私のルーツ?

たとえば、こんな名前に記憶を呼び起こす人、きっといるのでは・・・

薄田研二
田中春男
柳永二郎
原健策
片岡栄二郎
加賀邦男
花房錦一
田崎潤
伊藤雄之助
大川恵子
丘さとみ
日高澄子

わ~! と声を上げながら、
あの頃の映画館のスクリーンを思い浮かべている人、いませんか?

これらの俳優たちが出演した、私にとっての特別な映画作品は、
東映時代劇、1959(昭和34年)制作 吉川英治原作「恋山彦」
主演、大川橋蔵

私はまだ小学5年か6年生くらい・・・
私のミーハーのルーツがここだったことを、
この度確認しました。 そうだったんだなあ~

あの頃、東映の株主優待券で、年の離れた姉に連れられて、
新宿東映によく時代劇を観に行っていました。
そして、他のどの俳優よりとびぬけて好きだったのが大川橋蔵でした。
まだ少女だった私が胸を焦がしながらスクリーンを見つめていたのです。

そんな大川橋蔵主演の映画の中で、
私の心の中で一番の作品が「恋山彦」でした。
タイトルを忘れることもなく、ずっと心のどこかにしまわれていたのだけど、
ある時ふっと、インターネットで検索。
そしてビックリ! あるじゃありませんか! DVDが!

amazon「恋山彦(DVD)」

小学生の時に観たきりですから、ストーリーは定かではありません。
というより、ほとんど忘れてる。
でも、どうしてももう一度観てみたいと思う心が、
amazonの購入ボタンをクリックするまで、逡巡の時間もありませんでした。

しかし、さすがに夫がうろうろしている部屋で届いたDVDを観るのは憚られ、
ずっとチャンスを待っていたのだけど、
この度、海の見えるマンションの一室で、ひとりじっくり観てきました!

観ながら、驚きました。
どのシーンも、しっかりと記憶に残っている!
すっかり忘れていたと思ったけれど、
どこもここも、乾いた砂地に記憶の水が染み渡るように、
す~っとイメージが広がって、ほとんど覚えているのです。

観たのは小学生のとき。それ以来1度も観ていないのに。
少女の心を捉えてはなさなかった映画は、
記憶の網の目の奥の方に、しっかり閉じ込められていたのでした。

それから半世紀はとっくに過ぎた今。
もう一度観ても、更にうっとり・・・・
え?と自らに驚きながら、
観終わってもう一度。 2度も観てしまった(^^ゞ

また、時間を見つけてもう一度観よう!
東映時代劇・・・ 昭和の一時代のエンターテイメントを、
しっかりと刻んいった映画たちです。
覚えていますよね?
(若干名の方に呼びかけてます)

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(#^.^#)

おめでとう! だけど・・・

なんだかちょっと、心が沈む・・・
嬉しいこと、おめでたいことだけど。
三人の子供を育てて、それぞれが独立していく。
ありがたいし、それを目指してきたのにね。
親なんて勝手なものです。

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次女のFacebookから・・・

淋しさの弱音をちょっと吐いてたら、
長女から「苗字は変わっても、いつまでも親子で家族だよ~」
と、LINEが飛んできた。
そうだよね!

みんなの健康と幸せを祈って、母はまたがんばるのです~
(何をがんばるって、そりゃあ、あれです!?)