季節はうつろう

新型コロナウイルスのことばかりに気を取られて、
でも、季節はどんどんと移り変わり、もう梅雨が間近です。
季節に合うはずの写真も、時を失うと間が抜けるから・・・

6月に入って、学校生活も幼稚園なども、少しずつ始まりました。
上の子の幼稚園の入園式(今頃です・・・)で、
下の子を見ていてあげなくちゃいけない。
制限されて、兄弟は連れていけないそうです。
そんなわけで立ち寄った公園は、茅ケ崎にある広い広い公園です。

始まっても、まだまだ、一日おきでお弁当なし。
子供たちはみな、どの子もほんとうに可哀そう。

梅雨が近づくと、青い花が増える気がします。
我が家のラベンダーも真っ盛り。
何もなくても、なんとなく庭に降りてしまうこの季節。
香りに、色に、癒されています。

そして、紫陽花の季節。
青紫を中心に、いろいろな色合いの紫陽花を植えています。
まずは、ガクアジサイが一番に咲きそろいました。

青い花・・・といえば、
熱海のジャカランタ、今年はいろいろな人たちから、
一緒に見に行こう、ツアーに行こう、ジャカランタを見たいね、
と約束がたくさんあったのだけど・・・
みんなで行くのは無理かなあ。
でも、ぜったいに、見に行こう!

嬉しいZoom動画

翻訳がなくて、何を言ってるのかほとんどわからない。
でも、全編50分のYouTube、ずっと最後まで観てしまった(^^ゞ

分かる人にはすぐ分かる。この顔ぶれ。最高!

これは、寄付活動のためのビデオ会議にあつまった俳優たち。
寄付の目的は・・・
「COVID-19の影響が広範囲に及んでいることは誰もが知っていますが、米国では学校の閉鎖と経済的ストレッサーが子供の飢餓率を大幅に高めていることに気づかない可能性があります・・・中略・・・COVID-19をきっかけに飢えた子供たちを養うキャンペーンの取り組みを支援するために寄付されます。 私たちはまた、あなたの積極性を広めるためにあなたの助けを求めます。」

ただ、日本ではこの寄付をすることができないらしい。
字幕を付けてくれたら、大喜びで寄付するのに。

『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』(2001年)
『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』(2002年)
『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2003年)

やがて20年になる。ついこの間の気がするのに。
そのメインキャラクターたち、20年たっても、みなとても素敵だ(^^;)

上段左から右へ順番に、彼らの演じた名前です。
全員の名前、すぐに思い出せました。あれだけ何度も観たのだものね。
みんなほんとうに楽しそう。

・オンラインのホスト
・サム
・ガンダルフ
・フロド
・メリー
・レゴラス
・ピピン
・監督ピーター・ジャクソン
・アラゴルン
・ゴラム
・ボロミア
・エオメル
・エオウィン
・ギムリ
・アルウェン

動画はこちら。字幕はついていないけど・・・
One Zoom to Rule Them All | Reunited Apart LORD OF THE RINGS Edition

また、シリーズを最初から観たくなってしまったな~

思うこと

iPhoneでニュースを見る(眺める)ことが多いです。
その後、テレビなどで詳しい内容を知ります。
しかし、納得できないことばかり(今更のことではないけれど)

電通と聞くだけで、拒否感がおきるのは私だけではないと思う。
でも、日本の一大企業、その力は想像など遥かに超える。
いったいこの「流れ」の図ってなんなのだろう。
国家、いえ地球規模で危機に直面している中にあっても、
どこかを潤すお金の流れがあるのだろうか。
明日、事業が成り立たなくなって、もう首をくくるしかない人たちのための、
一刻も早く必要な給付金では?

人種差別に対しての講義デモはどんどんと暴徒化して、
何も関係ない人々の店などを破壊、略奪していく。
私たちの国民性とはかけ離れた映像に、唖然としてニュースを見る。
亡くなった黒人男性の弟が、抗議デモの人々に向かって、
「平和的にデモを行って」と声を上げていたけれど、
暴徒となった人たちには、このくらいの声ではもう届かない。

そして、トランプは軍出動を声明し、力で鎮圧しようとする。
そんな演説に、誰が心を開き、聞く耳を持つだろう。
指導者の、武器や武力で威圧する演説ではなく、道徳的で愛の溢れた演説を、
人々は求めているのに・・・
そんな指導者は幻か、映画ストーリーの中にしかいなくなってしまったのか。

欲しいものは時間

先日、自分たちが開催しているオンライン講座で、
(私は何も仕事していないけれど・・・)
若宮正子さんの講演会がありました。

「欲しいものは時間、有り余っているものは好奇心」若宮さんの言葉より

2016年にスマートフォン用ゲームアプリを開発。
アップルCEOのティム・クックから「世界最高齢のアプリ開発者」と紹介されて一躍有名になった方。
とはいえ、私は、Facebookやホームページなども見ることなく、どんな方なのかぜんぜん知りませんでした。

私たちのチームのリーダーか親しくされているということでオンライン講座にお迎えし、
初めてじっくりとお話を伺ったのでした。

そのお話は、とても魅力あふれるものでした。
開発されたゲームに至る知識や技術の話、注目された経緯などの話かと思っていたら大違い!
そんなものは、若宮さんにとっては楽しい遊びのひとつで、大したことはなかったのです。

話は「エストニア」の電子政府のことが中心でした。
領土がなくても、国家は作れる・・・
バルト三国で一番小さい国「エストニア」は世界で最もITの進んでいる国でした。

その興味深い話もさることながら、
若宮さんのこういわれたことが、ものすごく印象に残りました。
「私は有名人になったでしょ。(少しも偉そうに言うのではなく)
どこかの組織の中を見学したくても、
普通の人なら外側からちょっとしか見せてもらえないけれど、
その時私は有名人だったから、エストニアの政府組織の奥深くまで見せてもらえたのです。
だから、有名人でちやほやされるのは、せいぜい1年くらいなので、その間にできる限りいろいろなところに行って、いろいろなものを見てきたいと思ってるんですよ」

そうして、好奇心の塊になって世界中を飛び回る1935年生まれの若宮さんに、
ただただ感心するばかりで聞き入って(見入って)しまいました。

でも、だからって、自分の生活がすぐに変わるわけじゃないのだけど・・・(^^ゞ

若宮さんとは遠く及ばないけれど、私たちだってこんなふうに(^^)v
「おばあちゃんたちのオンラインミーティング」です。
大笑いしながら、あっというまに2時間が・・・
電車の車内を背景に使って、電車に乗ってる気分でおしゃべり。
早くみんなでどこかへ出かけられるようになりたいね・・・と同感しあいました。

今年は桜のころから何度も通るこの道も、すっかり緑が深くなりました。

とっても久しぶりに、庭に子供の声が響きます。
2か月半ぶりに会った孫たち。
もうきびしい自粛生活にもどりませんように・・・

え? いいの?

すっかり自粛生活が身に着いてしまっていて、それはまだまだ、ずっと先までのつもりだった・・・

昨夕、全国すべての「緊急事態宣言」が解除になった。
すると途端に、あんなにクローズばかりだった街中が、右も左も
当たり前に開放されている。
驚きと戸惑いと、不安と、そして若干の喜ばしさと・・・

この写真は、当地のOPAという商業ビルの7階「無印良品」の店舗。
撮影したのは3日前の5月23日土曜日です。通路の写真と、その日購入したもの(^^ゞ

化粧品が切れてしまって、ネットでお店を調べたら「開いてるんだ!」と喜んで、
いそいそ出掛けていきました。

OPA自体はほとんどのお店が締めているのでエスカレーターは止められていました。
普段は使わないエレベーターで7階に着くと、薄暗い通路の床は写真のよう。
空いていたとはいえ、10分ほど順番を待って店内に入りました。
店内のアナウンスが、コロナ感染症対策を唱え、買い物は短時間でと言っています。
なので、必要なものだけカゴに入れて、見たいものも見ずにレジに並びました。

でも今日は(ボディシャンプーを買い忘れていて)・・・ 
ぜ~んぜん、何の規制もない。
いつものエスカレーターに乗ると、どのフロアーも全部の店舗が開店していました。

昨夕の「解除」で、すぐに開店準備をしたのだろうか。
それとも、お店側は分かっていたので少し前から準備していたのだろうか?
いつもの通り、どのお店も商品が賑やかで、お客の姿もたくさん見えました。

え、なんだか・・・ そんなに急には、ついていけない・・・

賑やかな駅周辺の通り、カフェも飲食店もみな開店していました。
いつも行くカフェは、
冷たい飲み物を飲みながら談笑している人たちで席が埋まっています。
どのテーブルの上にも、外したマスクが置かれていて、ちょっと可笑しかったけれど。

どうか、この風景が幻になりませんように。
このまま、当たり前の日常がゆっくりでいいから戻ってきますように。

Instagramに載せた写真です。

不要不急

ネットやTVなどで耳目に触れたことを「面白い!」と思う瞬間は多いのに、
あっという間に忘れてしまう。
だから、余裕があればその辺のメモ用紙、あるいはiPhoneに、
書き留めておくこともあるけれど、それはたったの1割程度です。

今、テーブルの上のメモ用紙を見たらこんなことが書いてありました。

養老孟子 「今の自分自体が不要不急」

高齢者と呼ばれる立場にいると、
そんな投げやりなことを言いたくなるのです、きっと。
養老さんが不要不急扱いのわけはないけれど、
振り返って、私自身が「あなたは不要不急です」と言われないように、
ちゃんと生活しよう!
「ちゃんと」の意味が自分でも分からないけれど・・・

そういえば、こんな言葉もどこかで見ました。

不要不急の脂肪

自粛生活は体重オーバーの危険信号。
その余分なものは「不要不急の脂肪」だそうです。
気を付けよう!

不要不急の脂肪を避けるためにも、今日も新緑を浴びにいきました。

日曜日なのと、少しずつ気持ちが放たれてきているので、
まだ9時台なのに訪れている人が多かったです。
新緑は身体や心の隅々までみずみずしくしてくれます。

立ち入り禁止・・・のロープです。

どこからともなく、タイワンリスが数匹近寄ってきました。
足元まで近づくのは、誰かが餌をあげているせいかも。
「私はなにも持ってないよ」と言ったら、沼地の林に帰っていきました。

またひとつ

レナウンが民事更生法を申請した・・・

直接の原因はコロナでも、
すでに会社は厳しい経営状態にあったのだろうな、と。

私たちの青春時代、
レナウンはいろいろなブランドを冠にファッションをリードしていた。
それはそれは、特別なアパレル企業でした。
だから、え?とテレビのニュースを二度見するくらい、ビックリだった。

すぐに頭に浮かんできたCM曲
♪レーナウーン レナウン レナウン
♪おしゃれでシックなレナウン娘が わんさかわんさ・・・

つい、YouTubeで検索してしまった(^^ゞ
自分の青春時代が、また遠くに行ってしまったような気がする。

新しい日常って

新しいものが好きなわけではないので、
日常が新しくなってほしいと思わなかったのに。
新しい日常=New Normal
そういう意識を持たなくてはいけないそうだ。
知識が高く、世論を引っ張っていける力のある人たちは、
これを機に、今までとは違う社会を作っていこう、
今までとは違う意識を育てていこう、、、なんて言うけど。
もう、将来がわずかしか残っていない自分にとって、
そんな新しい日常を生きていく元気は、ぜんぜんありません・・・

心の重たさが日に日に増大していくのです。
どうしよう・・・

買い物に行くのに、ものすごく大回りしています。
歩きながら気が付くのは、マスクをしないで歩く人が目立つようになったこと。
今まで、あまり人がいなかったようなところで人とすれ違うようになったこと。
それは、きっと良いことなのだろう、と思うようにしています。

ほんとうに良い季節!
まあ、ちょっと駆け足で夏がきちゃったみたいなのは困るけれど。

先日(5/12)さくらがお空へ行って5年目を迎えました。
大きな喪失感は、いつの間にか5人の孫が癒してくれるようになり、
さくらのいない我が家が当たり前の風景になってしまったけれど、
今はその、孫たちにずっと会えていない。
心を癒してくれるものが、み~んな手の届かないところに・・・

さくらが大好きだった新林公園のこの小道。
今は、手入れがたいへんなのか、ここで通行止めになっていて、先には入れません。
すごく良い道だったのにな~

横っちょの方から少しだけ入って(勝手に・・・)森林浴。
気持ちよかったです。

なんとか、心を持ち上げられるものを見つけなくちゃね~

まねしツグミ

さんぽ道に最近はあまり書いていないけれど、映画はずっと観ています。

どの映画も心に何かしらの余韻を残してくれます。
(たまに、時間の無駄をしちゃった、と思うこともあるけれど)
昔観た映画は、細かいところを忘れて(肝心のところを忘れて・・・)
また観直しては、ああそうだったとまた感動するのでした。

このところ、そんな風に見直した映画は・・・
「レナードの朝」「フィールド・オブ・ドリームス」
「グッド・ウィル・ハンティング」「ユージュアル・サスペクツ」等など…

「マンダロリアン」を4回観て、そこは一旦休息に入ったこともあり(^^ゞ

そんな中、
Amazonプライムに並んでいた洋画の中に「アラバマ物語」を見つけました。
何かに惹かれるように、昨夜はこの古いモノクロ映画の世界へ。
初めてでしたが、良かったです。とても深く打たれました。

映画の紹介はウィキペディアからコピーさせてもらいます(手抜きだ!)


『アラバマ物語』(アラバマものがたり、原題: To Kill a Mockingbird)は、1962年製作のアメリカ映画。グレゴリー・ペック主演。人種差別が根強く残る1930年代のアメリカ南部で、白人女性への性的暴行容疑で逮捕された黒人青年の事件を担当する弁護士アティカス・フィンチの物語。当時の出来事を、後に成長した娘のスカウトが回想するという形式をとっている。
物語はアティカスが担当した裁判を中心に展開するが、この作品は単なる法廷ドラマに終わらず、子供の視点から見た大人の世界や、周囲の人々に対する純粋な好奇心などをノスタルジックに描いている。


私が中学生だったころの作品?
その頃に作られた映画がずっと現在まで、人々に感動を与え、
映画の中に描かれたひとつひとつが、今も変わらずに通じてしまう。
世の中が変わっても、人の本質は変わっていないのだとあらためて思います。

でもタイトルが「アラバマ物語」って、いったい誰が付けたのか。意味不明。
原題こそが、この映画の言おうとしていることを表しているのに。

「青カケスは撃ってもいいけど、Mockingbird(まねしツグミ)は殺してはいけない。彼らは私達を歌で楽しませる以外何もしないのだから」

物語の後半に出てくる重要な男の役は若きロバート・デュバルでした。
観終わってから知ってびっくりでした。
今の姿からは想像できない・・・ 良かったです。

仮設医療施設の建築中

ちょっと歩いてこよう。と思っても、結局いつもと同じような場所。
自宅から、「ちょっと」だと方角が決まってしまいます。
そんな場所の一つです。昨日の散策写真から・・・

少し前、ここに重要な施設ができるというニュースがありました。


黒岩神奈川県知事は、武田薬品工業が管理する「湘南ヘルスイノベーションパーク」(湘南アイパーク)=村岡東=の敷地内に仮設医療施設を設置する方針を明らかにした。県によると180床規模を想定したプレハブ平屋の建物で、5月上旬の運用開始を目指すとしている。


もう形はできているのかな? どのへんだろう?
興味まるだしで美しく整備された舗道をあるいていきました。

舗道はところどころ、小さなベンチと藤棚があります。
藤の花はこぶりだったけれど、でも何とも言えない紫色。
この先の大船フラワーセンターも、きっと美しいだろうな~
もちろん、今は閉鎖中。
どこの花たちも、誰にも見てもらえずに終わりを迎えてしまう・・・

フェンスの向こうでクレーン車が働いていました。
ああ、きっとあそこに出来上がるのだな。
好奇心がふくらんで、もうちょっと扉の近くに行きたかったけれど、
守衛さんがしっかり扉の横に立っていて、私のことを見ていたので、
道路からiPhoneを望遠にして撮りました。
ほんとに、おばさんはこれだから・・・(^^ゞ

軽症の患者を受け入れできる、という話です。
隣に大きな総合病院があって、そこが治療を担当するとか。
感染症拡大を少しでもストップさせ、
多くの人々の命を守る施設となりますように。

用事を思い出して、ここで自宅へUターン。
1時間ほどの散策で、大した距離ではなかったけれど、やはり歩くとスッキリします。