湿度が30%台の乾いた空気。
日差しは強く、日焼けしそうだったけれど、爽やかな日曜日。
勢い良く茂った雑草たちを抜き取ったり、伸びすぎた枝を切り落としたりと、
やっと庭仕事が出来た一日でした。
庭の隅にしゃがんで、むせるような草いきれに包まれていると、
一段下になっている道路を歩く人たちの声が届いてきます。
小さな男の子が自転車の練習をしながら通っているらしく、
お父さんが「ほらー うまいじゃないか」と励ましていました。
自転車で通り過ぎる夫婦連れ。その男性の大きな声が。
(奥さんによく聞こえるように、つい大声になるのね)
「鵠沼の駅のそばを通ってくと、いかがわいいホテルの横に出るから・・・・」
あとは通り過ぎてしまったので聞こえなかったけれど、
私は、抜き取ったドクダミの束を手にもちながら、思わずウフっ。
すぐに眼を道路に移して、去っていく自転車の二人を見てしまった。
そう、年代は多分60歳くらい。
そりゃあ、若い夫婦じゃないよね~
だって、「いかがわしいホテル」だもの。
なんだかとても久しぶりに聞いた表現だった。
若者だったら「ラブホの横に出るから」って言うのかな。
少なくとも「いかがわしい」は使わないと思う。
大きなスーツケースをゴロゴロと転がして駅に向かう女性。
仲間と連れ立って、わいわい言いながら自転車で走り抜ける男子高校生たち。
散歩途中の犬同士が「ガウガウガウ」と吠えあって、飼主の「こら!」の声が響いたり。
気持ちの良い朝のひとときが過ぎて、
お腹が空いたな?と思ったら、もう時計は12時近くでした。
今日は、午後ももう少しがんばらなくちゃ終わりそうもないな・・・
咲き始めた紫陽花のそばでコーヒーブレイク