午前中はいつものサロン。
久しぶりにパノラマを撮りました。相変わらず、みなさん熱心。
講師も熱い!
お昼は目の前のサイゼリア(写真撮るのをを忘れた・・・)
そして、午後は・・・
NPOの事務所の中で、何をしているかというと・・・
8月2日に茅ヶ崎でフリーマーケットに出店することになり、その準備です。
会員の方たちが協力して寄付してくださった品物を仕分けし、
値段を付けて梱包。
フリーマーケットでどんどん売れるように、値段は安く安く。
私は、フリマ当夜(夜市です)は自分の用事で手伝いできないので、
準備にがんばってきました。
で!
これも出品する・・・と言って、古くからの会員の方が持参されたのは!
えええーーー だめーーーー
もう、叫んでしまいました。
だって、これはお宝です。こんな素晴らしいお雛さまを、
ただのフリマに出してしまうなんて、とんでもない!
小さな小さな、焼き物でできたお雛様です。
古い木箱には、昭和15年・・・と書いてありました。
70年ははるかに超えて、味わいのなんと深いこと。
持ってこられた方の奥様のお母様のお雛様だったそうです。
そして、奥様もずっと大切にしてこられたけれど、
もう手放そう、捨てようか、と話していたので、ではフリマに寄付・・・
って、そんなのあり得ん! 捨てるなんて!
実は20年も前のこと。
友人のお宅に、これと似たひな人形が飾られていました。
こんなに勢ぞろいではなかったけれど。
それをみて、欲しいなあ~と思っていた。
そのうち、鎌倉の古物屋さんのショウウィンドウに並んでいるのを、
ときどき見かけたけれど(もちろん、こんなに勢ぞろいじゃありません)
かなり値段も高いので、見るだけ・・・と諦めていました。
そんな土のひな人形が目の前に! それもフリマで売る?
私の思いを知った仲間は、「これも縁! 買って、買って!」と背中を押され、
なんだか申し訳ないような気持ちになりながら、
買わせていただきました。
古い木箱にきちんと入って、何から何まで揃ったすばらしいお雛様を、
たった¥10000で頂いてしまった!
大事に家に持って帰りました。
大きさが分かるように、ボールペンを並べて写真を。
小さなお雛様は、戦争も日本の成長も衰退も、みんな見つめながら、
今、我が家にやってきました。 出会いに感謝です。