愛しい時間

10月末の週末に、何か月ぶり(数えるのも哀しい)で過ごした時間。
それぞれの夫が車を運転して、
都内からきた長女と孫たち、
550キロの道を走ってきた次女と孫、
久しぶりにみんなが集まって、大騒ぎで楽しい週末でした。

束の間の幸せな時間はあっという間に過ぎ去って、
それぞれがまた自分たちの生活に戻っていきました。

私の作業机には、かわいい人形がちょこんと座っていたけれど、
それも、今は事務用品が乱雑に並ぶ殺風景な机に戻っています。

あたりまえの日常が、突然書き換わって、
会いたい人にも気楽に会えず、
行きたいところにも、以前のように無防備では出かけられない。
徐々に落ち着いてくるのかと思っていたけれど、
どうやらそうはいかないらしい。
世界を見渡せば、自分たちだけ大丈夫、なんてなんの保証もない。

今まで知る感染症とは、やはり大きく違うウィルスなのだと、
あらためて認識するしかない。

そんなだから、束の間でも会えたことに感謝です。
娘たちと孫たち家族に。
次にみんなで会えるのはいつだろう・・・

来るときは車で送ってもらった都内の長女と孫たちは、
仕事に忙殺された父親が迎えに来られないので、
ロマンスカーで帰りました。
江の島から北千住まで乗り換えなしのロマンスカーです。
日曜日の夕方、たった1本走るだけ。
でも、空いていて、終点までこんな感じだったとか。
これなら、安心、良かった・・・

プレミアム(^^)v

コロナ感染症の拡大で経済が落ち込み、
どこの地域でも、あらゆる企業・店舗が影響を受け、生き延びるために喘いでいます。
(もちろん、逆に売り上げを伸ばしている事業や企業はあるけれど)
そんな中小企業や小規模事業者の支援と、地域経済の回復のために、
日本の各地でいろいろな形で支援事業が行われています。
私の住む市でも同じで、
そのひとつに「ふじさわ元気回復プレミアム商品券」ができました。

購入のための申込は既に締め切っていて、
やっと先週、申込者に商品券の引換券が届きました。
1冊5000円で500円の購入券が13枚(つまり6500円分)つづられ、
プレミアム率30%というわけです。
市内の大型店舗(ヨーカドー、ダイエー、オーケなどや各百貨店・モール各所などなど)と小規模店舗(コンビニ、その他多くのショップや飲食店、サービス業、施設いろいろ)
知っているお店はどこもみんな・・・と思うほど参加しています。

少しでも元気回復の力になれるなら(なれるのかは?ですが)
そして、10000円で3000円のプレミアムは嬉しいし、
ということで私もオンラインで申し込んでありました。

今年の2月まで、毎週通い続けていたミナパークのビルです。
iPhone・iPadサロンを会議室を借りて開催していたのです。
その入り口に購入券の交換所が出来ていました。
8か月ぶりに、入口へ。
来なくなって久しかった場所。ちょっと感慨深いものがありました。

しかしビックリ!
着いたらずらーっと行列です。およそ50人近くでした。
交換所は他にもありますから、どこもこうして行列なのかな。
スタート時はあまり反響が無くて、どうなんだろう?と思ったけれど、
多くの市民がプレミアム商品券を申込んでいたみたいです。
私がホッとすることないのだけど、企画倒れにならなくてよかった。

有意義に使わなくちゃ、ね(^^)v

映画と講座と

10年をはるかに超えて、とっても久しぶりに出かけた場所。

ご近所さんならみんな知ってる線路際のあのTSUTAYAです(^^ゞ
あの頃(いつだった?)は、レンタルショップでDVDを借りていました。
けっこう頻繁に出かけては、見たい映画を借りてきて、
返却するときには、また、つい別の映画を借りてしまう。
あ~期限が切れる~ と慌てて返却ボックスに返しに行くことも何回あったかな。

いつのころからか、映画はAmazonなどになってしまい、
この場所は、すっかり遠くなりました、が
どうしても、レンタルしてこなくてはならない用事があって、
あらたに入会して、ずらっと並ぶ映画の棚から必死で探してきました。

シニアのNPOの活動の中で、楽しみだけを追究する同好会。
その中のシネマ好きの集まる同好会に、
つい(^^ゞ 推薦してしまったのでした。
たまには、ハラハラドキドキだけのアクションも、見なくちゃね。

こちらは、昨日のiPhone・iPadの講座。現在はオンライン講座ですが。
本講座では担当の講師は6名。オンラインでは5名が手分けして講習。
私は、参加者と一緒にZoomを見るだけで、楽していました。
オンラインの講座なんて難しすぎて、逃げいたのですが・・・
とうとう逃げ切れずに、初級の基礎講座を担当することに。
対面で指導するのとは大違い。
特に基礎的なテクニックの説明は難しい。
参加者は50名を超えて、しかも、その方たちの反応が分からない。
冷や汗いっぱい、ドキドキがとまらない、状態でした。
それでも、終わった後に、
とても参考になったという声が届いてほっと一安心でした。

コロナ感染症のおかげで、いろいろなことを学ばせてもらっています。

受講された方が、ご自身のiPadで撮ったスクリーンショットを送ってくれました。
自分じゃ分からない、みなさんの見ていた画面です。

いじめ・・・

「いじめ 最多61万件」小学校は5年で4倍
朝刊1面の見出しに暗澹とした朝。
まだ降っていない空は、そんな気持ちを反映したように暗灰色。
社会も学校も、真剣に対策していると思っていたけれど、
現実は、そんなレベルを軽く追い越していて、
苦しい思いを抱え、学校も友達も家庭すら頼れない子供たちがたくさんいる。

最近のいじめのきつい部分は、案じた通りSNS上での中傷。
ひと昔前だったら、誰かをいじめるには相応の決意も必要だったはず。
でも、SNSではそれが無い。
誰が中傷しているかもわからず、
簡単にそれに呼応する子供たちは、スマホを置けばそんなこと忘れてしまう。
中傷を受けた子供の心にだけ、大きな傷が広がり続ける。

いったいどうしたら、このネット社会の中で、
「助けてと叫ぶ場所」の無い子供たちを守れるのだろう。
ため息ついて読んだ今朝の紙面でした。

身近で秋景色

ずっとPCの前に座って作業することが続き、
ちょっと晴れ間も見えた朝、今日はPC作業はしないと決めて、
代わり映えの無い目的地ですが、歩いてきました。
季節は変わり、紅葉はまだまだだけれど、空気が違っていました。
広がる空も、耳に届く音も、マスクを通してくる辺りの匂いも・・・
みな秋になっていました。

藁ぶき屋根の古民家では、落ち葉を焚く煙がただよい、
パチパチと跳ねる音が響きます。

ザリガニ取りの子供の姿も無く、がらんとしていました。
隣の小学校でやっている野球部の練習の声が、
背中の方で、驚くほど大きく聞こえてきます。

日曜日なのに、家族連れの姿も僅か。
お昼を過ぎれば、もう少し集まってくるのかも。
雨が続いていたので、こんな青空が広がるとは思いもせず、
みんな、なんとなく出そびれてしまったのかな。

ハイキングコースに行く道は通行止めでした。
スズメバチがいるらしい。
この季節は狂暴になるというので危険です。

秋色に染まりかけた公園をあとに、
駅の方へ回って、あちこち用事を済ませて帰路につきました。

こちらは別件(^^ゞ
5日ほど前、意を決して電車に乗って出かけようとの計画が、
予定が変わってキャンセルになり、
せっかく決心したのだからと、JRに乗って出かけました。

って、そんな大それた話ではなく、
単に、公共の乗り物を使う機会がなくて、ひっそり暮らしていただけ。
それでも、7か月ぶりの電車です。自分でも呆れる・・・

出かけた先は、お隣の駅。な~んだ!です。
ちょっと用事を済ませ、この日は気温が高かったので、
カフェタイムで一息ついたところです。
そろそろ、本気で、あちこちでかけたくなりました。

束の間の青空

10時頃に家を出ると、空はいつの間にか青空でした。
このところずっと晴れていなかったので、久しぶりの青空です。
しかも、通り道沿いの空き地には、
のびのびと背を伸ばして黄色い花を付けたセイタカアワダチソウがいっぱい。
コロナで憂鬱な月日だったけれど、間違いなく秋です。

セイタカアワダチソウは今でも「アレルギーの元凶」と嫌う人が多いです。
ブタクサと混同している人も。
でも、セイタカアワダチソウは花粉を飛ばさず、
従って、アレルギーを誘発することはほとんどないそうです。
花穂の中に顔を突っ込んで思いっきり花粉を吸いこんだら・・・知りませんが。

ブタクサは杉のように花粉を飛ばし、アレルギーの元になります。
でも、秋に黄色い花をいっせいにつけるセイタカアワダチソウは、
日本に帰化してからず~っと、濡れ衣を背負ったままの可哀そうなお花です。

たいていは、線路の脇とか、川原の土手とか、雑草の茂る忘れられた場所に、
必死で繁殖して花を咲かせます。
そしてその成長のしくみから、やがて、繁殖力が弱って数を減らしていくそうです。
数年前まで、一面の黄色い原っぱだったのに、
あれ?なんだか最近は少なくなって、またススキや他の雑草の勢いが増した・・・
そんなことに気づくことも多いと思います。

そんなセイタカアワダチソウ、私は好きです。

用事を追えて帰り道、ちょうど前を通ったので、つい寄ってしまった(^^ゞ
今日はいつもと違うメニューを頼みました。
すり鉢の黒ゴマをゴリゴリと擦って、
鬼おろし大根とワサビを入れて、
そこにそばつゆをかけてお蕎麦をいただきます。
けっこうなボリュームです。お腹いっぱい! 美味しかった~

本日もお手伝い

IT講座のサポートのためセンターへ着いた途端、
リーダーから「ちょっとZoomに入ってみて」との指示が飛んできて、
あたふたとiPhoneからZoomに接続したところです。
PC(Surface)の上にiPhoneを置いて、そこから参加です。

会議室のスクリーンに室内を写したZoom画面が投影されていて、
そこに、何?何?とわけもわからず参加した私が大写し(^^ゞ
カメラの位置が違うとこんなに違うアングルになる、不思議な光景・・・
と思ったので、自分のiPhoneのZoom画面をスクリーンショット!
「ハウリングするかな? ちょっとしゃべってみて」とリーダーの指示。
でも急にしゃべろっていったって・・・ 「こんにちは、聞こえますか?」
なんてことしか話せない(^^ゞ

今月はエクセル講座ですが、来月はZoom講座をやるらしい。
リーダーはその準備にあくせくしていました。

コロナ自粛の日々になって、Zoomはその株価を大きく上げたらしい。
多くの人たちが、コロナ以前には触ったこともなかったツールです。
そして、Zoomだけではなくその他も含めたオンラインアプリの普及は、
仕事の形態を変え、世の中の流れさえも変化させています。
コロナが落ち着いても、この流れは続き、
それが東京などの都市集中を崩していくことになれば、
コロナもちょっとは罪滅ぼし?

エクセル講座は、
90歳代で初めてExcelを触るという男性が参加していて、
ほとんどつきっきりでお世話しました。
そして、とても感謝していただいて、お礼をいっぱい言われて帰られました。
来週も続きがあります。
団体のお仕事をされている方だと思うので、
少しは役立っていただけたらいいなと思いながら、またヘルプにがんばります。

秋の日の、海と空と緑

GoToトラベルに誘われたわけではないけれど、
3日連続で予定の入らない日ができたので、飛んで行ってきました。
ぐずついた天候が続いていたけれど、天気も最高でした。

ヨットハーバーをぶらりとしていたら、もう日暮れ。
秋の日はほんとうに暮れるのが早い。
コンビニで買ったカフェオレをベンチに座って飲んでいたら、
みるみるあたりが暗くなってしまいました。

翌日は素晴らしい天気に恵まれました。
秋のハーブ&ローズガーデンです。
しかも、これはiPhoneの写真。かっこ良すぎます。

こちらはミラーレスデジカメ。
こちらの方が本物に近い。iPhoneに騙されてはいけません。

ハーブとバラの花を楽しむガーデンですが、
最近はターゲットが変わってきて、
Instagramなどの写真を撮りに来る女性たち向けのスポットが作られています。
デッキにいるのも、そんな写真を撮っている女性たち。

この日はカフェに入ってみました。
(COEDA HOUSE 隈研吾さんの設計です)
注文したのは「ローズヒップオレンジ」
アイスコーヒーにすればよかったと後悔するかな?と思いつつ・・・
でも! 美味しかった!
とてもさっぱりしていて、甘ったるいジュースとは全然違う。
写真を見ていたらまた飲みたくなってしまった(^^ゞ

こちらは、海へ飛び出すブランコです。
いつも、若い女性が楽しそうに乗っていて、誰かがそれを撮っている、
そんな風景ばかり見ていたのに、
この日は、高齢のおじさんが(^^)
奥様が笑いながら写真を撮っていました。微笑ましかった。

秋バラが少し咲いていて、シュウメイギクをはじめ秋の花が美しく、
たくさんの人たちがその中を歩いて楽しんでいましたが、
私はこの、ほとんど人が立ち寄らない小さな道が好きです。
メインガーデンではないので、気が付かないのかな。
ゆっくりと散策し、写真を撮って、過ごしました。

お花もきれいだけれど、
秋の光に輝く葉っぱたちがとっても素敵でした。

ひさしぶりのリフレッシュタイムでした。

爽やかな秋になった

爽やかな空気と澄み渡った空。待ちに待った秋!
とはいえ・・・外出にマスクは欠かせないし、
私は2月21日に電車に乗って以来、公共の乗り物をずっと使っていない。
いくらなんでも、もう、電車に乗ることを断固拒否しているわけではないけれど、
きっかけがないまま、乗るタイミングを逸しています。

そんなわけだから、相変わらず市内から公共の乗り物で外に出ていません。
歩くか、車で出かけられるところまでが行動範囲。

こちらは昨日、まだ空はどんよりしていました。

彼岸花が咲いていました。
白が先に咲いて、赤はまだ蕾でした。

尊い命を自死という形で世の中から掻き消してしまった美しい女優さん、
(私も好きでした)
多くの人が言葉を失い、
もしかしたら、私ももう生きていたくない・・・と思う人が出ても不思議ではない。
感染症のために閉塞されてしまった自分の世界に抵抗できなくなって、
そんな思いを抱いてしまう人が出ないようにと願うばかりです。

やっぱり、どんなときでも、誰かと話すことがとても大切。
話す機会が減った今、余計に感じます。
仕事でのオンラインミーティングではそういう解放感や楽しさはないけれど、
週に1度の友達仲間とのZoomはほんとうに楽しいし、
たまに、娘たちとオンラインで顔を見ながら話す時間も、元気のもとです。
(顔を見て話すということがものすごく大切)

元気のもとというより、痴呆症予防にきっと効果があるはず。
(最近、ほんとうに恐ろしいほど脳内がスカスカに・・・)
(身体のあちこちも、数年前とは歴然と違う・・・)

せっかくの爽やかな2020年の秋を、ちゃんと楽しんでおかなければと!

暑さもやっと過ぎ去って

あまりに正直な身体なので、自分でも驚いていますが、
秋の気配が濃くなって、空気がひんやりしてきた途端、
元気になりました。
ということで、ものすごく久しぶりに境川沿いの道を散策しながらスーパーへ。
そして、木々たちはすっかり秋の準備をしていたことにビックリでした。

空が曇っていたこともあってよけいに緑が沈み、
落ち葉に覆われ始めた道は、あの猛烈な暑さのかけらも消えて、
ゆっくりと自分の足音を聞きながらあるきました。

何しろ、我が家から駅までの道は、コンクリートの車道と歩道だけですから、
どこにも落ち葉すら見当たらなくて、こんなに秋になっていたことに気が付かなかった。

フェンス際には、もうすぐ咲きそうな彼岸花の蕾。
今週もまた歩いてみよう。その時はきっと咲いてるかな。

歩道橋の上から、旧ユニクロ(旧旧東急ハンズ)の工事現場。
こんなに広い土地だったのね。大きなマンションが建つようです。

こちらは、日曜日に息子たちが連れて行ってくれたグリーンショップ、
Solso Farmです。(川崎市宮前区)
Instagramに女性たちがおしゃれなグリーンを配した写真をいっぱい載せて、
みんなセンスがいいな~と思っていたけれど、
そもそも、グリーンショップがこんなにおしゃれなのだ、と納得でした。
息子たちもあれこれ探していたけれど、
センスが磨かれていない私は、どこへどう植えたり飾ったりすればいいのか?
小さなミニモンステラを一鉢だけ買いました。(あ、その写真を撮っていなかった)


一番小さな孫(1歳半)と緑の中をあっちこっち追いかけっこして遊びました。