紫陽花の季節

紫陽花はその昔から、どこにでもたくましく育ち、
季節になると、あちこちを紫陽花色に染めてくれる植物でした。

だけど最近は、そんなものじゃないです。
紫陽花の種類がものすごく多くなりました。
西洋紫陽花のいろいろな花姿、いろいろな色をかけあわせて、
新種が作られているので、見たことのないような紫陽花があちこちに。
そして、どこの街角でも、どこの道でも、どこの庭でも玄関先でも、
ほんとうによく育てられています。

そんな紫陽花が、今年は例年より少し早く、色づき始めて、
道を歩くと次々に目に飛び込みます。

今日は午前のうちに買い出しに行こうと・・・
(午後はAmazon「S&Hの事件簿」を観たいし)
川沿いを歩いたら、ここはガクアジサイがほとんどでした。
それも、昔懐かしいガクアジサイです。

どれもちょうど盛りになっているのに、ガクアジサイは地味。
普通の紫陽花だったら、いかにも満開の花盛りになるけれど。

たった1株だけあったカシワバアジサイです。満開。


梅雨前のちょっとどろんとした日差しでした。
人影はまばら・・・

iPhone+FOCOS 背景を少しぼかして・・・(^^ゞ

お花見は出来なかったけど

愛しい孫たちと過ごした数日こそパスしていたけど、
3月中頃から、大きな2つの作業に身動きできなかったしばらくの間に、
桜はすっかり終わってしまって、今年は一度もお花見に行けなかった。
そんな仕事も一段落したので、心が軽くなった今日。
久しぶりに新林公園へ出かけていきました。

あまりにも良い天気で、爽やかで、気持ちよくて・・・
そうだ! 時間もあるし、ハイキングコースを歩いてみよう!
突然思い立って、上っていきました。段々になった道を。
何年前になるだろう。愛犬のさくらがまだ1歳にもなっていなかったころ、
犬連れて歩いたハイキングコースです。
段々はきつかったけれど、足の短いさくらだって喜んで歩いたんだし、
たいしたことはない、と思って歩き出したら、とんでもなかった!

ここからスタート。段々はあの先までかな?
ってことは無く、ずっとずっとまだまだ先に続く!

階段もだいぶ年月が経って乱れています。
よっこらしょ! 掛け声かけないと足が上がらない・・・
転ばないように気を付けて、真剣に上ります。

あそこで終わり? いえいえ! とんでもない。

途中、何度も立ち止まっては、深呼吸。
酸素がすぐに足りなくなる肺なので、深く空気を吸い込んで・・・
曲がりくねって、また上って、やっと少し平坦な道へ。
そうすると、余裕ができて、周りの緑が目に広がります。
ほんとうに新緑って美しい。ウグイスの声も聞こえます。
目がくらむような緑を体の芯まで浴びました。

一番上になるところに、公園があります。
土曜日なのに人は少なく、ときおりすれ違う人に出会うくらい。
ひとりハイクじゃなかったら、ベンチで座ってお喋りも楽しいけれど。
(でも、コロナだから、ひとりで歩くしかない・・・さくらも居ないし)

ウラシマソウもありました。
友だちと鎌倉をあちこち歩いたころ、
色々な場所でウラシマソウを見つけたっけ。久しぶりです。

上ったり下りたり、アップダウンが続く道・・・

この道を下りてきて振り返ったところです。
さすがに、ハイキングコースもここが最後の段々。
スタートから1時間ほどかかっていました。
普段使わないふくらはぎや太ももの筋肉。明日は痛くなりそう。
肺もちょっと悲鳴をあげていたけれど、
マイペースで歩いたから大丈夫。緑に包まれて気持ちよかった!

下り切ったところにある藁ぶき屋根の古民家です。

そして、いつもの公園の風景。
落羽松(ラクウショウ)も新緑が広がっていました。
この池の右側の方から上って、池の後ろの山をひとめぐりし、左の山側から降りてきました。
おつかれさま~ (^^ゞ

※さくらと歩いた新林公園のページです。
http://wan-wan.sakura.ne.jp/iroiro/sinbayasi/index.html

さくらは2歳でした。いい加減な記憶・・・
2005年・・・ 私も、平気で歩いてるみたいです。若かった~
(さくらのページは、9月に無くなります)

桜 待ち遠しい

月曜日午後、いつもの内科クリニックへ行くのに、
天気がよかったので回り道をして、境川沿いを歩きました。
桜はどのくらい膨らんだかな?

あちこちで桜が開花したという声を聞くけれど、ここはまだかな。
でも、境川の水もぬるんで、春の川面に変わっていました。
(ん? それは勝手にこちらがそう感じてるだけかな)

遊歩道では・・・

スノーフレークがたくさん咲いていました。
そして・・・

市民会館の前の植え込みにつくしんぼう。
すごく久しぶりにつくしを見ました。
草むらのあるところなど、ぜんぜん出かけていないから、
つくしに出会うチャンスが無かった。
手前に植え込みの柵があって、柵の外側から、必死でしゃがんでiPhoneで。
すごい恰好をしてたかも。周りに人は居なかったから良かった。

テレビのニュースでも、
また身近な繁華街でも、
人々は普通に出ていて、それぞれに楽しんでいるみたいです。
きちんとした感染対策をして、春を楽しめばいいと思います。

だけど、どこかの街ではカラオケボックスでクラスターとか。
しかもみんな高齢の人たちが。
それは、何かを間違えている気がする・・・

樹まちがい

2月も今日で終わります。
降雪で大きな被害があったり、道路での立ち往生のニュースも多かったこの冬。
でも、こちらの地域では暖冬だったような気がします。
寒くて寒くて辛い、という日は以前に比べればずいぶんと減り、
もうすでに、どこもここもすっかり春のような花盛り。
日中は、ダウンコートなど来ていたら汗ばむくらいです。

今日、市営の大きな体育館の前を通りました。
今は緊急事態宣言下でクローズしていますが、もしかしたら
このままワクチン接種会場になるのかも?
自分もやがてワクチンを接種して、
そしたら、離れて住む孫たちと会えるようになるのかな。

今日は久しぶりに新林公園を回って歩いてきました。
満開の梅の花、家族連れ、暖かい日差し・・・のんびりした日曜日。

ところで、大間違いをしてた!
このシンボルツリーをメタセコイヤと思い込んでいましたが、
違っていた!
実は「落羽松(らくうしょう)」という樹木だったそうです。
友だちが教えてくれました。
知らなかった~(^^ゞ

メタセコイヤとラクウショウ、こんな風に違うそうです。
「自然観察大学ブログ」から記事を紹介させていただきます。
https://sizenkan.exblog.jp/25484953/

そしてこのラクウショウは、その根元に「気根」という根が土から伸びるそうです。
それがこの写真で分かります。
というか、私はこれは岩だと思ってた(-_-;)

新宿御苑にはこんな立派なラクウショウとその気根が見られるのだそうです。
何度も御苑には行っていたのに、気が付かなかった。
安心して出かけられるようになったら、また御苑にも行きたい・・・
https://fng.or.jp/shinjuku/2019/07/28/post_1561/

おまけ・・・ご近所の人だけに(^^ゞ

華屋与兵衛がカーテン屋さんになります。
建物は同じなのに、すっかり変わってしまうな~

ちょっと脱出

ひっそりと自分の生活圏で自粛生活を続けています。
でも、どうしてもの用事のため、熱海まで車を走らせました。
マンションの駐車場はすべて伊豆ナンバー。
そんな中に湘南ナンバーの車を停めるのさえ、ちょっと緊張です。

マンションでの用事を終えて、すぐに出かけました。
糸川沿いのあたみ桜を目指して。う~ん、満開!
きれい! ちょうと満開ピッタリに訪れたことは初めてです。
ほんとだったら、たくさんの桜見物の人が集まるこの時期なのに、
とても空いていました。せっかくなのに。

その後、マリーナまで行きました。
そこにあるあたみ桜はオオカンザクラという種類で、花がもう少し大きかったはず。
初めて見たときは、その美しさに仰天した憧れの桜です。
でも、まだ蕾だったので、残念・・・


翌日、もう一度糸川に行こうと思っていたけれど、目標変更。
熱海梅園を目指すことにしました。
梅園は3回ほど訪ねたことがあるけれど、いつも車かバスでした。
今回はマンションからひたすら歩きました。
距離は大したことは無いのだけど、ず~っとずっと、だらだらの上り坂です。
呼吸機能が弱いから、ひとり黙々と、深呼吸しながら上りました。

この来宮の駅を通ってからが、また勾配が増す上り坂。
まだまだ上ります。
しかし、熱海ってほんとに坂ばかり。
住んでいる人たちの肺機能って、どんなに強いのだろう。

梅園は白梅が真っ盛り。紅梅はあと少しです。
梅にはずっと興味がなかったのです。
でも、この頃は、梅の味わいが好きになりました。
遥か昔から、人々が愛でてきた梅花の良さが、やっと最近分かったかも。

帰り道は、ものすごく楽だった! 早かった!
熱海駅の近くまでは、こんどはひたすら下りだものね。

用事も済ませ、ちょっとしたお別れもあってご挨拶をし、
あっというまの現実から離れた2日間が終わりました。

そうそう、夜はひさしぶりにコンサート状態だった(^^ゞ
ああ、今年の秋のツアーはどうなるのだろう。
って、桜も梅も関係ない話になってしまった・・・

おまけ・・・
熱海の街角で見つけたスヤスヤ犬。

2月です

自分の誕生日月の2月は特別な月ですが・・・お目出たくはない。

「お誕生日おめでとう」のメッセージは少しも嬉しくない・・・

誕生日は他の人から祝ってもらうものではないと、年齢を重ねるごとに思います。
違うのです、誕生日は、自分が心から「ありがとう」を言う日なのです。

誰に「ありがとう」と言うのかと言えば、
私を産んでくれた母、そして力を与えてくれた父。
私を支えてくれた兄姉、青春の日から共に生きた夫。
そしてそして、惜しみなく愛する喜びをもらえた子どもたち、孫たち。
それらのすべてを包んでくれている命の源へ、
今日まで生かせてくれてありがとう・・・と。

ところで、今年の節分は明日なのですって。
豆まきの日、間違えないようにしなくちゃ!

こちらは昨日(1月31日)、春のような日差しの新林公園です。
そろそろ梅が咲き始めたかな?と思って寄ってみたけれど、
ここの梅はまだ蕾でした。
でも、あとちょっと。

宣言の元

1都3県に緊急事態宣言が発令されました。
でも、前回の時とは明らかに、人々の心のありようが違います。
最初の時は、こちらの地域でも、
スーパーの食品などが無くなり、街中は人々の姿が減り寒々しく、
誰もが、これからどうなるのだろう?という不安を抱いていました。

それに比べたら、今は緊張感が感じられず、街も落ち着いています。
この宣言で感染拡大が収まるのかは、誰も懐疑的で、
今の生活レベルをどこまで制限するかの割合は低そうです。

ただ、いろいろな制約のために、苦痛を強いられる人々はいるし、
自由に誰かに会える状況はさらに遠のきました。
苦痛とは違うけれど、人々の「予定」というものも中止が続きます。

私も、その「予定」がキャンセルになり、
とても多くの時間を割いたことが、突然、無になりました。
(無駄になったのとは違いますが)

このチラシ(A4裏表)のデザインを作るのに、どれほどの時間がかかっただろう。
こんな恥ずかしいようなレベルですが、私はデザイナーじゃないし、
おまけに、使っているソフトはWordです。頭だけは必至で使いました。
しかも、藤沢市の各地域の回覧板で既に回されました。
きっと、市民の人たちの多くが目にされていることでしょう。
「中止ですよ~~~」(TT;)

今日は、久しぶりに遠回りで買い出しに行きました。
去年、桜の咲くころにこの道を通ったのが始まりで、
自粛生活の運動不足の解消のために、よく通り抜けた川沿いの道。
1年後の今年の桜も、また自粛生活の中、この道でお花見することになるみたいです。
複雑だ・・・

そして、新林公園のメタセコイヤはすっかり落葉していました。
新芽が一斉に出て、新緑でおおわれる頃もまた訪ねるのだろうな~
自粛生活の中でのお散歩で。

ぐるっと回って市民会館の前を通ったら、
ちょうど成人式をやっていました。
この時は、ホールの中で式典をやっていたのかな?
密を避けて、どんな成人式を開催したのだろう?

何年か経ち、彼らが同期会で顔を合わせたときに、
一番のネタは、この成人式のことになるのかも。

青空の美しい日曜日でした。

※藤沢の成人式は「オンライン成人式」だったそうです。ここはシンボルの場所だったのね。(2021/01/11追記)

紅く染まる

PCの作業が、やってもやっても終わらない。
だからこそ、気分転換。そして体を動かさなくては。
ということで、食料品の買い出しついでに、新林公園へ。
って、行くところはここしかないの?

シンボルツリーのメタセコイア(多分?)が紅葉しています。
存在感たっぷりの大木。赤く染まる姿はちょっと感動です。
って、どこにも出かけないから、感動もちょっと小規模ですが・・・

今日は家族連れがたくさん来ていて、子供たちもいっぱい。
私は寄らないけれど、階段を上がった別の場所に、
子供たちの遊ぶアスレチックなどがあって、そっちは賑やかなのだろうな。
駐車場も、入口で入場を待っている車が並んでいました。

iPhoneのポートレートモード。
ちょっとインチキっぽいけど、後ろが一応ボケてます。
新しいiPhone12のカメラは、また素晴らしくなったらしい・・・

まあ、その前に、どこにも出かけられない状況をなんとかしなくては。

身近で秋景色

ずっとPCの前に座って作業することが続き、
ちょっと晴れ間も見えた朝、今日はPC作業はしないと決めて、
代わり映えの無い目的地ですが、歩いてきました。
季節は変わり、紅葉はまだまだだけれど、空気が違っていました。
広がる空も、耳に届く音も、マスクを通してくる辺りの匂いも・・・
みな秋になっていました。

藁ぶき屋根の古民家では、落ち葉を焚く煙がただよい、
パチパチと跳ねる音が響きます。

ザリガニ取りの子供の姿も無く、がらんとしていました。
隣の小学校でやっている野球部の練習の声が、
背中の方で、驚くほど大きく聞こえてきます。

日曜日なのに、家族連れの姿も僅か。
お昼を過ぎれば、もう少し集まってくるのかも。
雨が続いていたので、こんな青空が広がるとは思いもせず、
みんな、なんとなく出そびれてしまったのかな。

ハイキングコースに行く道は通行止めでした。
スズメバチがいるらしい。
この季節は狂暴になるというので危険です。

秋色に染まりかけた公園をあとに、
駅の方へ回って、あちこち用事を済ませて帰路につきました。

こちらは別件(^^ゞ
5日ほど前、意を決して電車に乗って出かけようとの計画が、
予定が変わってキャンセルになり、
せっかく決心したのだからと、JRに乗って出かけました。

って、そんな大それた話ではなく、
単に、公共の乗り物を使う機会がなくて、ひっそり暮らしていただけ。
それでも、7か月ぶりの電車です。自分でも呆れる・・・

出かけた先は、お隣の駅。な~んだ!です。
ちょっと用事を済ませ、この日は気温が高かったので、
カフェタイムで一息ついたところです。
そろそろ、本気で、あちこちでかけたくなりました。

束の間の青空

10時頃に家を出ると、空はいつの間にか青空でした。
このところずっと晴れていなかったので、久しぶりの青空です。
しかも、通り道沿いの空き地には、
のびのびと背を伸ばして黄色い花を付けたセイタカアワダチソウがいっぱい。
コロナで憂鬱な月日だったけれど、間違いなく秋です。

セイタカアワダチソウは今でも「アレルギーの元凶」と嫌う人が多いです。
ブタクサと混同している人も。
でも、セイタカアワダチソウは花粉を飛ばさず、
従って、アレルギーを誘発することはほとんどないそうです。
花穂の中に顔を突っ込んで思いっきり花粉を吸いこんだら・・・知りませんが。

ブタクサは杉のように花粉を飛ばし、アレルギーの元になります。
でも、秋に黄色い花をいっせいにつけるセイタカアワダチソウは、
日本に帰化してからず~っと、濡れ衣を背負ったままの可哀そうなお花です。

たいていは、線路の脇とか、川原の土手とか、雑草の茂る忘れられた場所に、
必死で繁殖して花を咲かせます。
そしてその成長のしくみから、やがて、繁殖力が弱って数を減らしていくそうです。
数年前まで、一面の黄色い原っぱだったのに、
あれ?なんだか最近は少なくなって、またススキや他の雑草の勢いが増した・・・
そんなことに気づくことも多いと思います。

そんなセイタカアワダチソウ、私は好きです。

用事を追えて帰り道、ちょうど前を通ったので、つい寄ってしまった(^^ゞ
今日はいつもと違うメニューを頼みました。
すり鉢の黒ゴマをゴリゴリと擦って、
鬼おろし大根とワサビを入れて、
そこにそばつゆをかけてお蕎麦をいただきます。
けっこうなボリュームです。お腹いっぱい! 美味しかった~