映画と講座と

10年をはるかに超えて、とっても久しぶりに出かけた場所。

ご近所さんならみんな知ってる線路際のあのTSUTAYAです(^^ゞ
あの頃(いつだった?)は、レンタルショップでDVDを借りていました。
けっこう頻繁に出かけては、見たい映画を借りてきて、
返却するときには、また、つい別の映画を借りてしまう。
あ~期限が切れる~ と慌てて返却ボックスに返しに行くことも何回あったかな。

いつのころからか、映画はAmazonなどになってしまい、
この場所は、すっかり遠くなりました、が
どうしても、レンタルしてこなくてはならない用事があって、
あらたに入会して、ずらっと並ぶ映画の棚から必死で探してきました。

シニアのNPOの活動の中で、楽しみだけを追究する同好会。
その中のシネマ好きの集まる同好会に、
つい(^^ゞ 推薦してしまったのでした。
たまには、ハラハラドキドキだけのアクションも、見なくちゃね。

こちらは、昨日のiPhone・iPadの講座。現在はオンライン講座ですが。
本講座では担当の講師は6名。オンラインでは5名が手分けして講習。
私は、参加者と一緒にZoomを見るだけで、楽していました。
オンラインの講座なんて難しすぎて、逃げいたのですが・・・
とうとう逃げ切れずに、初級の基礎講座を担当することに。
対面で指導するのとは大違い。
特に基礎的なテクニックの説明は難しい。
参加者は50名を超えて、しかも、その方たちの反応が分からない。
冷や汗いっぱい、ドキドキがとまらない、状態でした。
それでも、終わった後に、
とても参考になったという声が届いてほっと一安心でした。

コロナ感染症のおかげで、いろいろなことを学ばせてもらっています。

受講された方が、ご自身のiPadで撮ったスクリーンショットを送ってくれました。
自分じゃ分からない、みなさんの見ていた画面です。

いじめ・・・

「いじめ 最多61万件」小学校は5年で4倍
朝刊1面の見出しに暗澹とした朝。
まだ降っていない空は、そんな気持ちを反映したように暗灰色。
社会も学校も、真剣に対策していると思っていたけれど、
現実は、そんなレベルを軽く追い越していて、
苦しい思いを抱え、学校も友達も家庭すら頼れない子供たちがたくさんいる。

最近のいじめのきつい部分は、案じた通りSNS上での中傷。
ひと昔前だったら、誰かをいじめるには相応の決意も必要だったはず。
でも、SNSではそれが無い。
誰が中傷しているかもわからず、
簡単にそれに呼応する子供たちは、スマホを置けばそんなこと忘れてしまう。
中傷を受けた子供の心にだけ、大きな傷が広がり続ける。

いったいどうしたら、このネット社会の中で、
「助けてと叫ぶ場所」の無い子供たちを守れるのだろう。
ため息ついて読んだ今朝の紙面でした。

身近で秋景色

ずっとPCの前に座って作業することが続き、
ちょっと晴れ間も見えた朝、今日はPC作業はしないと決めて、
代わり映えの無い目的地ですが、歩いてきました。
季節は変わり、紅葉はまだまだだけれど、空気が違っていました。
広がる空も、耳に届く音も、マスクを通してくる辺りの匂いも・・・
みな秋になっていました。

藁ぶき屋根の古民家では、落ち葉を焚く煙がただよい、
パチパチと跳ねる音が響きます。

ザリガニ取りの子供の姿も無く、がらんとしていました。
隣の小学校でやっている野球部の練習の声が、
背中の方で、驚くほど大きく聞こえてきます。

日曜日なのに、家族連れの姿も僅か。
お昼を過ぎれば、もう少し集まってくるのかも。
雨が続いていたので、こんな青空が広がるとは思いもせず、
みんな、なんとなく出そびれてしまったのかな。

ハイキングコースに行く道は通行止めでした。
スズメバチがいるらしい。
この季節は狂暴になるというので危険です。

秋色に染まりかけた公園をあとに、
駅の方へ回って、あちこち用事を済ませて帰路につきました。

こちらは別件(^^ゞ
5日ほど前、意を決して電車に乗って出かけようとの計画が、
予定が変わってキャンセルになり、
せっかく決心したのだからと、JRに乗って出かけました。

って、そんな大それた話ではなく、
単に、公共の乗り物を使う機会がなくて、ひっそり暮らしていただけ。
それでも、7か月ぶりの電車です。自分でも呆れる・・・

出かけた先は、お隣の駅。な~んだ!です。
ちょっと用事を済ませ、この日は気温が高かったので、
カフェタイムで一息ついたところです。
そろそろ、本気で、あちこちでかけたくなりました。

束の間の青空

10時頃に家を出ると、空はいつの間にか青空でした。
このところずっと晴れていなかったので、久しぶりの青空です。
しかも、通り道沿いの空き地には、
のびのびと背を伸ばして黄色い花を付けたセイタカアワダチソウがいっぱい。
コロナで憂鬱な月日だったけれど、間違いなく秋です。

セイタカアワダチソウは今でも「アレルギーの元凶」と嫌う人が多いです。
ブタクサと混同している人も。
でも、セイタカアワダチソウは花粉を飛ばさず、
従って、アレルギーを誘発することはほとんどないそうです。
花穂の中に顔を突っ込んで思いっきり花粉を吸いこんだら・・・知りませんが。

ブタクサは杉のように花粉を飛ばし、アレルギーの元になります。
でも、秋に黄色い花をいっせいにつけるセイタカアワダチソウは、
日本に帰化してからず~っと、濡れ衣を背負ったままの可哀そうなお花です。

たいていは、線路の脇とか、川原の土手とか、雑草の茂る忘れられた場所に、
必死で繁殖して花を咲かせます。
そしてその成長のしくみから、やがて、繁殖力が弱って数を減らしていくそうです。
数年前まで、一面の黄色い原っぱだったのに、
あれ?なんだか最近は少なくなって、またススキや他の雑草の勢いが増した・・・
そんなことに気づくことも多いと思います。

そんなセイタカアワダチソウ、私は好きです。

用事を追えて帰り道、ちょうど前を通ったので、つい寄ってしまった(^^ゞ
今日はいつもと違うメニューを頼みました。
すり鉢の黒ゴマをゴリゴリと擦って、
鬼おろし大根とワサビを入れて、
そこにそばつゆをかけてお蕎麦をいただきます。
けっこうなボリュームです。お腹いっぱい! 美味しかった~

本日もお手伝い

IT講座のサポートのためセンターへ着いた途端、
リーダーから「ちょっとZoomに入ってみて」との指示が飛んできて、
あたふたとiPhoneからZoomに接続したところです。
PC(Surface)の上にiPhoneを置いて、そこから参加です。

会議室のスクリーンに室内を写したZoom画面が投影されていて、
そこに、何?何?とわけもわからず参加した私が大写し(^^ゞ
カメラの位置が違うとこんなに違うアングルになる、不思議な光景・・・
と思ったので、自分のiPhoneのZoom画面をスクリーンショット!
「ハウリングするかな? ちょっとしゃべってみて」とリーダーの指示。
でも急にしゃべろっていったって・・・ 「こんにちは、聞こえますか?」
なんてことしか話せない(^^ゞ

今月はエクセル講座ですが、来月はZoom講座をやるらしい。
リーダーはその準備にあくせくしていました。

コロナ自粛の日々になって、Zoomはその株価を大きく上げたらしい。
多くの人たちが、コロナ以前には触ったこともなかったツールです。
そして、Zoomだけではなくその他も含めたオンラインアプリの普及は、
仕事の形態を変え、世の中の流れさえも変化させています。
コロナが落ち着いても、この流れは続き、
それが東京などの都市集中を崩していくことになれば、
コロナもちょっとは罪滅ぼし?

エクセル講座は、
90歳代で初めてExcelを触るという男性が参加していて、
ほとんどつきっきりでお世話しました。
そして、とても感謝していただいて、お礼をいっぱい言われて帰られました。
来週も続きがあります。
団体のお仕事をされている方だと思うので、
少しは役立っていただけたらいいなと思いながら、またヘルプにがんばります。

秋の日の、海と空と緑

GoToトラベルに誘われたわけではないけれど、
3日連続で予定の入らない日ができたので、飛んで行ってきました。
ぐずついた天候が続いていたけれど、天気も最高でした。

ヨットハーバーをぶらりとしていたら、もう日暮れ。
秋の日はほんとうに暮れるのが早い。
コンビニで買ったカフェオレをベンチに座って飲んでいたら、
みるみるあたりが暗くなってしまいました。

翌日は素晴らしい天気に恵まれました。
秋のハーブ&ローズガーデンです。
しかも、これはiPhoneの写真。かっこ良すぎます。

こちらはミラーレスデジカメ。
こちらの方が本物に近い。iPhoneに騙されてはいけません。

ハーブとバラの花を楽しむガーデンですが、
最近はターゲットが変わってきて、
Instagramなどの写真を撮りに来る女性たち向けのスポットが作られています。
デッキにいるのも、そんな写真を撮っている女性たち。

この日はカフェに入ってみました。
(COEDA HOUSE 隈研吾さんの設計です)
注文したのは「ローズヒップオレンジ」
アイスコーヒーにすればよかったと後悔するかな?と思いつつ・・・
でも! 美味しかった!
とてもさっぱりしていて、甘ったるいジュースとは全然違う。
写真を見ていたらまた飲みたくなってしまった(^^ゞ

こちらは、海へ飛び出すブランコです。
いつも、若い女性が楽しそうに乗っていて、誰かがそれを撮っている、
そんな風景ばかり見ていたのに、
この日は、高齢のおじさんが(^^)
奥様が笑いながら写真を撮っていました。微笑ましかった。

秋バラが少し咲いていて、シュウメイギクをはじめ秋の花が美しく、
たくさんの人たちがその中を歩いて楽しんでいましたが、
私はこの、ほとんど人が立ち寄らない小さな道が好きです。
メインガーデンではないので、気が付かないのかな。
ゆっくりと散策し、写真を撮って、過ごしました。

お花もきれいだけれど、
秋の光に輝く葉っぱたちがとっても素敵でした。

ひさしぶりのリフレッシュタイムでした。

爽やかな秋になった

爽やかな空気と澄み渡った空。待ちに待った秋!
とはいえ・・・外出にマスクは欠かせないし、
私は2月21日に電車に乗って以来、公共の乗り物をずっと使っていない。
いくらなんでも、もう、電車に乗ることを断固拒否しているわけではないけれど、
きっかけがないまま、乗るタイミングを逸しています。

そんなわけだから、相変わらず市内から公共の乗り物で外に出ていません。
歩くか、車で出かけられるところまでが行動範囲。

こちらは昨日、まだ空はどんよりしていました。

彼岸花が咲いていました。
白が先に咲いて、赤はまだ蕾でした。

尊い命を自死という形で世の中から掻き消してしまった美しい女優さん、
(私も好きでした)
多くの人が言葉を失い、
もしかしたら、私ももう生きていたくない・・・と思う人が出ても不思議ではない。
感染症のために閉塞されてしまった自分の世界に抵抗できなくなって、
そんな思いを抱いてしまう人が出ないようにと願うばかりです。

やっぱり、どんなときでも、誰かと話すことがとても大切。
話す機会が減った今、余計に感じます。
仕事でのオンラインミーティングではそういう解放感や楽しさはないけれど、
週に1度の友達仲間とのZoomはほんとうに楽しいし、
たまに、娘たちとオンラインで顔を見ながら話す時間も、元気のもとです。
(顔を見て話すということがものすごく大切)

元気のもとというより、痴呆症予防にきっと効果があるはず。
(最近、ほんとうに恐ろしいほど脳内がスカスカに・・・)
(身体のあちこちも、数年前とは歴然と違う・・・)

せっかくの爽やかな2020年の秋を、ちゃんと楽しんでおかなければと!

暑さもやっと過ぎ去って

あまりに正直な身体なので、自分でも驚いていますが、
秋の気配が濃くなって、空気がひんやりしてきた途端、
元気になりました。
ということで、ものすごく久しぶりに境川沿いの道を散策しながらスーパーへ。
そして、木々たちはすっかり秋の準備をしていたことにビックリでした。

空が曇っていたこともあってよけいに緑が沈み、
落ち葉に覆われ始めた道は、あの猛烈な暑さのかけらも消えて、
ゆっくりと自分の足音を聞きながらあるきました。

何しろ、我が家から駅までの道は、コンクリートの車道と歩道だけですから、
どこにも落ち葉すら見当たらなくて、こんなに秋になっていたことに気が付かなかった。

フェンス際には、もうすぐ咲きそうな彼岸花の蕾。
今週もまた歩いてみよう。その時はきっと咲いてるかな。

歩道橋の上から、旧ユニクロ(旧旧東急ハンズ)の工事現場。
こんなに広い土地だったのね。大きなマンションが建つようです。

こちらは、日曜日に息子たちが連れて行ってくれたグリーンショップ、
Solso Farmです。(川崎市宮前区)
Instagramに女性たちがおしゃれなグリーンを配した写真をいっぱい載せて、
みんなセンスがいいな~と思っていたけれど、
そもそも、グリーンショップがこんなにおしゃれなのだ、と納得でした。
息子たちもあれこれ探していたけれど、
センスが磨かれていない私は、どこへどう植えたり飾ったりすればいいのか?
小さなミニモンステラを一鉢だけ買いました。(あ、その写真を撮っていなかった)


一番小さな孫(1歳半)と緑の中をあっちこっち追いかけっこして遊びました。

IT講座サポート

本日は、久しぶりにWord講座のサポートをしてきました。
しかし、受講生は3人。
講師1人、サポート2人、その他のスタッフ数名。
贅沢な講座になりました。

コロナ感染症対策のため、IT講座の受講生は6名限定。
申込者は5名だったそうだけれど、欠席があって3名になりました。

いつものように、Facebookにアップされた写真です。
マンツーマンレベルでの勉強。
きっとステップアップできたことでしょう。

で・・・ 
パソコンのWord画面を見ていないで、iPhoneを見てる私・・・
ちゃんとサポートはしていたけど、ちょこっと(^^ゞ
しっかり撮られてしまってたな~

参加された中のおひとりは、
いつも簡単な文書はExcelで作っていて、、、と。
その方が簡単で、たまにWordを開いてもぜんぜん分からないです、、、
ということでした。
そういう人、多いです。
私から見れば、なんともったいない。
ちょこっと勉強すれば、見栄えの良い文書ができるのに。
そして、少し本気出せばすぐ分かり、ちっとも難しくないのに。

そう思いながら、サポートしていました。

42

スポーツをTVで見て楽しむことがほとんどなく、
(さんぽ道のカテゴリーにスポーツが無いことにも、自分で呆れます)
それぞれのスポーツのこともよく分かりません。
でも、世間で騒がれると情報がたくさん飛び込んできて、
思わず試合に目を奪われることも多いです。
そして、勝者にも敗者にも戦いのドラマがあったことに感動します。
そんな中、注目されていた大坂選手のマスク。

彼女の生い立ちから栄光までの年月の中で、
最も社会に問いかけたいものがこの黒いマスクに込められていたのでしょう。

スポーツとはあまり縁が無い私ですが、
常に映画を(主にハリウッド映画ですが)配信サービスで観ています。
そして感じます。米映画には人種差別問題を扱ったものがほんとうに多いこと。
なので、あえて意図して選んでいないのに、
人種差別問題を根底にストーリーが展開する映画をたくさん観ていました。

つまり、それほど日常的なことだということ。
そして、向かう方向が違う両者の人々にとって、常に意識している問題なのだということ。

それは、米国の人種差別問題だけではなく、
どの社会にも存在する、人々の心にある「自分は正義だ」という優越感にほかならない。
そういう問題にも、映画は問いを投げています。
もちろん、プロデュース側は商売を考えてのことではありますが。

また、大好きだった「風と共に去りぬ(1939年制作)」が
今になって、黒人差別的な映画だとして配信停止になったりしました。
え?!と驚き、頭の中で映画を振り返れば、
確かに、あたりまえのように白人に仕える黒人たちがいて、
スカーレットたちはその上に立ち、優雅な生活を暮らしていましたから、
差別的な映画としてのターゲットになったのでしょうか。
小説も映画も、素晴らしいと思っていたのに、ショックでした。

ずいぶん前にAmazonプライムビデオのウォッチリストに追加していた「42」という映画を昨日観ました。
追加した時は、黒人差別問題のことは頭になかったですが。
見終わって、とても良い映画だったので、さんぽ道にも紹介したくて。


「42」 (邦題:42 ~世界を変えた男~)
2013年公開
https://youtu.be/toNYuaZpd84
アフリカ系アメリカ人初のメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンを描いた作品です。
その時代、白人だけの大リーグで、黒人が試合に出ることがどれほど困難なことだったか。
彼は、始めは1945年にニグロリーグに入団
(二グロリーグというリーグ戦があることさえ知りませんでした)
やがて、ドジャースの会長(ハリソン・フォードが演じました)が彼をスカウトし、あらゆる辛苦を乗り越えて殿堂入りを果たし、
ロビンソンの背番号「42」は、大リーグで唯一の全球団共通の永久欠番となりました。

根深い差別の憎悪と嫌悪を浴び続けた者、
そして差別を抱き続け排除しようとした者。
それぞれが抱えた痛みと心の変化は、
やがて人々の記憶に永遠に刻まれる物語となったのでした。

2020年8月28日 主演のチャドウィック・ボーズマンさんが亡くなられました。
この映画で初めて見ましたが素晴らしい演技と笑顔。残念です。