうです。
宮内庁が24年余りの歳月をかけて編修した、という。
24年・・・ 気が遠くなりそう。

昭和天皇実録は、明治天皇紀の1.5倍という。
その1万ページ以上からなる実録では、
開戦、終戦など歴史的な事実が昭和天皇の生涯とともに、
初めて私たちの前に公開されるのだ。

昭和の3分の1が過ぎたころに生まれた私たちの世代。
戦後の日本で生まれ育った私たちは、
やはり平成よりも昭和を色濃く生きてきたから、
この「昭和天皇実録」はぜひ読んでみたいと思う。

でも・・・

※昭和天皇実録は近く入札で出版社が決まり、5カ年計画で公刊される。公刊本は計19冊の予定(1冊は索引)で、来年3月に2冊(1901~20年)が刊行される見通し・・・

ということなので、5年もかけて読み通さなくちゃいけない。
そんなエネルギーがあるかなあ?
しかも、電子図書にはならないわね、やっぱり・・・

20140822jituroku

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風が強く・・・

人並みにお盆休み・・・のようなゆっくりした時間の中で、
ひたすら貪っていたのはKindel読書でした。

このところ、
池井戸潤、横山秀夫など、
銀行内部をえぐりつつ、読む人に拍手喝采させる本や、
警察の組織や犯罪の手口にからむミステリーなど、
同じ作家の本をずっと続けて読んでいました。

—-
そういえば、昨日は日航ジャンボ機墜落事故の起きた日。
テレビで放映された特別番組を緊張しながら見ましたが、
半年ほど前に読んだ、横山秀夫の「クライマーズハイ」を、
ついイメージにダブらせてしまいました。
あらためて、事故の悲惨さに胸が痛みます。
—-

同じ作家はちょっと飽きて、
気分を変えて読んだのがこれです!

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Kindelではどうしても、
最新刊は電子図書になっていなかったり、値段が高かったりで、
少し古めを選んでしまいます。

この本も2006年刊行、そして2009年に映画化されています。
その頃、話題になったことは記憶していたけれど、
どんな内容だかは忘れていました。
Kindelでは★の数とレビューとで、面白そうだとワンクリック。

その「風が強く吹いている」を読み始めたら、
ほとんどノンストップで読み続けてしまいました。
(まあ、仕事しなくて良かったし・・・)

私自身は箱根駅伝のヘビーなファンではありません。
でも我が家では、ヘビーなファンが居るので、
お正月の2日3日はずっとテレビがつきっぱなしです。
そんなですから、私も毎年見てしまいます。

ヘビーなファンではなくても、この本は面白かった!
青春群像と言ってしまえばお終いだけど、
10人のメンバーそれぞれのあふれる個性と、
「走る」ことを通じて、彼らが何を求めていったのか。
そして、駅伝はどんな展開になるのか。
フィクションだけど、
毎年見る箱根駅伝の映像がイメージの底にあるから、
不思議なリアリティが読んでいる脳裏に広がります。

ということで、何を今さら・・・ではあるけれど、
「風が強く吹いている」 三浦しをん著
面白かった!

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