暗いところで…

警察小説を夢中になって読み続けていたので、
小休止して、いろいろなジャンルの小説をKindleで味わっています。
(写真はiPadのKindleアプリなので、手元のKindleとは違いますが)
先日読み終えたのは「暗いところで待ち合わせ」

幻冬舎 、2002年4月の出版ですからずいぶん前の話題作品です。
作家は乙一という若い男性。

この表紙を見て、ホラーだと思っていたので通り過ぎていました。
でも、とある書評で、ホラーではなくてとても「せつない小説」だと知って、
それならば読んでみようかな、とクリック。
ちょっと「せつなさ」に渇望中・・・

私が選ぶ小説と趣が違って、ひさしぶりの感触でした。
若い作家の感性なのかな。

そして、この小説は映画になっていたそうです。
Amazonプライムにありました。

映画DVDの表紙は本の表紙とぜんぜん違う・・・
ホラーじゃなくて、
どちらかというと、ちょっとだけサスペンス(せつな系の)?
主人公の男性の国籍などが違っているらしいけれど、
今度、見てみようと思います。
無料じゃなくて400円・・・だそうですが。
Amazonの案内をコピーします。


交通事故で視力を失い、父親と2人、静かに暮らしてきたミチルだったが、父の突然の病死で、たった1人の生活を始める。一見穏やかな生活だが、不安で孤独な毎日。そんな、ある朝、家のチャイムが鳴る。彼女がドアを開けると、そこには大石アキヒロが立っていたが、ミチルは気づかない。アキヒロは今朝、駅で起きた転落事故の重要参考人として警察に追われていた。彼は素早く家の中に潜り込み、それに気づかないミチルとの奇妙な同居生活が始まった。

いろいろ…

FacebookやInstagramに簡単に投稿すると、
それで完了気分になってしまって、
私がメモリーとして残しておきたい本来の場所がここなのに、
もう面倒になってしまう。
さんぽ道しかなかった頃は、だから、こまめに書いていたのに。

ということで、特に書き留めておきたいことを(写真を)時間のある時に。

毎日、出かける時には必ず通る大きな交差点。
その角のパーキングから出てきた車が、隣の自転車店に飛び込んでいました。
え! とビックリ。
巡査さんが立っていたけど、気にしないようにしてiPhoneで写真を。
(怒られなくてよかった)

どんな人がこのメルセデスを運転して、
そして、どうしてこんな風に突っ込んじゃったのか?
通行人を巻き添えにしてはいなかったみたいで、
(巻き添えにしていたら、ニュースに出ていたことでしょう)
(ドライバーも高齢者じゃなかったようだし)
良かったけれど、一歩間違えれば人身事故だもの。
運転は気を付けなければ、です。

小さな小さなかたつむり・・・
前日買ってきたシダのポットから出てきたらしい。
ちゃんと眼も角も、そしてクルクルのお家もありました。

かたつむりは移動距離が短いので、
住む場所の環境が変化すると死に耐えてしまう・・・のだとか。
街の隅々まであらゆる種類の薬剤散布されるからどんどん減ってしまってるのかも。
庭にそっと置いてあげたけれど、無事に育ってくれたらいいな。
(我が家の庭、最近は消毒はほとんどしていない)

プラスチックゴごみ

このところ、プラスチックゴごみのための環境破壊について
聞いたり読んだりすることがとても多くなりました。
プラスチックによる海洋汚染も地球規模で広がるばかりです。

見回せば、自分ひとりだけでも、
どれほど多くのプラスチック製品を使い捨てしていることか。
二人きりの家族ですが、
「今夜のご飯はデパート地下の総菜やお弁当にしよう」となった夜、
食後、キッチンの隅にあるプラスチックゴごみの容器は満杯に。

毎日毎日、なにがしかのプラスチックごみが出ます。
見回せば、何もかも・・・と言ってもよいくらい、
手に触れるもののほとんどに、プラスチックが使われています。

それでは、それらのプラスチックを使わない生活に戻れるのだろうか?
「できない」の言葉しか出てこなくて、空しくなります。

「2030年までにプラスチック製容器包装の6割をリサイクルまたはリユース」
「2035年までにすべての使用済みプラスチックを、熱回収を含めて100%有効利用」
そんな目標を目にしたこともあったけれど、
実際は、「レジ袋の有料化を義務化する」という話くらいです。
レジ袋やプラスチックストローを減らすくらいでは間に合わない。

子供たちや孫たちの世代は、どんな地球になっていることだろう。
考えると、恐ろしいです。

世界は自国の利のためのあらゆる戦いがあとを絶ちません。
そんな戦いをしているうちに、地球はたいへんなことになるのに。
環境破壊を止めるのは、膨大なお金がかかることだと思います。
でも、誰もがそれを平等に負担し、
どの国も真剣に取り組んでほしいです。

なんて・・・今日は真面目なさんぽ道(^^ゞ

気分転換に・・・って、気分転換になるのは私だけだけど。

爽やか・・・(^^ゞ
アカオローズガーデンのバラの中で一番好きです

ビニール傘問題

今朝のNHKで「使い捨てのビニール傘問題」をやっていました。

大量に放置されたり、廃棄されるビニール傘。
雨が降ったらコンビニで買い、雨が上がったら路上におきっぱなし。
忘れものとして遺失物センターに届く大量のビニール傘。
取りに来る人は皆無だと言います。

そして、これらの傘の処理は複雑で、
金属やビニールなどの分別ができないため、リサイクルできず、
廃棄物中間処理施設に月20~30トンも運ばれるそうです。
(数字は間違ってるかも・・・?)

う~ん・・・とうなりました。
以前から気になっていました。
昔の傘とちがって、気軽に手に入れて、気楽に捨ててしまわれるビニール傘。
ゴミ処理施設にどれほどのビニール傘が集まってくるのだろうと。

そう思う私も、いつもビニール傘です。
ただ、私は使い捨てではなくて、大事なマイアンブレラです。

ビニール傘の柄にカバー(アニマル柄だけど)を付けて使っています。
このカバー10年以上は使ってるはず。
(白旗神社そばのFrancfrancで買いました。忘れてない。)
ビニール傘は、長く使っているうちに汚くなってボロボロになるので、
そうなると取り替えます。
カバーは時々手洗いしています。

このカバーを付けてから、不思議と無くなりません。
どこかに忘れたことは何度かありました。
でも、必ず見つかって戻ってくるのです。ほんとに不思議。

コンビニのビニール傘も、大事にすれば長く使えます。
雨があがったからと、邪魔もののように捨てて行かないで。
簡単に手に入れて、簡単に忘れてしまわないで。
道路の隅っこに転がったビニール傘を見るたびに、そう思います。

ITとバラとInstagram

6月最初の日曜日、仲間が集まって研修会でした。
最近は、ITの勉強とちょっと違う色合いになって、
世の中のことを学ぶ研修会(?)になっています。

でも、一番盛り上がったのは、アプリを使ってお遊びした時間。
自分の顔が若い女性や赤ちゃんになったり、髭面のワイルドな男性になったり。
大爆笑してしまい、隣の会議室から顰蹙だったかも。

アプリをお試し中
全部、私・・・

その変身した姿で友達と会話をするチャットアプリです。
ITの技術の進歩にまたまた驚かされました。

こちらは別世界。
先日、バラが終わってしまわないうちにと行ってきました。
熱海アカオハーブ&ローズガーデンです。

バラなどの写真はInstagramに載せています。
Instagramをやっていられたら、sarasa48green で
私を見つけて、ご覧になっていただけると嬉しいです。

バラが咲きそろった一番美しい時から少し日が経って、
ちょっと残念だったけれど、それでもほんとうに素晴らしかったです。
ガーデンは年々見事になっています。

ところで今年はビックリ!
園内にトイプードルやチワワがいっぱい。
一人で何匹も連れている人なども居て、
きれいな風景の中にプードルを座らせ、一眼レフで撮影していました。
ガーデンの中で、犬のポートレートを撮っている人に初めて出会いました。

それもやっぱりInstagram・・・
自分でも楽しんでいるとはいえ、すごいな~Instagram

記憶と変化

1年のうちで、爽やかにすごせる大事な5月が、
こんな暑い5月になってしまって、なんだかとっても損した気分。
どこかで帳尻を合わせてもらえたらいいのだけど。

小説の話です。
頭の中、すっかり大森署の竜崎署長でいっぱいになってしまい、
一旦クリアしないと・・・と思い、
ずいぶん前にダウンロードしていた小説を読みました。
村上春樹著「国境の南 太陽の西」です。
出版された当時に単行本を買ってきて読みました。1992年だそうです。

「ノルウェイの森」を最初に読んで、
その後、村上春樹作品を追いかけていた時期がありました。
たくさんの作品の中で、どういうわけか、
特に心に残ったのがこの作品でした・・・ 
でした・・・
でしたが・・・

さて、25年以上も昔に読んだ本。ストーリーはほとんど忘れていました。
でも、大人の男性が、品の良いバーで、大人の女性と、
とてもオシャレな会話をする・・・という記憶だけが鮮明(?)に。
その雰囲気が好きだったのかなあ~ 大人の恋愛だったよな~

だけど、
読み進むうちに、「え?!」 こんなだった?
「え~?」 イメージとぜんぜん違う!
というか、記憶がまるで間違っている。
あの頃、いいなあと思って読んだのは、いったい何だったのか?

あんなに性描写の多い小説だった?
主人公の男性は、かっこの良いことばかり言うけど、
結局、身勝手至極の男性じゃないの!
それって、村上春樹の憧れの生き方なのかな?
あんな女性に巡り合って、生涯をかける恋をしたいというのかな?
その女性だって、ものすごく身勝手。

掴もうとするとするっと逃げてしまう女性に翻弄され続けて、
身近に守らなければいけないあんなに大切な人たちがいるというのに・・・

って、もう最悪な気分で読み終えました。

そう、人の感じ方って、年齢とともに変化するものなのね。
自分のことながら、ちょっと驚いたけれど、
それが、歳を重ねるということなのです。
年月は変化を飲み込んでいくのだ・・・と思うに至りました。

・・・というか、面倒な色恋のストーリーよりも、
竜崎署長のひとことひとことに、スカッ!とするほうが、
今の私には大切みたいで、
人生重ねて、人格が軽くなったのかもしれません(汗)

昨日は都内に住む孫の運動会。
2時間かけて行ってきました。
子供たちの歓声は元気をもらえます。嬉しいひととき。

皐月暴風雨

暴風雨かと思うほどの強い雨風。
朝から、近くの小学校が休校になったとか、
突風で怪我をした女性がいたとか、
爽やかな5月に似合わない天気になりました。

明日は晴れて、気温も急上昇。
まさに、日本は熱帯地方になってしまったかのように、
降る雨も暴力的。気温の上下も激しすぎ。
もう、穏やかな四季を過ごせる日本に戻らないのだろうか。
令和はどうやら大荒れ気候になりそうです。

雨が降ると分かっていたので、
昨日から夕食の食材も買い込み、布地も買い込んで、
朝からミシンの前に座り続けました。
何年振りかのミシンがけ。
電源をONにして、ペダルを踏んで、
ちゃんと動き出してくれたミシンにホッとしてスタート。

何枚も作ることになるので、
大人のものも含めて、全部出来上がるまでには、
まだ数日かかりそう。

お裁縫を趣味にしている人たちを尊敬します。
ひとつの作品が出来上がる間、頭はずっとフル回転。
難しい洋服のパーツなどを作るには、
間違えないようにと、あれこれ考えて頭がいっぱいに。
一瞬の勘違いで、最後に「あーーー!」となってしまう。
私にはとても無理です。
せいぜいエプロンどまり。

雨がやんで、風もしずまった午後、庭に降りました。
せっかく咲きそろったバラも、花びらが一面に散り散り。
まだ残っている蕾もあるので、もう一度きれいに咲いてくれるかな。

もう少しゆっくりと、季節の花たちを楽しみたいです。

元気のもと

昨日、円覚寺をあとにして、鎌倉まで散策。
鎌倉駅の前で喉をうるおしたひとときの写真。
昔から時々いただいている蒲鉾井上のお店の2階です。
お馴染みの桜のはんぺんに「令和」の文字。
なんとなくニッコリしていただきました。
喉を壊して以来、ずっと禁酒していたけれど、
半月ぶりの生ビールは、ガラガラの喉をす~っと通って、
とっても美味しかった!

で、ぜんぜん違う話ですが・・・
ネットでこんな情報を探していました。
インターネットってほんとうに何でもある。

画像を小さくしてしまって、もともと細い線で書かれているので、
ちょっと分かりにくいけれど・・・
いや、誰が見ても、エプロンの型紙ですが。

ただし、サイズが幼児用。
注文が来ていたので、そろそろ作ってあげなくちゃ。
まずは布を買いにいかないと・・・

唐突ですが・・・・
ついでと言っては何ですが・・・

また今年の終わりごろに、
運がよくて抽選に当たったら、
コンサートに行けるかもしれない・・・
という、元気のもとの独り言でした。

座禅

まだ声はガラガラ。
それでも、抗生剤を飲まなくなったら元気が出て、
旧友が誘ってくれていた北鎌倉に行ってきました。
円覚寺へ。目的は座禅です。

日本人なのに・・・
あちこちのお寺をどれほど訪ねてきたことか、というのに・・・
座禅はやったことがありませんでした。

一度行ってみたらいいよ、と、
幼馴染から誘われていたのに、なかなか実現できず、
やっとのことで実現。
北鎌倉 円覚寺では、
誰でも参加することが出来る座禅会を行っているのです。

新緑のシャワーを浴び、鳥のさえずりを聞きながら、
静かな居士林で、心を空っぽにして板の間に座ります。
日頃のややこしいことなど何も考えずに座る時間。
日常の中では、そんな時間を身じろぎもしない中で過ごすなんて、
まずありえない。

良かった・・・ とても貴い経験でした。

竜崎署長

久しぶりのKindle本のことです。
とんでもなく嵌ってしまった小説シリーズがあります。
しかも、熱病のレベルです。
何に熱病かというと、竜崎署長に・・・

あはは(笑ってごまかすしかない)

4月初め、いつものように★マークと読者のレビューを見て、
評判が良かったのでダウンロードした本がありました。
「隠蔽捜査」今野敏著 シリーズの第1作目です。

https://www.shinchosha.co.jp/matome/article/75/

すぐに気が付きました。これはたいへんなことになる!
私の趣味にピッタリ! 完璧に嵌る・・・

たいていは、Kindle本は寝る前に読み、すぐにダウンするので、
1冊を1週間~2週間もかけて読みます。
それが・・・この「隠蔽捜査」シリーズに限って、
昼間も、時間があれば読み耽り、1~2日で読み終わってしまう。

Kindleは怖いです。
読み終わると、「あなたにお薦め。次はこちら」と次の本に誘導します。
「購入」をタップするまでの躊躇など、微塵もありません。
かくして、シリーズ1、2、3、3.5、4、5、5.5、6、7、番外まで全10冊!
みんな読み終わってしまった・・・

「警察官僚(キャリア)は正義を貫けるか? 吉川英治文学新人賞受賞作。連続殺人、それは序章に過ぎなかった。」

警察小説です。
でも、犯罪小説とはちょっと違います。
好きなのでたくさん読んできた警察小説はたいていドロドロだったり、暗くて重たかったり。
推理部分にひかれて読んでいましたが、
こちらは、違うのです。
なんといっても、主人公の竜崎伸也です!(このシリーズでは大森署署長)
完全にノックアウトされました。

1~6まで読み続け、あと最後の1冊で終わってしまうと思い、
一旦別の本を読んでいました。
ガマン、ガマン、、、でも、他の本ではつまらない。
もうガマンできない。会いたい!竜崎署長に!
ということで、最後の7と番外の1冊を一気に読んで、ただいま脱力中です。

何が良いかを書くのは難しい。
読んでもらえばすぐわかる(多分?)

ところで、テレビドラマで「隠蔽捜査シリーズ」が放映されていたそうです。
それで、出演者を見たら、ダメ! 無理でした。
私がひたすらイメージしながら読み続けていた登場人物たちと、
竜崎署長、伊丹刑事部長、戸高刑事、だれもがあまりに違うから・・・
イメージが壊される!・・・ ということで、
Amazonプライムでも見られますが、絶対にドラマは観ません。

Kindleはモノクロですが、iPadのKindleアプリだとカラーです。
こちらは、iPadのKindleを開いてキャプチャした画面。
こんな感じで(シリーズ1作目はこれらの下)ずらーっと、
「隠蔽捜査」が並んでいる私のKindle・・・

次のシリーズ(神奈川県警刑事部長編)が発売されるまでじっと待つだけ・・・

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