楽園のカンヴァス

良く聞き、良く知っている作家の本なら手にも取るけれど、
まったく知らない作家の本など、
以前だったら手に取るなんてあり得なかった。

でもKindelで本を買うようになって、
★の数とみんなが書くレビューが選択の基準になったので、
知らない作家でも読む機会が出てきました。

そんな本のひとつ。

原田マハ 著 「楽園のカンヴァス」 2012年

そういえば「カフーを待ちわびて」というタイトルは耳に覚えがありました。
映画にもなったからかな。
その小説を書いた作家だそうだけれど、知らなかった。

「楽園のカンヴァス」の主人公は・・・
アンリ・ルソー、そしてその作品の「夢」・・・

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小説の中には、ルソーやピカソ、そして絵。熱い息吹が溢れるように。
こんな視点の小説は初めてでした。
ドキドキしながら、一気に読みました。

私自身は、ピカソが一番好きで、ルソーも好きです。
いろいろな絵画展で、その作家たちの作品も見てきました。
多少だけれど、作家たちの人生も聞きかじって(読みかじって)います。
でも、そんなことは少しも興味無かった人でも、とても面白く読める本です。
ミステリーのような展開も追いかけているので、
先が気になって止められません。
恋愛小説が読みたい人にも、満足できるかも。

ということで、体調ダウン中に浸っていた本でした。

20140831rakuen

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晴れのち曇り のち晴れ?

朝日が眩しいなんて、いつ以来だろう?
今朝、ベッドを出ると窓から指す光に思わず腕をかざしてしまった。

イマイチの体調を復活させるには、
庭仕事が一番なのかも?と気が付いて、
午前中はずっと雑草の刈り取りをしていた。
そう、夏の猛暑の前にあえなく退却していた我が庭は、
雑草が思うままに生い茂る「ぼうぼう庭」へと変貌していた。

久しぶりの体力では2時間が限度。
それでも、そのおかげでやっと気力が戻ってきました。
これで、明日はみなとみらい21まで出かけられるかな?
明日こそ、行かなくちゃ!

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雑草も小さな花に覆われて・・・ ちょっと可愛い?

ボブ・マーリーをずっと流していたiPhoneで撮影。
一眼レフを出して撮ってあげれば、雑草ももっときれいに撮れるのにね。手抜き・・・