座禅

まだ声はガラガラ。
それでも、抗生剤を飲まなくなったら元気が出て、
旧友が誘ってくれていた北鎌倉に行ってきました。
円覚寺へ。目的は座禅です。

日本人なのに・・・
あちこちのお寺をどれほど訪ねてきたことか、というのに・・・
座禅はやったことがありませんでした。

一度行ってみたらいいよ、と、
幼馴染から誘われていたのに、なかなか実現できず、
やっとのことで実現。
北鎌倉 円覚寺では、
誰でも参加することが出来る座禅会を行っているのです。

新緑のシャワーを浴び、鳥のさえずりを聞きながら、
静かな居士林で、心を空っぽにして板の間に座ります。
日頃のややこしいことなど何も考えずに座る時間。
日常の中では、そんな時間を身じろぎもしない中で過ごすなんて、
まずありえない。

良かった・・・ とても貴い経験でした。

ラッシュの山手線

先日、珍しく朝の9時台に山手線に乗りました。
品川から目黒へ。
この時間でも都内はまだラッシュの時間帯なのか、
乘った電車も超満員。
久しぶりに、車内に押し込まれて身動きの取れない時間を味わいました。

品川から一緒に乗り込んだ外国人のグループがいました。
多分5人くらいだったのか。
話す言葉から、フランス人のグループでした。

車両に押し込まれたときから、女性二人の大笑いの声が響きました。
女性は40~50歳くらい。背の高い美しい人たち。

きっとビックリして、そのあまりの混雑状況が可笑しすぎたのかも。
大きな笑い声(笑い声もフランス語っぽい)がずっと続きます。

母国ではこんな混雑した電車なんてないのかな。
男性たちも、驚いたような声でずっとお喋りが続いていました。

やがて、一人の男性がデジカメを高く持ち上げて、
車内の様子を撮影していました。
ほんとに珍しいのだろうな~ 撮った写真はSNSで紹介するのだろうか?

私が目黒で降りる時、その方たちはまだ乗っていました。
渋谷に行くのか、新宿に行くのか?
きっと、どこに行っても、
興味深くてちょっと不可解な東京をウォッチングできることでしょう。

去るものと来るもの

まあ、そんな大ごとの話ではなく、お店です。

去るもの・・・

駅のそばに「シータ」というパソコンとゲームのお店がありました。
私が教室をオープンしたころ、
駅付近にはIT関連のショップが無く(ビックカメラはだいぶ後です)
生徒さんに「プリンターを買いたい」「パソコンを買いたい」と
相談されたときに、何人かシータを紹介しました。

店員のお兄さんがとにかく親切でした。
生徒さんと一緒にお店に行って相談すると、
とても分かりやすく教えてくれました。
その後、ビックカメラも出来たし、ネットで購入も楽になりました。
それで全く無縁になったお店でしたが、
さすがにこの時世には勝てなかったのでしょう。
下ろしたシャッターを見ると、少し寂しく感じました。

来るもの・・・


江ノ電の藤沢駅に通じるデパート「小田急百貨店」がリニューアル。
デパート自体が衰退しているのはいずこも同じです。
こちらは、すっかり変貌です。
ビル自体は古いままで、そこはとても残念だけど、
JRの駅から通じる2階の入り口から、すっかりお洒落風に。

カフェや雑貨屋さん、そしていろいろなレストラン。
Jパスタまで入っていて、ちょっと嬉しいです。
今日は用事を済ませたあとに、ショップ見学に行ってきました。
さて、若い人たちをどこまで引き続けられるだろう?

危ないゴロゴロ

乗り継ぎで駅の構内を抜けようとしたときでした。
ひとりの女性が、私の歩く前を横切るように右へ移動していきました。

私は駅のポスターに目をやりながら、その女性が移動するのをやり過ごし・・・
たと思ったら、ガタ!っとつまずきました。
女性が引いていたスーツケースに足を取られたのです。
ポスターを見ていたせいで、スーツケースに気が付くのが一瞬遅れて、
かなりの勢いで足がぶつかり、転びそうになりました。

転んでは大変!と、思わず、その女性の背中に手をかけて、
倒れそうな身体を押さえ、なんとかふんばりました。

女性の背中に力をかけてしまったので、
振り向いたその女性に、声を出して「ごめんなさい」と謝りました。

女性は、何も言わなかったけれど、
「いいえ、どういたしまして」という感じで、わずかな笑顔を返してくれました。

ホームに向かう階段をのぼりながら、
私は、なんだか納得いかなくて、首をかしげてしまいました。

だって、私がぶつかって転びそうになったのは、
人々が行き交う混雑した構内を、ゴロゴロとひっぱられたスーツケースです。
目の前を横切った女性のあとから、まさかスーツケースが続いているとは思わずに。

私は、彼女の背中に手をかけてしまったことを謝ったけれど、
彼女は、せめて、「いいえ、こちらこそすいません」と言うべきだったのでははないの?
背中に手をかけて謝った私を、許してくれるような笑顔ではなく・・・

兵庫県に娘が嫁いでから、スーツケースを持って新幹線に乗る機会が増えました。
人々の往来の少ない外の道路では、スーツケースを引っ張って歩くけれど、
駅の中の通路では、身体の横にピッタリと付けて移動します。
自分が何度も危ない思いをしているので、ゴロゴロと引っ張ることは絶対にやりません。

ほんとうに危ないのです。スーツケースって。
駅の構内やホームでは、どうかゴロゴロしないでほしい・・・と思うけれど、
違うかな?

今日のお出かけ先でいただいた昼食のお弁当

春なのに♪

多分きっと、少し外へ出れば春花盛り。
気もそぞろ、心ウキウキ・・・なのだと思うけれど、
そんなところからはずっと離れっぱなしです。
とりあえず、ミッションは終わったのに、次々いろいろ。

とはいえ、しばらくぶりになった日記なので、
「元気です」じゃなく「元気でした」を書き留めて。

時系列は逆だけど。
仕事に戻った途端の事務所当番でした。

いつものお弁当・・・

少し前になってしまったけれど、
孫と出かけた時、神社(お社はなくて石の鳥居や碑があるだけの)の庭に、
ちょうど満開に咲き誇っていた河津桜。思わずひきよせられました。

ソメイヨシノに代わって、最近はあちこちで見られる河津桜。
遠くからでも濃い桜色が目を奪います。
満開の様子も見事。
一足早いお花見に、ちょっと疲れていた身体も癒されました。

1か月と少しの間、我が家に居た2歳の孫は、とにかく活発。
公園に行くこと、友達と遊ぶこと、走り回ることが大好き。
小さなボールを買ってあげてからは、公園でキック、キック、キック。
私もくっついて、ずっと走り回ってました。
なかなか楽しかった!

2月1日に弟が産まれて、2歳の孫はお兄ちゃんに。

2年前は君だってこんなだったんだよ。

2月のバレンタイン。いつものプレゼントが届いてビックリ。
すっかりそんな季節だったことも忘れてたから。
二人の孫とママさん、パパさんが我が家で過ごし、
そんな世話に明け暮れていた私に、ニッコリの笑顔がこぼれました。
ありがとう♪

仕事も1か月休んで、頭も現実の生活から離れて、
すっかり育児モードになっていた2月でした。
遊びたい、出かけたい、休みたい、やりたいことがいっぱいだけど、
なんだかスケジュールはすでにいっぱいです。
でも、元気で(ほんとは、風邪と花粉症でカラ元気だけど)過ごせること、
子供たちや孫たちのヘルプができることに、感謝しなくては・・・

冬の日々に

朝の寒さに震えていたのに、
日中の日差しにマフラーをほどきたくなる。
ずっと晴れが続き、乾ききった空気の中で、
身体中のあっちもこっちも、カサカサで痒くて痒くて。
ドライアイの目も、ショボショボひりひり・・・

幸い家族たちにインフルエンザはまだ広がっていないけれど、
巷にはかなりの勢いで流行している様子。
やはり、冬はいやです。

家族の大集合も、少しずつ減り、
関西の孫が新幹線に乗って帰りました。
新横浜までお見送り。

みんなが帰ってしまうと、寂しさもひとしお。
孫たちが寝ていた布団を片付けているうち、
なんだかわけの分からない涙が止まらなくなってしまった。
愛しさを感じ過ぎたのかも。

でも、またすぐに次のお世話役がやってきます。
2月初めには孫がもう一人増えるから。
里帰り(?)出産をひきうけて、もうひとふんばり。
わが年齢を省みず・・・ まあ、大丈夫、がんばるさ!

そんなミッションの前に、束の間の休息。
というか、普段の仕事が舞い戻り、
センターでアンケート用紙の印刷作業をやったあとに、
久しぶりに寄ったKOBEYAランチカフェです。

12時前だったけど、早めのランチをとる人で満席でした。
小さなパン屋さんカフェなので、席数も少ないし。
シチューセット(パンの食べ放題付き)を頼む人が多く、
あちこちのテーブルから湯気が上っていました。

帰宅したら、午後はAmazonプライムで映画を観よう。
実は夕べも、一昨日の夜も映画を観ています。
しばらく観れなくなるので、今のうちに。
何を見ようかな。
コーヒー飲みながら、そんなことを考えていました。

ご近所情報 旧市役所のこと

藤沢市本庁舎が出来て1年が経ちました。
この庁舎ができるまでは、
県道を隔てた駅側にある「新庁舎」と呼ばれていた建物が
藤沢市民にとっての市役所でした。
そのまま置き去りにされていたようなその建物の工事が、
本格的に始まっています。
平成31年度中には整備工事が終わり、使用開始されるようです。

どんな風に整備され、どんな市役所の課が入るのか、
こちらのホームページにある動画を見るとよく分かります。

藤沢市分庁舎整備工事 特設ホームページ
https://fujisawa-bunchosha.com/

さんぽ道をときどき見ていただいているご近所のみなさん、
以前の市役所はどうなるのだろう?と思っていませんでしたか。
ホームページを見るとよく分かります。
一度見てみてくださいね。

2019年謹賀新年

また新しい年が明けました。
もう5日も終わりかけです。すぐに松飾も取れてしまう。
遅くなりましたが、
明けましておめでとうございます。
どなたにも、幸せなことがいっぱいある1年になりますように・・・

今年も三日に鎌倉八幡宮(鶴岡八幡宮)へ初詣してきました。
去年よりも早く家を出て、9時には八幡宮に着いたせいか、
それとも、今年は人出が少なめだったのか、
石段の前で待たずにそのままお参りできました。
三が日のうちにお参りするようになって、初めてです。

それでも、社の前ではもまれるようにして、やっとお参り。
今年一年、健やかに過ごせますようにとお願いしてきました。


あれ?と・・・
お参りのときにいつも頂いて帰る干支土鈴がありません。
びっくりして、巫女さんに尋ねました。
すると、、、いつもは、入れ物の中にドサッと入っていて、
色や顔の絵付けを選べていたのに、
手渡されたのは箱入りの土鈴でした。
びっくりのリニューアル!

帰宅してからゆっくり箱から出してみると、
去年までの土鈴とだいぶ違う。
右側が12年前の亥の土鈴です。並べてみました。

そうなんだ、、、変わっちゃったのね。少しリアルになった?
でも、去年でちょうど12年。干支が全部そろったから良かった。
これからまた、リニューアル土鈴を毎年集めよう。
十二支揃うかどうか、ちょっと自信はないけれど。

割と静かなお正月でした。
我が家はお正月が終わってから、賑やかになる予定。
なので、ちょっとのんびりさせてもらえました。

コンサートの時に買って帰ったコーヒーカップ。
大事に飾っていたけれど、使わなくてはね。
もうこれからは、保存していることは意味が無い。使うことが大事。
ということで、毎日使っています。

日々を元気に過ごせることに感謝して、
笑顔を忘れないようにしながら、1年を過ごせたらと思います。
今年もよろしくお願いします。

今年もそろそろ

もうすぐクリスマス。
そしてもうすぐ今年も終わってしまう・・・


昨日のランチ、スーパーダイエーのイートインで済ませました。
午前と午後の仕事の合間、40分ほどしかなかったし、
無性にダイエーのこのミニカツ丼が食べたくなって(^^ゞ
けっこう、美味しいのです。

新聞の人生相談でとてももどかしい思いになりました。
相談者は50代の女性です。

「二人の娘さんはそれぞれ嫁いだり自立して家を出て、
今までPTAやボランティア、お稽古事など、
いろいろなことをやってきたが、今は何もやる気がない。
自分を奮い立たせるものがなく、生活に張りがない、
これからどうやって生きて行けばよいのか・・・」

50代! そんなに若いのにどうして?
少なくとも、親の介護や誰かのお世話の必要はないようだし、
娘さんたちの孫の世話に追われることもなさそう。
また、生活を支えるために働く、という必要もない。
だったら、どれほど自由で輝く時間が手に入るだろう。
なのにどうして、どうして、、、と不思議になりました。

50代と言えば、私は教室を開設して、
毎日が、常に新しいこととの出会いでした。
まだまだ、身体も健康だし、疲れもしらなかった。
少し先の未来も、描くことができました。

(今は・・・健康にも自信がないし、
少し先の未来は、まったく描けないし、見えないけれど)

私の周りの女性たちだって、
みな、日々を忙しく、時間が足りない足りないと言いながら過ごしています。

そんなに空しく過ごしていると、鬱になってしまう。
どうか、自分の周りを見回してほしい。
そして、できれば、ほんの僅かでも収入がある仕事を探してほしい。
ボランティアではなく。収入があることが大切です。
働いて、世の中とつながって、他の人とつながっていけば、
「どうやって生きて行けばよいか・・・」などと悩む時間はなくなるはず。

と、そんなことを思いながら、
慌てて新聞片付けて、翌日の仕事の準備をした昨夜のことでした。

※ブログのプログラム(WordPress)のバージョンが変わって、
入力編集画面が変わってしまったので、しかも全面英語、
ものすごくやりにくくなってしまった・・・ ちょっとうんざり。

上野遠足(シャンシャンにリベンジ)

前回の失態を取り戻そうと
(ほんとうは、そんな意気込みがあったわけではないけれど)
寒空の下、上野動物園へリベンジ遠足してきました。

パンダ舎では「待ち時間30分」でしたが、
私たちが去るころには「50分」になっていて、相変わらずの人気です。
そして、独り立ちしたシャンシャンは・・・
ちゃんと目の前で確認できたけど、スヤスヤとお休み中。
コロコロ動き回るシャンシャンに会いたかったな~

お父さんのリーリーです。
お母さんは奥の部屋で、会えませんでした。

さて、動物園を後に、次の目的地へ。
またまた東大です。

今回は農学部のレストラン アブルボアでランチを食べよう、
というのがもう一つの目標。

「学食のイメージが180度変わる」とSNSで人気のレストラン。
満席でしたが、なんとか座れて美味しいランチをいただきました。
団体客も女性客も、みな外からここを目指してこられた人たちばかりでした。

学食の庭の秋色に惹かれ、特に、まん丸の真っ赤な柿の実にiPhoneのレンズを。
今回はiPhoneしか持っていかなかった。
やはり、一眼レフを持っていけばよかったと、ちょっと後悔。

東大を出て、根津の街を歩きます。
路地を覗くと、なんだかとても良い雰囲気。
電信柱には「文豪の街」という表示が。
もっとあちこち散策したかったけれど、それはまたいつか。

次は東京駅へ向かいます。というか帰るつもりだったけど、
仲間の一人、素敵な先輩女性のシジミちゃんが、
人生でもう二重橋に行くことは無いだろうからぜひ行きたい、
との提案で、反対方向の二重橋へ。

おもえば私も、何十年ぶりの二重橋で、そして人生最後かも。
行って良かった。

最後は黄昏の東京駅に戻り、東海道線で藤沢へ帰りました。

一部の写真はシジミちゃんや一緒に行った仲間の人からいただきました。
ありがとうございます。記念になりました。