手を振る

手の話が続いていたので・・・

「ほぼ日(ほぼ日刊イトイ新聞)」の「今日のダーリン」、
糸井さんが毎日エッセイを書き続けているページです。
iPhoneにアプリを入れてから、毎日読んでいます。

その「今日のダーリン」に、少し前になりますが、
こんな話が書かれていました。

う~ん、、、だいぶ忘れてしまったので、
ちゃんと書き出せないけど・・・

テーマは「手を振る」ということでした。
「手を振る」ということがどんなに素敵なことか、を書いていました。
おーい、と手を振る、
さよならー、と手を振る、
こんにちは~、と手を振る
誰かが自分に手を振っているって、すごく素敵なことなのだと、

いろいろなシーンを紹介し、
日本人は手の表現が下手だ、
もっと手を振ろう、というようなことも書いていたような?
もう読み返せないので、記憶だけですが。

(「今日のダーリン」は1日限りで消えてしまうエッセイなのです。
いさぎよすぎるエッセイ・・・)

それを読んで、ものすごく頷いてしまいました。
友人が私を見つけた途端、遠くから手を振ってくれた時、
なんだか、ちょっと心が温かくなります。
どんな言葉よりもニッコリしてしまいます。
ひらひらと振られた手がとても優しく感じます。

「手を振る」って、とても簡単なことなのに、
言葉よりもたくさん、誰かに笑顔を届けてくれるかもです。
私も、手を振ろう!
もっともっと、たくさん手を振ろう!

今よりもっとおばあちゃんになっても、手を振ろう~

掌(てのひら)掌(たなごころ)

手のひらの真ん中が、かすかに痒いのです。
ここしばらくそんな感じが続いています。
左手ですが、右手もちょっとだけ。

なんでかな? 赤くなったりはしていない。
でも、湿疹の一種だろうか?

ふと考えると、手のひらって「器」だなと思いました。
顔を洗う時は、手のひらにお湯をためる。
化粧水、乳液、洗顔液などなど、瓶から手のひらに移してつかいます。
今の時期、欠かせない日焼け止めクリームも!
シャンプーやリンスももちろん。

毎日、いろいろな液体を手のひらにのせているのだ。
思えば、痒くなっても仕方ないかも。
(そんなことは無いか・・・)

握手するときにも、手のひらは大切な道具。
握った手の暖かさを感じ取るのは、この手のひらから。
もし、手のひらの感覚が鈍かったら、
相手がどんなコミュニケーションを求めているか分からなそう。

・・・って書いたけれど、
久しく握手ってしていなかったかも。
日本人は、特別な場面でしか握手をしない種族だものね。
ビジネスシーンでする握手ではなく、
初めて会ったときの挨拶でする握手ばかりじゃなく、
もっと日常的に、気軽に握手をする習慣があったら良かったかも。

きっと、手のひらが、口より目より先に「よろしく!」と言いあうことだろう。

と、キーボードを打っていますが、掌がやっぱりちょっと痒いです・・・

楽しい会話

「楽しい会話」ってどんな会話なのか、
実は昨日、ふと悟った(大げさだけど)のでした。

というよりも、
いつだったか、インターネット上の誰かの言葉に
「魅力のある会話は、話す(3):聞く(7)の割合から生れる」
というような文章を読んで納得したことがあったけれど、
ほんとうにそうだな~と、
昨夜は仲良しの友人たちと過ごす時間があったので、
その中で思ったことでした。

顧みると、わが夫婦の会話では、
いつも一方的な話が飛んでくるだけで、
会話として成立していないのはこの部分だったと気が付いた。(遅いけど!)
多分、相手の話を聞く気持ちはゼロに近い・・・
私としては話したいことはいっぱいあるのに、いつも飲みこんでしまってる。
耳を傾けてくれることはほとんどない。
なので、楽しくない。

とはいえ、そこが変わる可能性はなさそうです。
諦めるしかないみたい。
楽しい会話は、子供たちが来ているときや、
友人たちと過ごす時間の中で見つけましょう。

人ってほんとうは、「会話のコミュニケーション」がすごく大切なのに・・・ね。

ところで、別の話。
糸井重里さんが「ほぼ日」に書いていました。だいぶ前だけど。

居酒屋さんなどで、若い人たちのグループがすごく賑やかなことについて。
あんなにボリュームが上がるのは、
それぞれが自分の話をして盛り上がって、
相手の話に耳をかたむけていないからだと気が付いた。
自分の話を相手に聞かそうとして、みんながどんどん声が大きくなる。

そんな内容でした。

最近、居酒屋さんやビアホールで、
自分たちの会話が続けられないほど、
ものすごく賑やかなグループに会うことが多くなりました。

糸井さんの言う状況ばかりではなさそうだけど、
でも、たとえ宴席だって「聞く」ということが大切よね。

年を重ねると、誰も、これが難しくなるけれど、
話す前にまず聞こう・・・
楽しい会話をず~っとしていたいものね。

※若い頃、大好きな人の話を、ず~っと聞いているのが好きだった。
あはは、これは別の話(^^ゞ

今日は「山の日」だそうです。いつの間にか出来た祭日。
お盆の休みと重なってどこも渋滞・・・
お天気もいまいちだけれど、楽しんでください。

・・・また長すぎた・・・ 禁を犯してしまった・・・

事務所で

今日は高温注意報だとかで、外の気温は35度超え。
午後にはもっと上がるのかも。
でも、私は今日はずっとエアコンの効いた事務所の中。
事務所当番の一日を過ごします。

おまけに、今日は会議がひとつも入っていない。
どの定例会議も中止になっていて、静かです。
誰もいなくて、ず~っと私ひとりきり。
なんだか、申し訳ないくらいラッキー!

先ほどはいつものようにお弁当を広げ、ゆっくりいただきました。

夏なので(?)野菜をいっぱい食べなくちゃと、
小さなジップロックを追加して、浅漬け野菜や、
昨夜の残りの高野豆腐とモロッコインゲンの煮物も。

午前中はテキストの作成をしていたので、
このあとは、持ち込んだKindleで読書の予定です。

その前に、さきほどメモしたさんぽ道の原稿をアップしておこう。
久しぶりに、ちょっとはなもちならない(?)エッセイかもだけど。


安易だなあ

主役級の人物を記憶喪失にさせたら、
どんな物語でも感動を呼ぶストーリーに作り上げられる。
そこから、いろいろな展開に広げられる。
平坦だったドラマだって一気に面白くさせることができる。

だけど、ごく日常の中で、身近な人が記憶喪失になったっていう話、
聞いたことがあるだろうか?

癌だとか白血病だとか、またはその他の難病ならば、
身近ではなくても見知った、聞き知った人が罹って戦う姿を目にすることがある。
でも、記憶喪失になった人の話を現実には聞いたことがない。

ドラマではほんとうに安易に、この記憶喪失に罹る。
今も昔も、よくある展開。

だから、そこから生まれていくストーリーに、
私はどうしても素直に感動できないのです。
相当、へそ曲がりなのかな?
だって、どうしても、
「ずるいなあ~ 手抜きだなあ~」って思ってしまうのです。

朝の連続ドラマの展開を横目で見ていての感想です。
いつも、洗濯や掃除などの合間に、
夫の見ているテレビ画面から流れてくる音声を耳にし、
おおよその話の流れをつかんでいるので・・・
ドラマのファンの方には不快な話をしたかもだけど。

5月が終わる

今日で5月が終わってしまいます。
ゴールデンウィークからスタートした5月、
私にとっても、多種多様の日々が続いていました。
ジェットコースターさながらに・・・

もう若くないので、体力に余裕がありません。
6月は少し落ち着いて過ごせればいいけれど。
そして、楽しいことだけおきてくれたらいいな。
贅沢言ってます。

世の中のさまざまなニュースに出会うたびに、
思うことがふくらみ、
街にでれば、いろいろなものを目にして更に思うことがふくらみ、
本を読めば・・・
映画を観れば・・・
誰かに会えば・・・
何かをすれば・・・
胸の中に言葉は連なるけれど、
キーボードを打って文字を綴ることの気力の要ること!

さんぽ道も、そんな中で風前の灯火になりましたが、
(FacebookやInstagramで写真をアップしたりして満足するせいかも)
20周年まで、あと1年半・・・がんばりたい・・・

ところで、どこかで見つけた誰かのエッセイ・・・

全てのエッセイは自慢である、
ということを書かれたのは井上ひさしさん
「こんな変わった体験をした」
「こんな失敗をしてしまった」
であっても、それはある種のリア充自慢
「私はこんなユニークなものの見方ができる」
「こんな教養を持っている」……もみな自慢

目からうろこのようでした。
今は、その「自慢」が溢れかえっている世の中。
そういえば、シニアが集まれば「病気自慢」なんていうのもあるし。

20年続けるつもりのさんぽ道も「自慢の大全集」となるのです。
それもいいかも、がんばろう。

冷たい雨の日のこと

その日は冷たい雨が降り、前日までの暖かさが嘘のように寒い日でした。
少し前、4月9日の日曜日の事です。

2008年から2011年ころ、通い詰めた江の島。
NPOの女性団体の中で、振り回されるように忙しい日々を過ごしていました。
その団体の事務局員として、一緒に仕事していた女性がいました。
あの頃は、代表と副代表と私とその事務局の女性と、
4人が孤立するような形で、戦っていた日々だと言ってもいいくらい。
大きな嵐の中にもまれるように、心をすり減らしていた数年間。

先日、その事務局の女性の訃報が突然飛び込んできて、
葬儀にかけつけたのが、その寒い寒い雨の日曜日でした。
私よりもかなり若い女性でしたが、今年に入って体調を悪くして、
入院治療をされていたのに、その甲斐もなく亡くなったそうです。
訃報を聞いて、私は一瞬息が止まるほど驚きました。

葬儀はしめやかに行われ、
棺の中の少しやせた彼女のお顔にお花を添えて、お別れしました。

そして思うこと・・・
人の一生とは、なんと儚いものだろう、と。

その葬儀の場で、久しぶりにお会いしたあの頃の代表から、
代表の個人的なサーバー情報を教えてほしいとメールが来て、
古いデーターをバックアップしてある外付けHDの中を、
今夜はずっと探していました。
結局、見つからなかったのだけど・・・

古いファイルをひっくり返して、今更ビックリ!
あの女性団体を手伝っていたころの、データー量のすごいこと。
山のようにファイルが保存してありました。
いろいろなことを手伝っていたのだな~
よくやったな~
で、もうこんなこと、出来ないな~
僅か数年前だけど、あの頃の気力・体力、もうありません。
しかも、楽しいと思ってやったことは無かったし・・・

今は、楽しいことしかやらないようにしています。
100%ではないけれど。
そうです。歳を重ねたら、もう残りの人生は無理をしない。
イヤなことは引き受けない。
楽しくないことはやらない。
笑顔になれるようなことだけ、やろう!

心にそう決めているけれど、これがなかなか難しい・・・

葬儀でお見送りした女性は、
何年も前にご主人が先だっていました。
きっと天国で、尽きない話を語り合っていることでしょう。
ご冥福をお祈りします・・・

ほんとうに脳溶症です

今、さんぽ道を1か月ほど遡って確認して、
ああ、やっぱり無い! アップしてない! と気が付きました。

あらためて、写真とともにアップしなおします。
しかし、どうしちゃったんだろう・・・ぞーっとします。

バレンタインデーにいつも届く素敵なプレゼント。
またまた、いろいろな形の袋物。
早速、使っています。ありがとう~

目薬やのど飴を入れていつもバックに。
バックに入らない小物を入れて出かけたり。
それにしても、ほんとうに丁寧に作られていて驚きます。
こんな風にできたら、私も娘やお嫁さんから頼まれたとき、
ちょちょいっと作ってあげられるのに・・・

こんな手作りの時間、もう遥か彼方の遠い世界です。

あと1日

残すところあと1日となった2016年。
世の中を騒がせた話題はいっぱい!
トップに並ぶのはやはりアメリカの大統領選?
ショックだった、というより
これからが本当のショックを与えられるのかも?

直近では、根津甚八さんの訃報にも驚きました。
存在感のある魅力的な俳優さんだったのに。

世の中を騒がせたといえば、ポケモンGOがダントツ!
小さな子供から、中高年、高齢者まで、年代を問わない。
街のあちこちで、スマートフォンの画面をひたすら叩く人を見かけたし、
観光地のベンチなどにずらっと並ぶ若者や大人たちは、
実はみんなポケモンGOをやっていた。

ゲームが大ブレイクしたのは、今年の7月ごろ。
ちょうど私は、娘たちの出産大騒動の真っ只中でした。
そうでなかったら、きっと私もゲームをインストールして、
とりあえず遊んでいたと思うけれど、
そういう状況なので、完全に乗り損なって、
そのまま、まったく触れないままでいます。

遊んでいる仲間たちは、いろいろなテクニックの話が弾んだりして、
みんなとても楽しそう。

ただ、さすがのポケモンGOも、
最近は若者に飽きられてきたという。
来年はどうなるだろう?

ポケモンは蚊帳の外だった私ですが、
私のiPhoneにはこちらのゲームが、毎日歩みを刻んでいます。

「座ったままではダメですよ、立ち上がって歩きましょう」
という座りすぎ解消を促すアプリStandlandです。
スマートフォンの歩数アプリと連動して、ただ歩くだけです。

Standland

なぞの動物たちがちょっとかわいくて癒されています。
(流行りの表現で)「ゆる~く」楽しんでいます。

次はどんな話題のアプリが現れるのだろう?
iPadやiPhoneの講師をしている以上、情報は仕入れておかないと。
今年も、ほんとうにお世話になりました・・・

そして、来年は、いったいどんな世の中になるのだろう?
少し心配で、少し楽しみな・・・
その前に、自分の健康が一番!
来年も、元気で過ごしたい。誰かのために! みんなのために!

年末に、美容室

昨日、夕方遅くに予約が取れて、
いつもの美容室に行ってきました。

12月は、長女、次女、息子のところの、
3人の孫たちを次々に抱っこする機会が続き、
自分の髪の長さのなんとじゃまなことか、ちょっとイライラ。
仕方なく、髪ゴムを使ってうしろで束ねては、
孫の顔に毛先が触れないように、
伸ばした小さな手の先に髪がひっかからないように、
気を使いながら抱っこしていました。

それで、
冬は基本的に長くしているヘアスタイルをカット!
髪ってとてもあたたかいのです。首元もマフラー並みに。
でも、寒くてもいいからと思い切りバッサリ!

これでお正月に孫たちを抱いても大丈夫。
スッキリしました。でも寒い~

美容師さんが髪を触りながら私に尋ねました。

「来年の抱負、なにか決めました?」

え? 来年の抱負?

【抱負=心の中に持っている計画・決意】

ああ~ 何にもない・・・

美容師さんは、毎年年末になると
来年の抱負を書きだすそうです。
いくつか、箇条書きになるとか。

そうか・・・
最近はそんなこと考えて年を越したこと無いな~
まして、今年は例年にも増して、年の暮れの意識がなかった。
気が付いたら、クリスマスが来てて、
気が付いたら、年末になってた・・・

「宝くじ、買いました?」

え? 宝くじ?

そっか、年末ジャンボがあったな~
でも、そんな単語さえ耳に入らなかった。

美容師さんは買ったそうです。
前後賞合わせると10億当たるとか?

また美容師さんの質問
「もし宝くじが当たったらどうします?」

え~ またまた・・・ そんなこと・・・
想像もつかないじゃない。
思わず、
「ハワイにコンドミニアムでも建てようかな」
と言ったら、美容師さんは笑っていたけれど。

優しい言葉遣いで、優しいイントネーションでしゃべる美容師さん。
ちょっとゆったりとした会話をして、
ヘアもスッキリして、帰路の寒風は苦にならなかった。

そういえば、子供たちとは優しい会話ができるけど、
たった二人きりの我が家の屋根の下。
まるで優しい会話が成り立たっていないかも。
良いか悪いかだけの、殺伐とした会話ばかりの家に戻って、
短くなったヘアを自撮りして、娘たちにLINEで送りました。
「もう、抱っこの時に髪を気にしなくてよくなったよ」と。

娘たちからは「風邪ひかないようにね」と。
子供は優しいなあ。

まあ「茶髪は変わらないね」とも言われたけど(^^ゞ

こんな会話は、殺伐とした夫婦の間にはなかなか産まれない。
子供たちがいて良かった。

【注】夫婦の仲が殺伐としているのではなくて、
夫婦の会話が殺伐としてるのです。
ちょっと違うと、大問題・・・

ざんねん・・・

20161114moon

保険のセールスマン(セールスウーマン)と話をしていました。
もちろん、すでに保険には入っていて、
いろいろ見直しとか、そんなことです。

その中に、「*****10年後に*****」なんて話が続いて、
は~っと、気持ちが鉛になっていく・・・

10年後、私はどうしているだろう?
保険なんて縁のない、あっちの世界にいるかもしれないし、
あっちの世界に行っていなくても、
もう、自力で頑張っていけなくなっているかも?

だけど、今年生まれた孫たちは、
まだやっと10歳です。
この子たちが、もっともっと大きくなるまで、
見守ってあげていたいな~

などなどと、ふと思う・・・
雨で見えないスーパームーンの夜でありました。