召した方?

今日の電車内でのこと。
座っていた私の横のサラリーマン二人の会話で、
耳に入ってきた言葉に、ちょっと考えてしまった。

「お年を召した方に・・・・・・・」

30歳くらいの男性が隣の40代くらいの男性へ、
仕事がらみで、そんなことを話していました。
顧客ターゲットに対する、何かのセールスのような感じかな。

そして思う。『お年を召した方』って何歳くらいなんだろう?
私もお年を召した方の中に入るのかな?
それとも、もっと上の80代とか90代とか?
あるいは、還暦過ぎた60代以上を?

なんか、気になって悩ましい。
「70代以上の方に・・・」とか「80代以上の方に・・・」
とか、具体的に言わないと分からないじゃん!

まあ、その方たちがどんな年代を相手にした会話なのか、
私にはまったく関係ないのだけど、
「お年を召す」という言葉遣いが、なんとも日本らしくて、
そして、ある意味優しい? ある意味曖昧? ある意味へつらい言葉?
な~んて考えては、車内での退屈しのぎをしていました。

早朝から出かけ、お昼過ぎに地元駅に帰ってきたので、
お腹がすいて駅ビルの鎌倉パスタでランチになりました。

こちらは先日、新宿のホテル、41階からの風景です。

1日がかりの大きな予定を終えて、地元へ帰宅したとき、
と~ってもホッとしました。
いいな~ 地元は。
ほど良く田舎で、ほど良く街で、
十分便利で、どこにも出ていかなくても何も困らない。
広々とした空と、建物と建物との空間があるし、
広がる畑、緑の谷戸、そう海もあった。
高層のビル(マンション)もまだまだほとんどない。
この街で良かった。

らぬき

ら抜き言葉を正そうとして、テレビなどでは修正しているのを目にします。

ニュースやいろいろな番組で、
「食べれます」と話す人の言葉に、
テロップ(字幕)では「食べられます」と書かれていることなどです。

日本語では、「食べれる」は、ら抜き言葉。正しくないのです。

「ニンジンだって食べれる」⇒「ニンジンだって食べられる」
「古臭いけどまだ着れる」⇒「古臭いけどまだ着られる」
「ビンのふたも開けれる」⇒「ビンのふたも開けられる」

私は比較的ら抜きでは言っていない気がするけれど、
でも時々、「食べれるよ」と孫などに言ったりしていて、
あ!と思うことがあります。
正しい日本語を使いたいから。

だけど・・・ ちょっと前のテレビの字幕。
全体の会話は忘れてしまったけれど、
出ている人が「(乗り物に)乗れるようになった」と言ったら、
そのテロップ(字幕)に「(乗り物に)乗られるようになった」と出ていたのです。

うむ・・・ それってどうなの?
「地下鉄に乗れるようになった」は間違いで
「地下鉄に乗られるようになった」が正しい?
う~ん、違うような気がするのだけど。
テレビのお節介・・・ではない?

今日はスタバで軽食を。
友人の中に、毎日のように駅のスタバに寄っている人がいるけれど、
私は1年以上は行っていなかった。
ということで、本日は久しぶりの辻堂で、久しぶりのスタバでした。

で、マグカップでアイスコーヒー
似合わなかったかな。
そして、無意識に取って来たストロー(紙製です)は、
あれ?マグカップにストローって、ちょっと違う・・・と思って、
使わずに飲みました。

若者の文章力

少し前の新聞に、
今の若者の文章が(大学生のレポートだとか)
あまりにひどい、、、という記事がありました。
主語が無い、接続語が貧困、句読点がない、短い、
結果的に文章の意味が分からない・・・

その記事では、最も大きな原因は、大量にやりとりをするSNSの、
特異なメッセージ形態のせいだと結論づけていました。
あとは、本を読まない、ということも含めていましたが。

確かにあるかも、です。
LINEなどでのやりとりは、文章を書くというのとはぜんぜん違うから。

でも、、、、そうかなあ?と思ってしまった。

もう10年も20年も前から、
若い人たちの、仕事で使うメールの文章がひどいものだと言われました。
たとえば、上司に送るメールがあまりに幼稚だとか。

いつの時代も、若い人たちは自分たちだけの言葉の世界を作ります。
ポケベルの符号なんか、その最たるもの。

そして、いつの時代も、文章の下手な人が全体の何%かを占めます。
その反対に、見事な文章をつづる人も全体の何%か、必ずいます。

新聞で読んだ小学生の読者投稿で、
その内容の深さやまとめ方にに驚いたのは、つい最近のことでした。

また、ブログなどで、たまに若い人の文章を読むことがありますが、
個性豊かで、表現力も文章力も新鮮で面白く、感心します。

マスコミは、たまたまどこかの大学のレポートで、
ひどい文章がやり玉に挙がったことで、面白い記事にまとめただけ。
その原因をSNSにしたかっただけ。

なんて思ってしまったけれど、違うかな?

先日の仙石原で。落ち葉のまわりに氷がグルリ。

”あ”って何?

少し前なのですが、時間つぶしに流し見していたニュースアプリから
たどり着いたブログに興味深いことが書いてありました。

そういえば、確かによく聞くし、私も使うかもしれない、
話し始めるときになんとなく使ってしまう”あ”のことです。

例えば、
「あ、ありがとう~」 「あ、すいませ~ん」
「あ、そうだったのね」 「あ、それでいいです」
「あ、ダメかも」 「あ、わかりました」 「あ、はい」 「あ、いえ」

どうでしょう?
身近な会話を気をつけて聞いていれば、きっと誰かしらが使っています。
もちろん自分を含めて・・・

ブログでは、この”あ”が、外国の人に難解なのだと書いてありました。
「ありがとう」「すいません」「そうですね」は分かるので訳せるが
その前にある”あ”は、どうやって訳せばいいのだ?と。

なるほど、確かに。

きっと、なにがしかのニュアンスがあるのだろうけれど、
それは特定されているわけでなく、
「否定したい」もあれば、「納得していない」「不満」もあるだろうし、
反対に「納得した」も「了解した」もあるだろう。
単純に、話始めるタイミングを合わせるための掛け声も?

日本人って、実は面倒な国民性を持ってることが、
こんなところに見え隠れするのかもです。

あ、偉そうなこと書いてる・・・

珍しく、ランチの写真を撮りました。
というより、一人のランチはかなり久しぶりだったから。
雑用がいっぱいあってあっちこっち。午前で終わらなくて、
お腹がすきそうだったので、駅ビルでパスタを。
サラダパスタランチ。野菜たっぷりで美味しかったです。

「メンドくさい」を言わない運動

推奨しています(?)
日々の中で、「メンドくさい(面倒くさい)」を言わない運動です。
まあ、身の回りの人を巻き込んでるだけで・・・
そして、たいていは無視されますが・・・

私の連れ合いは、なんでもかんでも「メンドくさい」のです。
だから、物をあまり仕舞いません。
「すぐ使うから、片付けるのは面倒だ」なのだそうですが、
日に1度使えば良い方で、何日も触った形跡のないものでも、
そのまま置きっぱなしになります。(すぐ使わないじゃん)
なので、黙って私が片付けてしまいます。

仕事仲間や、いろいろな現場で、
「それって面倒だ」というような言葉を聞くと、
「面倒と思わないでやれば、なんでもない」と提案します。
が、話はたいてい宙を通り抜けてしまいます。

ところで、現代は声を発するのも面倒らしく、
短縮語がますます勢力を広げています。
たとえば、複数の人からO157が検出された例のニュースで、
罹った人が食べたのは同じ製造元のポテトサラダだった(らしい)と、
繰り返し報道されていました。
そんな中、民放のニュース番組に出ていた見出しには
「・・・ポテサラ・・・」と大きく書かれていて、
思わず目が固まってしまった!

ニュース番組のタイトル文字に「ポテサラ」って・・・
「ポテトサラダ」って書いて欲しい!
若者たちが会話の中で「今日のランチのポテサラはさあ~」って言うのとは、
言葉の重さの違う場所なのに。

番組の制作者が面倒だったのか?
それとも、視聴者に受けいれやすい、と思ったのか?
もしそうなら、視聴者は軽く見られているわけです。これは怒るべき。

短縮語は「面倒だから」の最たるものだと思います。
早く結論を言いたいために、分かってもらえる単語はできるだけ短くする。
だけど、それでいいのかな?
「心の丁寧さが欠ける」よね、って思ってしまう。
例えば・・・元の言葉、分かりますか?

・セトリ
・レンチン
・チャリコン
・エイハラ
・クレカ
・ボッチ
・クロゲン
・コスパ
・セカオワ
・トレエン
・カラバリ
・ドイタマ
・ツンデレ
・おたおめ
などなど・・・

短縮語=メンドくさいから
ではないのかもしれないけれど、
ほんのちょっとでも「面倒だから」という気持ちならば、
あなたは、年を取ったとき、誰よりも早く老化します。

身の回りのものを、より面倒にしておくことが、
老化をストップさせることに、必ず役立ちます・・・
って思うのよね。違うかなあ~

「メンドくさい」を言わない運動、がんばりましょう!

「なさる」「される」???

夕べ、寝るときから気になって、
朝の家事を終えて、とにかく書いておこう・・・と。

「逝去なさった同期生」と、はがきの通りにここに書いたけど、
あとでアップされたものを読み直して、なんだかおかしいなと落ち着かない。

「逝去された同期生」ではないのだろうか?

「〇〇なさる」の「なさる」は自発的にされたことを丁寧語で言うときの言葉。
・あのお方のお描きなさるものは、高貴なものばかりです
みたいな・・・

「逝去」は自発的にされることではないので、
「逝去された」がしっくりくる気がするけど・・・

だからこのはがきの場合「逝去された同期生」の方が読みやすいのでは?
違うかな???
より丁寧にしたかったら、「ご逝去された同期生」とか・・・

って、「言葉」が気になるクセは相変わらずです。

ローバとロージー

二つ下のエントリーに
「もうすぐ、老婆になっちゃわないかと、心配・・・」と書いて、
これを読み直したときに、「ん?」と思いました。

「老婆(ろうば)」は普通だけれど「老爺(ろうじい)」って言うかな?と。

ネットの辞書で見てみたら、これは私の無知でした。
「老爺」と書いて「ろうや」
意味は「年をとった男性。老翁。 」
そう、もちろん男性の老人のことです。
ちゃんとありました。

しかし、やっぱりほとんど使われていなくない?
歳をとった女性は「老婆」で、普通に聞くけれど、
歳をとった男性は「老人」と言われているような?
なんだか、女性ばっかり醜く表現していない?

なんてことを、ちょっとブツブツっと思ってしまいました。

ちなみに、こんな言葉もありました。
「翁媼(おうおう)」
意味「おじいさんとおばあさん。」
高砂人形のあの二人が、まさしく翁と媼で、
おめでたい姿のおじいさんとおばあさんです。

行けたら行くね

「行けたら行く」は「行かない」ってこと!

女性のどのくらいの割合が、
「行けたら行く」は「行かない」ということと同じなのか。
そんなアンケートをまとめたページを見て、ふむ・・・と。

【自分にとって
「行けたら行く」は、「行けない」もしくは「行かない」という意味だ】

Yes:61.9%
No:38.1%

あらためて振り返ってみました。私はどうかな~?と。

「行けたら行きます」「行けたら行くね」
そんな返事をしたときって、
確実に言えることは、
ほとんどの場合「行く努力」をしていない、ということ。

つまり、
例外はあるにしても、
ほとんど、行かない・・・のだな~と。

だったら「行けません」って返事すればよいものを、
一応は「努力してみます」とポーズしているのね。
きっぱり断るのは申し訳ないし、
もしかしたら、行けるかもしれないし・・・
これって、日本人特有な「曖昧表現」の最たるもの。

「行けたら行きます」
「見れたら見ます」
「読めたら読んでみます」
「やれたらやってみます」
「書けたら書いておきます」
(私の日常から抜粋・・・)

う~ん、努力する気ないじゃないのね!(反省)

能天気と天然ボケと

会話の中で、ふっと「ノーテンキだものね」という言葉を使い、
自分でハッ!としました。

ん? 「ノーテンキ」って死語?

確かに最近はほとんど聞かない。

では最近はなんて言えばいいのか?
もしかして「テンネン」という言葉がその代わりだろうか?
ちょっと違う気がするけれども・・・?

「彼女はテンネンだから」という表現。
その「テンネン」っていったい何だろう?
あらためて、語源が何か? 意味は何か?と気になりました。

それで、調べてみました(って言っても、インターネットで簡単に)

【ノーテンキ】
能天気のこと。
「能天気」というのは、のんきで気楽な人などを形容するのに使われる言葉。

【テンネン】
性格や行動が極楽とんぼで能天気でおめでたいこと。→天然ボケ

そっか・・・ 天然ボケね~

で、やっぱり同じだわ、と納得です。
だから「ノーテンキ」は聞かれなくなり、
「テンネン」が一般的な表現になりつつあるのね。

言葉は時とともに移り変わる・・・のです。
味のある言葉が消えてしまうのは寂しい。
一度消えたら復活は難しいものね。

『能天気が普及したのは古く、江戸時代の書物には既に使われている』
「ノーテンキ、能天気」消えないことを願って・・・

20150124pasta1

今夜は故有って鎌倉パスタです。
生めんを使う鎌倉パスタ。ちょっと独特な風味のパスタです。
焼き立てパンは食べ放題。
だからね・・・  食べ過ぎた (ーー;)

20150124pasta2

 

解放感でダラダラと長文

あ~ 体の力が抜けて、今夜はなんだか脱力中。

いろいろな仕事に追われ追われながら、
毎日やりくりしながら迎えた今日。今年のお仕事が終わりました。

ほんとうは28日も臨時の会議になってしまったけれど、
心を決して「その日はすみません」と断って(ごめんなさい・・・)
予定通り今日が最終日になりました。

さんぽ道も、今年はずっとそんな個人的な仕事の話ばかり。
そうでなければ、大好きなエンタメ話題とおいしいランチばかり。
世の中には、いろいろなことが起きて、目をそむけてはいけないのに、
何一つ文章にすることもできず、みんな素通りで空っぽな話が続く。
それに、思えば今年は一度も「旅」をしていない。
心を洗うような旅の話も一つもない。
(そもそもエントリーに「旅」が無いものね)

その昔は、さんぽ道ももうちょっと中身があったのに・・・多分・・・
来年は、もう少し深みのある話を書き続けてみたいものです。
(無理か・・・・?)
(いえ、がんばろう!)

ところで、昨日はサロンの最終日でクリスマスパーティでした。

20141225waiwaixmas1

サンタさんまでやってきて(リーダーの仮装です)
楽しい時間を過ごしました。
まあ、準備(主に飲食)は大変だったけれど。

食料はみなダイエーに予約しておいて、買い出しです。
そういえば、ダイエーはとうとうその名前が消えるのね。
藤沢駅そばのダイエーは、イオンになるのかな?
ダイエーから一時トポスという名前のスーパーになり、
建て直ししてまたダイエーに戻ったというのに。
イオンという名前はもういいかなあ? あちこち有り過ぎだから。
仕方ないけれど、なんだかなあ、という感じです。

それから今日の最終仕事は、PPT(パワーポイント)講座の講師でした。
なんと受講生はシニアじゃありません。大学生です!
思えば、学生だけを対象とする講座の講師は初体験でした。

20141226wakamono

トヨタ財団の助成事業として企画された学生たち向けのプログラム。
私は彼らが2月末に行うプレゼンテーションで、
PPTをどのように使えば、より良いものになるかを講習したのでした。

たまには若い人たちの講座も楽しかった。
しかし、今の若い人たちってどうしてあんなにかわいいの?
男子も女子も、みんなかわいい。
私たちの若いころって・・・と思わず比較してしまいました。

そんなこんなで・・・今夜はほっとしています。
しばらくは、お仕事忘れて家事に精出します。

ところで、話は違うけれど、
省略語について、またちょっとブツブツ(鳥肌が立つ感覚)したので。

時々ここに書く通り、拒否感を感じる省略語によく出会います。
「コピペ」「デジイチ」「コンデジ」
何度もここでしつこく書いたけど、未だにみんなダメ。

「パワポ(パワーポイント)」もダメです。だからいつもPPTと書きます。

それが増えました。
シニアが使う「イラレ」です。
そういえば、シニアが使う「フォトショ」もダメかも。
若い人たちや、デザインの仕事をしている人たちならば問題ないのだけど。

同じ仲間の女性が、
「イラレ」と省略語を使って、ん?と違和感を感じてしまったのです。
確かに「イラストレーター」と言うのは長いかもしれないけれど、
私たちくらいの年齢で、プロとして使っているわけではないのに、、
「イラレ」は似合わない・・・って思ってしまうのでした。

私って、なんでこんなことに拘ってしまうのだろう。
多少自己嫌悪にもなるのだけれど・・・ ダメなのです。

さあ、気分を変えて!
年末年始、風邪をひかないように気をつけなくちゃね。