ちょっと脱出

ひっそりと自分の生活圏で自粛生活を続けています。
でも、どうしてもの用事のため、熱海まで車を走らせました。
マンションの駐車場はすべて伊豆ナンバー。
そんな中に湘南ナンバーの車を停めるのさえ、ちょっと緊張です。

マンションでの用事を終えて、すぐに出かけました。
糸川沿いのあたみ桜を目指して。う~ん、満開!
きれい! ちょうと満開ピッタリに訪れたことは初めてです。
ほんとだったら、たくさんの桜見物の人が集まるこの時期なのに、
とても空いていました。せっかくなのに。

その後、マリーナまで行きました。
そこにあるあたみ桜はオオカンザクラという種類で、花がもう少し大きかったはず。
初めて見たときは、その美しさに仰天した憧れの桜です。
でも、まだ蕾だったので、残念・・・


翌日、もう一度糸川に行こうと思っていたけれど、目標変更。
熱海梅園を目指すことにしました。
梅園は3回ほど訪ねたことがあるけれど、いつも車かバスでした。
今回はマンションからひたすら歩きました。
距離は大したことは無いのだけど、ず~っとずっと、だらだらの上り坂です。
呼吸機能が弱いから、ひとり黙々と、深呼吸しながら上りました。

この来宮の駅を通ってからが、また勾配が増す上り坂。
まだまだ上ります。
しかし、熱海ってほんとに坂ばかり。
住んでいる人たちの肺機能って、どんなに強いのだろう。

梅園は白梅が真っ盛り。紅梅はあと少しです。
梅にはずっと興味がなかったのです。
でも、この頃は、梅の味わいが好きになりました。
遥か昔から、人々が愛でてきた梅花の良さが、やっと最近分かったかも。

帰り道は、ものすごく楽だった! 早かった!
熱海駅の近くまでは、こんどはひたすら下りだものね。

用事も済ませ、ちょっとしたお別れもあってご挨拶をし、
あっというまの現実から離れた2日間が終わりました。

そうそう、夜はひさしぶりにコンサート状態だった(^^ゞ
ああ、今年の秋のツアーはどうなるのだろう。
って、桜も梅も関係ない話になってしまった・・・

おまけ・・・
熱海の街角で見つけたスヤスヤ犬。

さよならDUCK

「どうしますか?あなたのデジタル遺品」の話の続編です(^^ゞ

自分のパソコン教室を閉室してから、
その時のつながりが切れないようにと、Web上に公開していた教室サイト。
2014年の1月に更新してから、ずっとそのままです。

http://www.duckmama.net/index.html

リニューアルしようと思って作りかけてはいたけれど、
それもほったらかしになりました。
このサイトこそ、クローズしなくてはなりません。
スパムの攻撃を受けたら、見た人に迷惑をかけてしまうし。

重い腰を上げて、先日、サーバーに解約を申し込みました。
「さくらインターネット」のレンタルサーバーを借りて作成し、
年額はたいしたことはないのですが、さらにドメインも取っていました。

支払いの関係で、実際にサーバーからすべてのファイルが削除されるのは、
今年の6月(9月かも?)のようです。
ホームページが無くなり、DUCKmamaのメールアドレスも使えなくなります。
お付き合いいただいたみなさま、ありがとうございました。

ところで・・・
あらためてサイトを見て見ると、なんだか結構いろいろあるのです。
特に、生徒さんに描いていただいたWord絵画は貴重です。

フリー素材として提供していただいているので、
ちょっとした文書、葉書、シールなどに使えます。
ぜひ、今のうちに素敵な絵の数々をダウンロードしてください。
「Word絵画作品集」

http://www.duckmama.net/wordart/index.html

それから、こんな懐かしいページもあります。
「デジカメハイキング」  2005/4月~2009/6月まで
http://www.duckmama.net/album/index.html

ご一緒に散策されたお友達、削除される前にもう一度見てみてくださいね。
みんな、若い!(^^)v
サポーターさんもきっと若かったのでしょうね、お世話かけました。
また、こんな風にみんなで出かけたい・・・

※おまけ・・・
こちらのリンク集のことは完全に忘れていました。
コツコツといろいろなサイトを追加していったページですが、
今はおそらく、70~80%のリンク先は消えていると思います。
うかうかリンク先をクリックすると、もしかしたら怪しいページになっているかもしれません。
危険を避けるため、ページで紹介しているリンク先はクリックしないようにお願いします。

ただ、こんな面倒な作業を続けていたのだ、というお話です(^^ゞ
「お勧めWebSite」
http://www.duckmama.net/osusume/osusumewebsite.htm

2月です

自分の誕生日月の2月は特別な月ですが・・・お目出たくはない。

「お誕生日おめでとう」のメッセージは少しも嬉しくない・・・

誕生日は他の人から祝ってもらうものではないと、年齢を重ねるごとに思います。
違うのです、誕生日は、自分が心から「ありがとう」を言う日なのです。

誰に「ありがとう」と言うのかと言えば、
私を産んでくれた母、そして力を与えてくれた父。
私を支えてくれた兄姉、青春の日から共に生きた夫。
そしてそして、惜しみなく愛する喜びをもらえた子どもたち、孫たち。
それらのすべてを包んでくれている命の源へ、
今日まで生かせてくれてありがとう・・・と。

ところで、今年の節分は明日なのですって。
豆まきの日、間違えないようにしなくちゃ!

こちらは昨日(1月31日)、春のような日差しの新林公園です。
そろそろ梅が咲き始めたかな?と思って寄ってみたけれど、
ここの梅はまだ蕾でした。
でも、あとちょっと。

春がそこまで

iPad/iPhoneのサロンで、自分の担当の時間に、
「どうしますか?あなたのデジタル遺品」というテーマを取り上げました。
なにしろ、講師も受講生もみな世に言う高齢者です。
(世に言う高齢者の範疇に無い人がほとんどだけど)

ある意味で、若者よりももっとデジタルの世界に浸ってきたかもしれない。
何しろ、若者たちが生まれたばかりの頃から、
ずっとコンピューターに触れていた我々の歴史とその資産はとても大きいはず。

いろいろなアカウント、あれもこれもと数え始めたらぞっとします。
いつの間にか増えてしまった自分のアカウントを整理する。
出来るうちにやれることはやり、
やれないことは、後を引き受けてくれる人に分かりやすく整理しておこう。

そんなことを、いろいろなサービスの特徴を例にしながら説明しました。

で!
自分は何もやってない・・・(汗)
ネット上に浮遊する自分のSNSやブログ、Webサイト・・・
天国に、削除ボタンはありませんから・・・

ということで、このさんぽ道ではない、もうひとつのブログ、
「さらさらsarasa」は近々のうちに閉鎖しようかな、と思いました。
何しろ、まったく更新していないし。

そんなこともあって今日は、2005年の2月スタートから、
いったいどんなことを書き綴っていたのだろう? 
削除する前に、一度全部読み直そう・・・とページをクリックしていました。

まずは2005年の1年間をずらーっと読み直しました。
もう、ビックリ! よくまあ、こんな・・・
特に、コメント欄での他の方たちとのやりとりには、
ネットのsarasaになりきって、ちょっとすましたぶりっ子(?)状態で、
読み直すほどに、背中がこそばゆくなりました。
でも、一生懸命だったことは間違いなく、皆さんの話をちゃんと聞いて、
ちゃんと答えていたけれど、だけど・・・ひたすら赤面しかない。

でも、懐かしかった。

それとは別に、今よりもなんと言葉が豊富だったのだろう。
ひとつひとつの事がらや風景、出来事に対して、
感じる思いを表現する言葉が、今よりずーっと豊かだった。
では、今の私はなんなのだろう? 単なる老化で言葉を忘れた?
それとも、年を重ねて物事への感動が激減した・・・? 涙・・・

盛んだったコメントのやりとりに、やがて疲れて、
コメント欄を閉じたのはいつだったのか?
コメントで誰かに褒められることが、一番苦手だったしね~

と・・・1年間を読み直して、まだまだ先は長い。
全部読み直してから、削除・・・・?
うむ、ちょっと、もったいなくなってきた。
これは、赤面ブログだとしても、誰に迷惑かけるわけではなく、
誰のことも何のことも、特に危害を加えていない、はず・・・
たとえ、私がこの世から消えても、こんなブログがネットの海を泳いでいても、
いいかな~(^^ゞ

え! 講習した内容に反してる? いいのかな?

庭の梅が咲き、春を告げています。
半身不随のようになって1年間、でも、春はいつものように来るのです。

宣言の元

1都3県に緊急事態宣言が発令されました。
でも、前回の時とは明らかに、人々の心のありようが違います。
最初の時は、こちらの地域でも、
スーパーの食品などが無くなり、街中は人々の姿が減り寒々しく、
誰もが、これからどうなるのだろう?という不安を抱いていました。

それに比べたら、今は緊張感が感じられず、街も落ち着いています。
この宣言で感染拡大が収まるのかは、誰も懐疑的で、
今の生活レベルをどこまで制限するかの割合は低そうです。

ただ、いろいろな制約のために、苦痛を強いられる人々はいるし、
自由に誰かに会える状況はさらに遠のきました。
苦痛とは違うけれど、人々の「予定」というものも中止が続きます。

私も、その「予定」がキャンセルになり、
とても多くの時間を割いたことが、突然、無になりました。
(無駄になったのとは違いますが)

このチラシ(A4裏表)のデザインを作るのに、どれほどの時間がかかっただろう。
こんな恥ずかしいようなレベルですが、私はデザイナーじゃないし、
おまけに、使っているソフトはWordです。頭だけは必至で使いました。
しかも、藤沢市の各地域の回覧板で既に回されました。
きっと、市民の人たちの多くが目にされていることでしょう。
「中止ですよ~~~」(TT;)

今日は、久しぶりに遠回りで買い出しに行きました。
去年、桜の咲くころにこの道を通ったのが始まりで、
自粛生活の運動不足の解消のために、よく通り抜けた川沿いの道。
1年後の今年の桜も、また自粛生活の中、この道でお花見することになるみたいです。
複雑だ・・・

そして、新林公園のメタセコイヤはすっかり落葉していました。
新芽が一斉に出て、新緑でおおわれる頃もまた訪ねるのだろうな~
自粛生活の中でのお散歩で。

ぐるっと回って市民会館の前を通ったら、
ちょうど成人式をやっていました。
この時は、ホールの中で式典をやっていたのかな?
密を避けて、どんな成人式を開催したのだろう?

何年か経ち、彼らが同期会で顔を合わせたときに、
一番のネタは、この成人式のことになるのかも。

青空の美しい日曜日でした。

※藤沢の成人式は「オンライン成人式」だったそうです。ここはシンボルの場所だったのね。(2021/01/11追記)

2021年 とにかく新年

毎年、三が日のうちに鎌倉の鶴岡八幡宮に初詣へ。
でも今年はそれも叶わず、気持ちが入りません。
だらだらっと過ぎて、もう5日になりました。
遅ればせながら、さんぽ道にもお年賀のイラストを。
iPhoneのアプリ、LINE Cameraでちょちょっと作った手抜きです。
今までならば、Photoshopで加工したりしてたのに、
ほんとに楽ちんになって、いいんだかなんだか?

感染症拡大で、また大変な状況になって、
いったい何時になったら、高齢者の中にいる私は、
自由に出かけられるのか?

という話は置いておいて、
感染症は地球規模の全ての人に脅威をあたえているけれど、
私の脅威はもうひとつある・・・
とにかく、この脳の老化具合が恐ろしい。
もう、何もかも・・・ 日常のささいなことに、
我、呆れかえって言葉も失うこと度々なり・・・

きっと、自粛生活がいけないのだと思う。
毎日、行動範囲が決まっていて、同じところをウロウロ。
家では、同じ高齢者の夫と顔を突き合わせ、
毎日同じような会話だけを続け、
そして同じようにお互いに憤慨して、同じようにため息ついて・・・

うむ、、、お正月なのに、さっぱり盛り上がらない話ばかりだ。
少しは気分を変えて・・・

安土城はいつ建つのか・・・と待っていました。
ここが安土城です。
話はこれから、いよいよ加速されていくことでしょう。
楽しみです。
麒麟はそこには来ないと思う、残念ながら。

と、エンタメの話でまとめる、いつものさんぽ道。
本年もよろしくお願いします。

2020年が終わります

あまりに特別だった2020年も今日で終わります。

とはいえ、特別なのは今年だけではなく、2021年も?・・・
今日は一段と首都圏の感染者数が増えて(日本中かな)
やがてはと予想してたとはいえ、大晦日にこんなニュースが届いてくるのは、
気を許すな!ということですね、きっと。

コーギー川柳という週めくりのカレンダーを、
もう何年も、長く使っています。
いつも、ほっくりと癒されているのですが、2020年の最後の川柳は、
とても意味深いものでした。

「気づいてる?
ひとりじゃできない
笑顔って」

ああ、ほんとだ。
一人で笑顔作ってたら、気持ち悪い人になってしまうかも。
誰かとおしゃべりしたり、誰かがただそばにいるだけでも、
たとえオンラインでモニターの中にいる人たちとでも、
そういった「誰か」という存在があるからこそ、笑顔になれる。

来年は、今年よりいっぱい笑顔になれるのだろうか?
前途多難な予感ですが、かすかな望みを抱いて新年を迎えよう。

そして、もうちょっとさんぽ道の更新も増やせるように、
気力・体力・脳活力
激減しないよう、鍛えよう。

誰のところにも、健康で明るい年が来ますように・・・
来年も、よろしくお願いします。

お弁当の日(^^;)

出掛けるのにコートが必要になり、寝る時には暖かい羽毛布団になりました。
部屋にはストーブ(我が家のメインは灯油のファンヒーター)のファンがうなり、
今年はすでに3回もお鍋を囲みました(二人だけで・・・寂しく・・・)
昼間は気温が高めでも、朝晩は去年の今頃よりも寒いかもです。
そして、コロナウィルスは寒さが好きらしい・・・

まだまだ、じっと潜んで暮らす生活のまま?
あまりに長いこと、そんな風に過ごしているせいで、
ちょっとそこまで出掛けることが、大ごと気分です。
それが、老化を早め、フレイルを加速させ、ボケの進行が止まらないのかも?
う~ん、怖いかな・・・

3月初めに事務所の当番をして、その後事務所は閉鎖。
普段なら3か月に1度はやってくる当番もずっと無くて、
久しぶりになりました。事務所で食べるお弁当が(^^ゞ

チキンカツ弁当です(^^;)
豚より鳥のカツの方が好きです。そして、ムネよりモモのチキンカツが。
テンション上がるランチタイム! 今回はサラダ付き!
長い一日、楽しみは他に無いものね~

ただ、この日は午後はずっとオンラインミーティングの日でした。
普段なら自宅から参加するけれど、この日は事務所から。

会議室には、テーブルに飛沫板が取り付けられています。
その飛沫板にiPadを立てかけて、ミーティングに参加。
仲間の一人が、最近のフィッシング詐欺について解説・・・
オンラインツールはTeamsです。

しかしこの日は、9時から4時半まで、誰も来ない、電話も無い、
もちろん、会議室での会議も無かった。
静かな静かな当番でした。

徒歩で事務所まで行けるので、来月も当番の日があります。
来月もまたチキンカツ弁当にしよう!

爽やかな秋になった

爽やかな空気と澄み渡った空。待ちに待った秋!
とはいえ・・・外出にマスクは欠かせないし、
私は2月21日に電車に乗って以来、公共の乗り物をずっと使っていない。
いくらなんでも、もう、電車に乗ることを断固拒否しているわけではないけれど、
きっかけがないまま、乗るタイミングを逸しています。

そんなわけだから、相変わらず市内から公共の乗り物で外に出ていません。
歩くか、車で出かけられるところまでが行動範囲。

こちらは昨日、まだ空はどんよりしていました。

彼岸花が咲いていました。
白が先に咲いて、赤はまだ蕾でした。

尊い命を自死という形で世の中から掻き消してしまった美しい女優さん、
(私も好きでした)
多くの人が言葉を失い、
もしかしたら、私ももう生きていたくない・・・と思う人が出ても不思議ではない。
感染症のために閉塞されてしまった自分の世界に抵抗できなくなって、
そんな思いを抱いてしまう人が出ないようにと願うばかりです。

やっぱり、どんなときでも、誰かと話すことがとても大切。
話す機会が減った今、余計に感じます。
仕事でのオンラインミーティングではそういう解放感や楽しさはないけれど、
週に1度の友達仲間とのZoomはほんとうに楽しいし、
たまに、娘たちとオンラインで顔を見ながら話す時間も、元気のもとです。
(顔を見て話すということがものすごく大切)

元気のもとというより、痴呆症予防にきっと効果があるはず。
(最近、ほんとうに恐ろしいほど脳内がスカスカに・・・)
(身体のあちこちも、数年前とは歴然と違う・・・)

せっかくの爽やかな2020年の秋を、ちゃんと楽しんでおかなければと!

42

スポーツをTVで見て楽しむことがほとんどなく、
(さんぽ道のカテゴリーにスポーツが無いことにも、自分で呆れます)
それぞれのスポーツのこともよく分かりません。
でも、世間で騒がれると情報がたくさん飛び込んできて、
思わず試合に目を奪われることも多いです。
そして、勝者にも敗者にも戦いのドラマがあったことに感動します。
そんな中、注目されていた大坂選手のマスク。

彼女の生い立ちから栄光までの年月の中で、
最も社会に問いかけたいものがこの黒いマスクに込められていたのでしょう。

スポーツとはあまり縁が無い私ですが、
常に映画を(主にハリウッド映画ですが)配信サービスで観ています。
そして感じます。米映画には人種差別問題を扱ったものがほんとうに多いこと。
なので、あえて意図して選んでいないのに、
人種差別問題を根底にストーリーが展開する映画をたくさん観ていました。

つまり、それほど日常的なことだということ。
そして、向かう方向が違う両者の人々にとって、常に意識している問題なのだということ。

それは、米国の人種差別問題だけではなく、
どの社会にも存在する、人々の心にある「自分は正義だ」という優越感にほかならない。
そういう問題にも、映画は問いを投げています。
もちろん、プロデュース側は商売を考えてのことではありますが。

また、大好きだった「風と共に去りぬ(1939年制作)」が
今になって、黒人差別的な映画だとして配信停止になったりしました。
え?!と驚き、頭の中で映画を振り返れば、
確かに、あたりまえのように白人に仕える黒人たちがいて、
スカーレットたちはその上に立ち、優雅な生活を暮らしていましたから、
差別的な映画としてのターゲットになったのでしょうか。
小説も映画も、素晴らしいと思っていたのに、ショックでした。

ずいぶん前にAmazonプライムビデオのウォッチリストに追加していた「42」という映画を昨日観ました。
追加した時は、黒人差別問題のことは頭になかったですが。
見終わって、とても良い映画だったので、さんぽ道にも紹介したくて。


「42」 (邦題:42 ~世界を変えた男~)
2013年公開
https://youtu.be/toNYuaZpd84
アフリカ系アメリカ人初のメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンを描いた作品です。
その時代、白人だけの大リーグで、黒人が試合に出ることがどれほど困難なことだったか。
彼は、始めは1945年にニグロリーグに入団
(二グロリーグというリーグ戦があることさえ知りませんでした)
やがて、ドジャースの会長(ハリソン・フォードが演じました)が彼をスカウトし、あらゆる辛苦を乗り越えて殿堂入りを果たし、
ロビンソンの背番号「42」は、大リーグで唯一の全球団共通の永久欠番となりました。

根深い差別の憎悪と嫌悪を浴び続けた者、
そして差別を抱き続け排除しようとした者。
それぞれが抱えた痛みと心の変化は、
やがて人々の記憶に永遠に刻まれる物語となったのでした。

2020年8月28日 主演のチャドウィック・ボーズマンさんが亡くなられました。
この映画で初めて見ましたが素晴らしい演技と笑顔。残念です。