本日のランチにて

午前に個人レッスン、午後は研修会と定例会。
そんな今日のお昼は、ぎりぎりの隙間だったので、
セブンイレブンのサンドイッチと飲み物を買い、事務所で食べました。

ちょうどお昼休みで、数人の男性たちが談笑中。
その中に混じって、サンドイッチをほおばることにしました。。

その時の会話に、なるほどな~と頷いてしまった!

一人の男性は、リタイアして1年間も、
やること(出かける用事)がなくて、家にじっと閉じこもっていたそう。
もう、まさに鬱々としてた、といいます。
そのうちに、奥さんが新聞の小さな切り抜きを
「こんなところがあるわよ」と言いながら見せてくれたのが、
シニアのNPOの記事だったのでした。
そしてNPOに参加していらい、定期的に外に出るようになり、
仲間も増えて、自分の居場所が出来た、という話。
※奥さんはしてやったり! ほくそ笑んでいることでしょうね~

その他の人たちも、その話に頷くように、
「自分もそうだった。リタイア後はすることなくて、
ほんとうに毎日、何をしたらいいのかわからなかった」
「一日中、誰とも話をしないことだってある」
「カミさんと顔を突き合わせて毎日暮らしてると、
もううんざり・・という気持ちが手に取るようにわかる」
「居場所がないんだよね、仕事だけをしてきた男には」
「カミさんには頭あがらない。はいはいどうぞどうぞ、
と、毎日低姿勢だよ」

そうなんだな~ 男性って。
そうじゃない男性も、もちろん居るけれど、
(自分はリタイアしてから主夫をしてる、という素敵な仲間もいます)
仕事だけをしてきた男性は、
仕事からリタイアすると、自分の居場所がなくなってしまうのね。

それはまさに、このシニアのNPOを立ち上げた初代代表たちが、
常に言い続けていた「シニアの居場所づくり」そのまんま。

でも、女性は違う。
女性は、普通に暮らしている生活の中に「居場所」はあるものね。
あらためて、そんな場所を求めることもないし、
話し相手は、周りにいくらでもいるし。

NPOで仕事する女性たちは、居場所を求めているのではなく、
自分が社会につながって、何かしら働いていられることに
意義を感じているのではないかな、と思う。

NPOの場所がなくたって、居場所はなくならない女性と、
どこにも居場所を(仲間との出会う場所を)見つけられない男性。

シニアのNPOに出会えた男性たちは、とてもラッキーです。
その証拠に、みんなとても楽しそうだもの。

なんて思いながら、サンドイッチを食べ終わりました。