少し前の新聞に、
今の若者の文章が(大学生のレポートだとか)
あまりにひどい、、、という記事がありました。
主語が無い、接続語が貧困、句読点がない、短い、
結果的に文章の意味が分からない・・・
その記事では、最も大きな原因は、大量にやりとりをするSNSの、
特異なメッセージ形態のせいだと結論づけていました。
あとは、本を読まない、ということも含めていましたが。
確かにあるかも、です。
LINEなどでのやりとりは、文章を書くというのとはぜんぜん違うから。
でも、、、、そうかなあ?と思ってしまった。
もう10年も20年も前から、
若い人たちの、仕事で使うメールの文章がひどいものだと言われました。
たとえば、上司に送るメールがあまりに幼稚だとか。
いつの時代も、若い人たちは自分たちだけの言葉の世界を作ります。
ポケベルの符号なんか、その最たるもの。
そして、いつの時代も、文章の下手な人が全体の何%かを占めます。
その反対に、見事な文章をつづる人も全体の何%か、必ずいます。
新聞で読んだ小学生の読者投稿で、
その内容の深さやまとめ方にに驚いたのは、つい最近のことでした。
また、ブログなどで、たまに若い人の文章を読むことがありますが、
個性豊かで、表現力も文章力も新鮮で面白く、感心します。
マスコミは、たまたまどこかの大学のレポートで、
ひどい文章がやり玉に挙がったことで、面白い記事にまとめただけ。
その原因をSNSにしたかっただけ。
なんて思ってしまったけれど、違うかな?
先日の仙石原で。落ち葉のまわりに氷がグルリ。